きまぐれな日々

今年に入ってから鳩山政権の右傾化がひどい。普天間基地移設問題の件はいまさらいうまでもないが、高校無償化から朝鮮学校を除外すべきだと中井洽拉致問題担当相が言い出し、鳩山由紀夫首相がそれに同調する構えを見せた。その後、昨日未明に産経新聞が「朝鮮学校、一転無償化へ」と報じたが、今朝の朝日新聞は「朝鮮学校、無償化除外へ」と報じた。もし朝日新聞が書く通りの朝鮮学校の無償化除外となるなら、鳩山政権において、中井洽ら極右系の旧民社系が小沢一郎や菅直人らよりも現在政権主流派内で幅を利かせていることを意味する。

なにしろ、普天間基地の問題では、朝日、毎日、共同通信を含めて、全マスコミが「右側」から、と言って悪ければ親米保守の側から鳩山政権に圧力をかける論調を展開しているが、朝鮮学校の無償化対象除外の件になると、産経系列を除くすべてのマスコミが無償化除外はおかしいと主張しているのだ。一方、自民系無所属の城内実衆院議員は、10日の衆院文部科学委員会で、「限度を超えた民族教育に国税を投入するのはいかがなものかと思う」と述べて、事実上朝鮮学校の無償化除外を求めた。政権交代前、ネットではこの城内実を「左側」から応援するのが何年もの長きにわたって流行になっており、私はブログを開設した最初の年である2006年11月以来、一貫してこれを批判してきた。この批判が正しかったことが証明された形だが、城内実応援の旗振り役をつとめてきた人間は恥知らずにも口をつぐんでいる。だが、もしほとんどの大マスメディアさえ批判しているけれども城内実の主張には沿っている右翼的な政策を、政権交代のなった民社国政権が行うことになった場合、旗振りした人間及びそれを黙認した者たちの責任は重く、いつまでも沈黙を続けることは許されない。

政権側がこのていたらくだが、野党・自民党とみんなの党はさらにひどい。両党は10日、教員が違法な政治活動をした場合、3年以下の懲役か100万円以下の罰金を科せられるようにする教育公務員特例法の改正案を衆院に提出した(朝日新聞より引用)。

朝日新聞によると、自民党とみんなの党がこの法案を提出したのは、

北海道教職員組合(北教組)が民主党の小林千代美衆院議員陣営に違法な選挙資金を提供したとされる事件を受けてのことで、自民党の義家弘介参院議員は記者会見で「法律違反の行為を断れる根拠をつくってほしい、という声は教員からもきている」と語った。

とのことである。北教組の事件を政治利用していると言わざるを得ない。北教組の事件に関しては、北海道の中学校教師の方(Shuueiさん)からのメールを3月3日付エントリで紹介したが、そのコメント欄でも議論が展開されているので、それを以下に紹介する。

管理人さんお久しぶりです。私と同じ道民の方のご意見を紹介して下さることを嬉しく思います。

私は、小林議員の問題と石川議員の問題は全く異質な問題だと考えています。

石川議員は、小沢氏の秘書時代における虚偽記載についての違法行為です。

小林議員は、公職選挙法上の違法行為であり、議員の資質を問われる問題であると考えています。

政治的にも道義的にも小林議員が重いと思いますし、議員辞職もやむを得ないと 考えています。

公務員の政治活動の制限は、最高裁判所の判例によっても、 合憲とされている以上、自治労や日教組が自粛するのが当然だと思います。

労働問題に絞るならば、非正規の公務員の待遇を自分達の待遇を削ってでも、格差を是正をする提案を自治体にする姿勢が必要ではないでしょうか…

2010.03.08 20:52 葉隠


>公務員の政治活動の制限は、最高裁判所の判例によっても、 合憲

がーん、知りませんでした。
(何と言う訴訟でしょうか、自分でも調べますが手元に六法がないので・・・)

