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きまぐれな日々

新党「たちあがれ日本」が10日に発足した。

この新党を精力的に追っている『日本がアブナイ!』は、同党の結党会見は突っ込みどころ満載で、何をどこから書いていいかわからないぐらいだと書いているが、同感で、どこから批判していけばよいか、書きながら迷っている。

エントリが長くなりそうなので最初に書いておくと、この「新党」は、自民党がもともと持っていながら、ベクトルの向きが互いに異なる「自主憲法制定」と「消費税大増税」という二つの主張をともにより強調した、いわば自民党の持つ方向性をよりデフォルメしたような政党だ。「真正自民党」という形容がふさわしい。

これと比較すると、たとえば「みんなの党」には、「自主憲法制定」に見られるような復古的・国家主義的な主張はあまり見られず、新自由主義に特化した政党だ。また、ほんの少し前まで平沼赳夫やその子分・城内実、あるいは自民党の安倍晋三、稲田朋美らは、経済政策には関心がほとんどなく、「自主憲法制定」のほか、さまざまな復古的・国家主義的主張にこだわる人々だと思われていた。そのどちらでもない古い自民党を代表するのが、現自民党総裁である谷垣禎一らが属する「保守本流」と見られていて、現在ではその保守本流も新自由主義と新保守主義の影響を強く受けて、谷垣禎一は彼のスタイルには似合わないファイティング・ポーズをとらされているのだが、まさか新自由主義の一流派に属する与謝野馨と、典型的な新保守主義者である平沼赳夫が野合するとは思わなかった。

こんな野合政党にさえ、一部の「リベラル・左派」ブロガーが「反米」という共通項をむりやり抽出して弁護しようとしていたのには呆れたが、この新党の名前「たちあがれ日本」の名付け親が石原慎太郎であり、この石原が新党の強力な応援団長役を務めていることがわかると、「リベラル・左派」ブロガーたちも新党を庇いきれなくなった。

マスコミも、週末以来この「新党」の報道にかなりの時間を割いているが、特にクローズアップされているのが前述の石原慎太郎である。実際、石原慎太郎の興奮ぶりは異様で、石原がこんなに注目されるのは、3年前の東京都知事選の時以来ではないか。

石原の突出は、「リベラル・左派」のブロガー連に新党を立ち上げた平沼赳夫や与謝野馨を弁護する言葉を失わせただけではなく、一部の「真正保守」たちの反発を買っている。たとえば、古くから「さるさる日記」に寝言を書き続けているクライン孝子という産経文化人は、下記のように書いている。

石原東京都知事の今回の新党つくりにおける異様なはしゃぎぶりには、やや違和感を感じます。
これではせっかく発足した新党にもかかわらず、何か魂胆があるのではないかとつい勘ぐりたくなってしまう。
恐らく多くの国民特に無党派層や女性群、そんな印象を持ったのではないかなあ。

(『クライン孝子の日記』 2010年4月10日付より)


当ブログでクライン孝子を取り上げることはほとんどなかったと思うが(ネット内検索をかけたら過去2回だけ取り上げていた)、この人は結構正直なところが面白くて、当ブログを開設する直前の2006年4月1日に、『きっこの日記』の四月馬鹿の記事に騙された時には大笑いしてしまったが、クライン孝子がえらいのはその記事を削除せずに残していることだ。『きっこの日記』の方は、当該記事は数時間で削除し、別の記事に差し替えてしまった。いたずらの記事をわざわざ残しはしなかったわけだ。

今回も、「(石原慎太郎に)何か魂胆があるのではないかとつい勘ぐりたくなってしまう」とはよくぞ書いてくれた。もちろん、悪い魂胆があるに決まっている。

ついでに書くと、このクライン孝子の日記によって、『立ち上がれ!日本』というタイトルの本を竹中平蔵と櫻井よしこが2001年に出していたことを知った。新自由主義の権化・竹中平蔵と、現在では新保守主義の代表的な論客である櫻井よしこがこのような共著を出していたことからわかる通り、かつては新自由主義と新保守主義は表裏一体、不可分の関係にあった。2004年までに出版された本の多くにも、いちいち引用や紹介はしないけれども、そのことがよく指摘されている。

新自由主義者と新保守主義者を分裂させたのは、2005年の「郵政総選挙」における小泉純一郎だった。新自由主義に特化してこの選挙に勝った小泉は、翌年には「皇室は最後の抵抗勢力だ」と発言して、「郵政総選挙」で小泉に自民党から追い出された平沼赳夫の激しい怒りを買ったといわれている。