それにしても、全米の公務員労組が大統領選の候補者支援を公然とやる時代に、日本ではそんな状況だったのか・・・

なんか、日本って、自身無くしちゃいますね・・・北朝鮮かよ、トホホ。

>非正規の公務員の待遇を自分達の待遇を削ってでも、格差を是正をする提案を自治体にする姿勢が必要では

あ、それは下策です。
ダメダメ。

所得格差の是正は下にあわせてはいけません。
あくまで上に近づくものでなければ有害です。
特に公務員の場合、国費負担分はその地域への一方的な流入だし、公務員の消費はその地域の誰かの所得です。
公務員の給料が高いと地味との民間にとって有利です。下がると民間は不利になります。
所得格差の是正は、所得総額と流動性が増大するものでなければ、町の誰かが殺されるので絶対にダメ。

地域経済のダウンサイジングを促す提案はすべて却下されなければなりません。

臨時採用の公務員の待遇についてはこう要求しなければなりません。

1、さっさと正規に採用しろ
2、良い給料をもらえ
3、ついでに地元で金を使え

・・・実は、ついでのはずの3が重要です。

日本は財政は危機でも何でもありませんから、赤字国債でも何でも発行して兎に角金を使わせれば良いのです。
仮に政府の累積債務が1000兆円を突破しても何の問題も起こりません。

2010.03.09 20:22 sonic


小林議員の件は、検察の「狙い撃ち」のターゲットにされた印象は否定できませんが、違反行為があったことは確かなようです。組合の特定政党支持の強要も問題でしょう。

困ったことにこれに便乗して、今月初めの衆院予算委員会で自民党が、教育公務員特例法第18条2項の削除を求めるという憲法違反のとんでもなく筋違いの主張をしています。これは、教員の政治活動に国家公務員と同様に刑事罰を適用できるようにすることを意味します。教育公務員特例法第18条は、「公立学校の教育公務員の政治的行為の制限については、当分の間、地方公務員法第36条の規定にかかわらず、国家公務員の例による」となっているのですが、2項で「違反した者の処罰については国家公務員法第110条第1項の例による趣旨を含むものと解してはならない」と定めていることで、教員が違反した場合は「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が課せられた国家公務員と違い、行政処分に限ることになっているのです。
しかも、この自民党の主張に対して鳩山首相は「もっともな部分はある」「文相に検討をさせる」とか答えているんですから。

そもそもsonicさんもお嘆きのように、多くの先進国では、公務員の地位を利用したり、公務に関連することでなければ、公務員であれ勤務外の政治活動の自由は基本的に認められているんですね。刑事罰を課す国は極めてまれで、国連の自由権規約委員会からも廃止を勧告されています。

2010.03.10 02:22 ぽむ


↑のコメントで書いたことですが。
自民党が動き出しました。
教員の政治活動に罰則 自民、法案を決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100310-00000528-san-pol

更に
教員の政治活動罰則検討…衆院予算委で首相表明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100301-OYT1T01172.htm

教員の罰則強化、議論は容認=輿石氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000095-jij-pol

今回の事件は、労組が法で禁止されている政治家個人への団体献金を行ったことが問題となっているのです。政治資金規正法違反の疑いで捜査が入ったのですから。これに便乗して、教員の政治活動への規制強化を図るなどというのは、とんでもないこじつけ。一般国民がいだく公務員や日教組への反発も利用しようとの意図も感じられます。
くりかえしますが、多くの先進国では、公務員も政治活動の自由は基本的に認められており、日本のように刑事罰を課す国は主要国では皆無なんです。「日本の常識は世界の非常識」というわけです。
それにしても、「検察の暴走」や「国策捜査」にあれだけ騒ぎ立てる「左派ブロガー」さんたちって、与野党一緒になっての基本的人権の侵害・締め付け強化に結びつく動きにはさっぱり無頓着なようですね。

2010.03.11 01:38 ぽむ


ぽむさんご指摘ありがとうございます。 私は海外の事例は、不勉強で知りませんでした。

ただ、私が前回の提案をしたのは、日本は根強い官尊民卑国家であるからです。
(北教組問題では)北教組に貯まる主任制度反対によってプールされた公金の使われ方は、大変不明朗であるとされています。