しかし、日本における新自由主義政治の開祖・中曽根康弘が総理大臣を務めていた80年代には、新自由主義と新保守主義は平和裏に共存していたのである。そして、今回の新党結成に関わった与謝野馨、平沼赳夫、石原慎太郎の三人は、いずれも吉田茂?池田勇人?大平正芳の流れをくむ保守本流でも、岸信介?福田赳夫の流れをくむ保守傍流中の本流でもなく、中曽根康弘の純粋な直系かやや外れているかの微妙な差こそあれ、全員が「保守傍流中の傍流」の政治家である。これに対し、小泉純一郎は福田赳夫の直系で、「保守傍流中の本流」にいた政治家だった。

今回、与謝野馨と平沼赳夫が手を結んだことは、ある意味、新自由主義と新保守主義が分化する以前の中曽根時代への回帰なのだ。復古主義臭が強いのも道理である。

ただ、絶対に忘れてはならないのは、中曽根政権は、発足当初こそ「田中曽根政権」などと揶揄されて支持率も低かったが、1983年の総選挙の惨敗を新自由クラブとの連立で乗り切って以来、徐々に支持率を高め、1986年には衆参同日選挙に圧勝して戦後自民党政権がもっとも支持された時代を築いたことだ。石原慎太郎にしても、1999年の東京都知事選初当選して以来、3度の都知事選にすべて圧勝してきた。3年前の都知事選では、『週刊現代』、『週刊ポスト』、『サンデー毎日』の3誌が毎週石原を批判する特集を組んだし、当ブログも浅野史郎氏支持を打ち出して連日石原を批判する記事を公開したが、全く歯が立たなかった。

今回の「たそがれ新党」に関しては、石原の他に中曽根康弘やナベツネがバックにいることも盛んにいわれているが、彼らを馬鹿にすると泣きを見るぞというコメントもいただいている。30年来日本の政治を歪めてきた中曽根やナベツネに対しては、恨み骨髄でこそあれ、馬鹿にしようがない。彼らの晩年である今、彼らの意図を挫くことによって、せめてもの一矢を報いたいと考える次第だ。与謝野馨や平沼赳夫は、石原や中曽根、ナベツネの操り人形に過ぎないともいえる。

特に平沼赳夫は、記者会見で「(与謝野氏と)共同代表という形か?」と聞かれて、「党首はおれだから、協力してもらうということかな」と答える(JNNのニュースサイトより、『日本がアブナイ!』からの孫引き)など、すっかり「お山の大将」気分全開なのだが、ナベツネや文藝春秋の意図が全く別のところにあることを示しているのが、『文藝春秋』5月号に掲載された、与謝野馨と園田博之による「『たちあがれ日本』結党宣言」である。ここには、社会保障関係費の膨張と、鳩山由紀夫首相による消費税増税論議の封印を批判する文章はあるが、「自主憲法制定」などどこにも出てこない。それどころか、平沼赳夫への言及自体、末尾の方に少しあるだけだ。その部分を引用する。

 我々は現在無所属の平沼赳夫さんと新党の準備をしている。郵政民営化に反対して自民党を除名された平沼さんは、仲間の多くが復党したなかで筋を通して無所属を通されているが、平沼さんも現在の民主党政権の出鱈目な政策に強い危機感を持っている。「民主党は日本を社会主義にする。日本の危機を迎えてタカ派とかハト派とか言っている時代ではない。政治家として長いキャリアを持っている人が自ら日本の政治を過去のしがらみから決別させ、有能な若い人たちの手に渡そう」と考えておられる。最後のご奉公という気持ちで打倒民主のために立ち上がろうとしている。我々は大きな目標では一致できるのだ。

(与謝野馨・園田博之 「たちあがれ日本」結党宣言(『文藝春秋』 2010年5月号掲載)より)


これも突っ込みどころ満載だ。まず、雑誌で9ページ(本文8ページ)に及ぶ長文の記事に、平沼赳夫に言及した部分がこれだけしかないこと。平沼の「タカ派とかハト派とか言っている時代ではない」という言葉が、「『右』も『左』もない」という、以前どっかのブログが愛用していた言葉を思い出させること。「日本の政治を過去のしがらみから決別させ」などと言いながら、バックに中曽根やナベツネがいること。そして、極めつきは「我々は大きな目標では一致できるのだ」という文章である。

与謝野馨と園田博之は、要するに大きくない目標では平沼赳夫とは一致できないと言っているも同然なのだが、では何が大きな目標で、何がそうでない目標なのか。それを考えるヒントが新党の結党趣旨にある。結党趣旨には、「打倒民主党」、「日本復活」、「政界再編」が掲げられている。要するに、彼らにとってはこれらが「大きな目標」であり、「自主憲法制定」や「早期の消費税率引き上げ」は「大きくない目標」なのである。

早い話が、政権の座に返り咲きたい。その目的のためには手段を選ばない。そういう性格の政党ということだ。特に呆れるのは結党趣旨に「政界再編」を掲げていることであり、これが何よりこの政党の志の低さをよく表している。自分たちが天下を取るのではなく、「政界を再編する」のである。要するに、どっか大きなところ(どこかは知らないが)とくっついて、自分たちがやりたいことをやろうというスケベ心がミエミエなのだ。これが、世の人々から尊敬を集める存在であるはずのお年寄りのあるべき姿だとは、とうてい私には思われない。

この新党だが、少なくとも読売新聞の論説記事と文藝春秋の出版物は新党を支援するだろうから、決して馬鹿にできないことは間違いない。しかし、同じ右寄りの週刊誌で、発売日も『週刊文春』と同日の『週刊新潮』は、文春に名をなさしめてなるかとばかり、4月15日号で「『与謝野新党』が『小沢幹事長』と手を組む」という特集を組んでいる。ここでは、「政局音痴『ロートル軍団』の壮大相手は例によって『老害主筆』」(もちろんナベツネのこと)、「大叔父の遺言を守って残留『後藤田正純』板挟みで泣き言『城内実』」などの記事が掲載されている。

「板挟みで泣き言」を言っていると書かれた城内実だが、どういうことかというと、平沼赳夫から年間1千万円の資金提供を受け、傍目から一蓮托生と見られていた城内実は、本音は新党合流に乗り気ではなく、当然のように城内が新党入りするものと思っている平沼や与謝野の期待がたいへんなプレッシャーとなって、後援会の説得にも苦心している城内は、拙速に過ぎる状況で、周囲に「板挟みだ」と漏らしているのだそうだ。記事には「(事情通)」と書かれており、城内実の現状を週刊誌の記者にリークした何者かがいる。城内実には、「保守色が強いから新党入りに二の足を踏んでいる」、あるいは「安倍晋三から新党入りするなと釘を刺されている」という観測も流れているが、それらには城内実ウォッチャーである私は説得力を感じない。特に前者の観測に関しては、前回のエントリにも書いたように、城内実が安倍晋三や平沼赳夫を凌ぐ極右思想の持ち主である以上、あり得ない見方だ。しかし、『週刊新潮』に載った事情通の解説には説得力がある。テレビには、「たちあがれ日本」が結成された10日に浜松市内で街頭演説をする城内実の姿が映し出されており、そこで城内は「立ち上がれ日本」の結成をアピールしつつ、「私は平沼系無所属議員として、平沼先生のお力になりたい」などと、珍妙極まりない街宣をしていたので、画面を見ながら爆笑してしまった。ま、口から生まれていたような手合いにふさわしい街宣だといえる。

ところで、『週刊新潮』の特集の末尾にあるのは、「『小沢一郎』が肉を切らせて骨を切る『衆参ダブル選挙』皮算用」である。衆参同日選挙はさすがにあり得ないと私は思うが、同日選とならず、参院で民主党が単独過半数をとれなかった場合に、与謝野新党(と週刊新潮は表記している)と民主党が連立を組むというシナリオがあると書いている。そして、民主党関係者のコメントとして、「新党結成に不慣れな平沼赳夫が、何かと小沢サイドに相談を持ちかけていて、小沢一郎の側近らが党綱領の作り方などあれこれ相談に乗っている」という情報がリークされている。これも、これまでの小沢一郎の行動パターンからいってあり得ない話ではないし、これこそが中曽根やナベツネの真の狙いでもある。すなわち、自民党の政策をデフォルメしたようなロートル政党「たちあがれ日本」と民主党の連立による、憲法改正と早期の消費税率引き上げの実現。これこそが、このいかさま新党の真の狙いなのである。

もちろんこんな狙いは潰さなければならない。これを潰すためには、参院選でこの政党に1議席たりとも与えないことが必要だ。民主党か自民党か迷う人は、サイコロか鉛筆でも転がして、どちらかに決めれば良かろう。いや別に国民新党でも社民党でも共産党でも構わないけれど、少なくとも選択肢に「たちあがれ日本」など入れないことだ。こんな馬鹿げた政党に議席を与えてしまうと、そこから本当の地獄が始まる。


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PHP研究所から「たちあがれ!日本」という書物が出版されている。それを知っていたのか知らなかったのか。
「たちあがれ日本党」が、腐敗した民主党を国会で追求するのを楽しみにしている。
1年以内に、少なくとも共産党や社民党よりも政党支持率が高くならなければこの新党は失敗。
民主党の支持率は低下し続けているから、将来的にはバラマキ民主党よりも支持率が高くなることを期待したいが。

2010.04.12 09:53 URL | 小沢総書記 #- [ 編集 ]

なぜ900兆の借金を作って消費税を上げないといけなくした自民党が非難されないのか?自民党をつぶすべきではないか?

2010.04.12 10:38 URL | 普通の疑問 #- [ 編集 ]

国民新党にどうにか生き残ってほしいですが、この勢力もまたこれ以上は力をつけることはないようです
民主党にもネオリベやグローバリゼーションが好きそうな人も少なくないようで
これからは自民は解体に向かうか、民主と自民で悪い意味で二大政党制みたいな形に向かうかだと思います
そして、あの公明党がすり寄って政権を取ろうとする
まあどういう状態でも国民新党にはなんとしても生き残ってほしいです

2010.04.12 10:52 URL | マイケル #- [ 編集 ]

「与謝野新党(と週刊新潮は表記している)と民主党が連立を組むというシナリオ」
参院選で民主が後退するとしても、社民と国民新党が伸びる見込みは現状ほぼないので、連立組み替えの可能性は高いと思いますが・・・。今のところ、組み替えの本命はみんなの党、対抗は公明党?
たちあがれ日本と改革クラブは可能性低そうな・・・。改革クラブ影薄いですね。

「野合新党」
平沼が国民新党に入って与謝野がみんなの党に入っていたら、まだ解り易かったですね。平沼は社民と一緒にやりたくないからだとしても、与謝野は何でだろう?

2010.04.12 17:03 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

ただ、新保守主義的な部分は国政の場においてどう表現されうるかというと、せいぜい外国人参政権と夫婦別姓をさしあたり阻止するくらいなんですよね。憲法は近い将来改正されるでしょうが、自主憲法とか前文の改正などというイデオロギー色の強いものではなく、おそらく9条を中心としたものになるでしょうし。

そこで国民新党というのは何なのかという話になってきますよね。この政党が押しとどめているものを見ると、逆に与野党を超えた主流というものが何なのかハッキリ見えてくる気がします。つまるところ、経済的には新自由主義と福祉主義の両立、イデオロギー的にはリベラルとまではいかないにせよ、グローバル化や女性の社会進出を重視すること、外交ではアジアと不必要な摩擦は多さないが、親米基軸は変わらず積極的な国際貢献を行う。このあたりがコンセンサスであり、民主党から国民新党と社民党というタガが外れたとき、協力相手が公明党であれ自民党であれ、進む方向はほぼ予想できるでしょう。今月の文藝春秋における藤原帰一論文は、その方向性を鮮やかに示しています。

2010.04.12 18:50 URL | KYM #- [ 編集 ]

>なぜ900兆の借金を作って消費税を上げないといけなくした自民党が非難されないのか?自民党をつぶすべきではないか?

あー、政府の累積債務900兆円は、国民が将来受け取る債権です。
なお、消費税をいくら増税しても累積債務の返済には結びつきません。
なお、900兆円のうち600兆円は特殊法人を介して民間に貸出されています。この600兆円を返すのは政府から金を借りた大企業や特殊法人です。納税者一般ではありません。(だから景気をよくしなきゃいけない)
のこり300兆円は純粋に政府の債務です。
この額は我が国のGDPより少なく、国家の心配は全くありません。さらにこの300兆円のうち100兆円強はアメリカ政府に貸出されています。返すのはアメリカ政府です。これがドル建てになっているのでドル安で返済額が目減りすることを多くの方が心配しています。(ゼロにはなりませんけどね)

自民党に腹を立てるとしたら、政府債務の返済と消費税増税は何の関係もないのに、我々を騙して消費税増税に持っていこうとしていることです。

近々民主党は特別会計に手を出しますので、我が国政府が赤字どころか大黒字であることが露呈します。

数字がはっきりすれば日本国中怒り狂うでしょう。
数十兆円のムダな大黒字を計上し、通貨の流動性を落として人々を苦しめてきた自民・公明・新自由主義者を断じて許してはなりません。

民主党政権にはもっと豪快なバラマキを期待します。
政府は少なくともあと20~30兆円のバラマキをしないと日本経済は更に悪化していきます。

この辺、亀井さんはよく分かっていますね・・・って、私と同じことを勉強しているので当たり前なんですけど。

2010.04.12 19:15 URL | すにっく #GCA3nAmE [ 編集 ]

「このコメントは管理者の承認待ちです」とありますが、自分の意見・信条にそぐわない投稿があったら、載せないつもりなんですよねえ。このブログ、廃止したら??

2010.04.12 19:20 URL | #- [ 編集 ]

> 新自由主義者と新保守主義者を分裂させたのは、2005年の「郵政総選挙」における小泉純一郎だった。新自由主義に特化してこの選挙に勝った小泉は、翌年には「皇室は最後の抵抗勢力だ」と発言して、「郵政総選挙」で小泉に自民党から追い出された平沼赳夫の激しい怒りを買った。

確かなソースはありますか?
私が検索してみたところ、この話の元ネタはどうやら元皇族の竹田恒泰氏みたいですね。
そして「皇室は抵抗勢力」発言なるものは竹田氏が直接聞いたのではなく「懇意にしている自民党のある国会議員」からの又聞きです。

皇室典範議論の行方4~皇室は最後の抵抗勢力!? - 竹田恒泰日記 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/takebom1024/58850625.html

竹田氏が嘘をついてるとは言いませんが、「自民党の国会議員」が話を作ったり歪曲していないと信じることもできません。
小泉批判、ネオリベ批判はいくらでもおやりになれば結構ですが、このように怪しい話を事実と断定することはかえってkojitakenさんの信用に傷を付けるだけだと思います。

2010.04.12 20:01 URL | 玄倉川 #USldnCAg [ 編集 ]

他人の質問には答えないと言いましたがそれは廃止します(いつもこういう感じで迷走しているのが痛い

>すにっくさん
>国民が受け取る債権
政府が債権を日本国民にしっかり償還する保証はどこにありますか
他人にカネを貸したら返ってこないと思えみたいな考え方も世の中にはありますが
あと自分自身は家計の管理はしていないがためによく分かりませんが、基本的に政府にはカネを貸していないので債権を受け取る権利がそもそもないわけです
それ以上に政府は政界関係者や著名な人には埋め合わせもするかもしれませんが、普通の人はスルーされるかも分かりませんが

2010.04.12 21:56 URL | マイケル #- [ 編集 ]

あとバラマキと言いますが、新幹線や高速道路にしても最後はストロー現象が発生して、かえって地方は凋落します
そして、ゼネコンがウハウハして終了です
安定した雇用や収入がない限りは景気は回復しません

ネットや机上であれば簡単に言えますが、実際には上手くいかない気がします
石川県にある能登半島なんかは冗談抜きで悲惨な状態です
よほど企業にカネを渡して優遇税制でもしない限りは、復活は無理です

もっとも、今の経済状態や社会システムはもう制御不能なレベルに達していると見ていますが

2010.04.12 22:07 URL | マイケル #- [ 編集 ]

地方を救済するためにもやはり、安定した雇用や収入が絶対に必要なわけですが、企業誘致をするためには優遇税制や企業にカネを渡して地方にも拠点を持ってきてほしいと哀願しない限りは無理です
でもそういうことをしても無駄です
中国やインドに出ればもっと旨味はありますし、あるいは地方に拠点を置いたとしても中で働いているのが中国人研修生やどこか他の場所からやってきた、いや、連れて来られた派遣社員が大半だったり、地元の人を雇っていてもフリーターやパートだったりします(例えばイオンがそうです

これでは景気は回復しないです

2010.04.12 22:26 URL | マイケル #- [ 編集 ]

Kojitakenさん、コメントは初めてですがいつも勉強させていただいています。

皆さんも以外と取り上げておられませんが、私は『たちあがれ日本』と聞いた時は、2006年に稲田朋美議員が加藤紘一議員宅への放火事件をネタに笑いを取っていた支持者との集会が『立ち上がれ!日本』だったことを思い出しました。

またイタリアには、時々差別発言が問題になる、ベルルスコ-ニ首相が党首で「頑張れ」という意味の『フォルツァ・イタリア』という政党があったと思いますが、平沼・石原両氏に比べればベルルスコ-ニ首相の言動など可愛いものでしょう。

確かに大連立への警戒感はありますが、ヨ-ロッパの極右政党が排外主義と同時に同一民族内の貧困解消を訴えるのに比べれば、同じ極右でもその視点のない『たちあがれ』レベルの低さには失笑してしまいます。

2010.04.14 14:13 URL | Rasen #- [ 編集 ]

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2011.01.14 02:28  | # [ 編集 ]

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2011.09.26 16:00  | # [ 編集 ]

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2012.08.08 14:45  | # [ 編集 ]













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