勤務時間外の政治活動の制限は論外ですが、特定の政党を支持することを現場の先生方に求める組合の体質は批判しなければなりません。

教育問題に絞るなら、『日の丸・君が問題』で裁判を起こす暇があるなら、不登校や学力低下の問題に本気で取り組めと言いたいですね。

民間教育に携わった私としては、公教育を担う方々の奮起を期待します。

2010.03.11 15:33 葉隠


いうまでもなく輿石東は日教組出身の政治家だが、その弱腰ぶりは驚くべきほどで、自民党とみんなの党がトンデモ法案を出して攻勢をかけている。3月3日付エントリでも書いたように、日本の公務員の労働基本権が奪われている件も、高校で習うような話なのに、全然マスコミの議題に上がらない。鳩山首相は昨年秋に公務員の労働基本権回復を口にしたのだが、そうした「なすべき改革」を行うどころか、極右政党と化した自民党とみんなの党に押しまくられているのだからお話にならない。

こんなことになるのも、小沢一郎の権勢が、ちょっと考えられないほど衰えているのが影響しているように思う。というのは、労組政治家に転向したといわれる小沢一郎だが、特に岩手県教職員組合(岩教組)から支援を受けていると以前聞いたことがあるのだ。輿石東と近いことからも納得できる話だが、自民党とみんなの党の日教組狙い撃ちは、小沢一郎狙い撃ちでもあるように思える。

それに、小沢一郎云々以前に、ただでさえ公務員が労働基本権を制限されている現状において、あらゆる教育活動を「違法な政治活動」の名のもとに恣意的に弾圧することが可能な教育公務員特例法の改正案を自民党とみんなの党が提出したのに、その恐るべき極右的内容を批判する声が極めて小さいことは大問題だ。ま、「リベラル・左派」か「リベラル・平和」か知らないけれども、城内実を容認するような人たちでは無理もないかもしれないが。

今日は、本当は『文藝春秋』4月号に掲載された与謝野馨の「論文」を批判するエントリにするつもりで準備していたのだが、それは次回以降に回す。少しだけ書いておくと、これは予想通り「右」からの改革を唱えたもので、「論文」中にナベツネや中曽根康弘が出てくるなど、与謝野が中曽根?ナベツネラインと直結していることは明白である。全くどいつもこいつも、一億総極右化しているのではないかと思えるほどの醜態である。岡田克也外相が、核密約を含む日米の密約についての報告書を公開したことで、政権交代を評価する声もあるが、私が感じるのはむしろ政治の極端な右翼化だ。

なぜこれほどまでに急激な右翼化の機運が生じたかと考えると、かつて安倍晋三のような極右政治家が総理大臣をやっていた頃は、野党だった民主党は安倍政権に反対するために、本来右派的な議員も「左」側から反対意見を述べたのに対し、政権交代後は「左」側から政権を批判する政党は共産党しか存在しないためだろう。

自民党やみんなの党は政権を「右」側から批判する勢力であって、政権へのブレーキ役は社民党と国民新党(但し後者は経済政策に限る)、それに小沢一郎が果たしてきたのだが、その小沢一郎の権勢が異様なほど衰えているので、右傾化に歯止めがかからなくなっていると私は見ている。かくして、政権交代で右派政権が倒れることによって、かえって右翼化が進むというパラドックスが生じた。かつて日本における右派政治家の代名詞だった小沢一郎に辛うじて歯止めをかけられていたという状態自体が情けない限りだったのだが、その歯止めさえ失いつつある今、日本の政治と社会の将来に対しては悲観的な展望しか持ち得ない今日この頃である。


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小沢が労組政治家といっても、せいぜい民主党から御用労組出身議員候補枠を提供する代わりに御用労組の支持を取り付けるくらいなのではないでしょうか。労働者全体の権利保障と待遇改善を後押しするための具体的活動は、小沢は以前からほとんどやっていないのでは。

2010.03.12 17:30 URL | Black Joker #RtNpiJ3M [ 編集 ]

政権は右傾化していません。社民党の右傾化は村山で終わっています。国民新党はもともと右翼です。民主党は衣の下の鎧が見えただけで、保守リベラル(自民党・宏池会系)がいただけで、国防論の本音は自民党よりもっと右です。政権維持のため我慢しているだけで、基本は右翼です。右傾化ではありません。小沢はプラグマティストで右、左は関係ありません。護憲、歴史修正主義に反対で明確な「反米」をしてサヨクというならば、新政権は全く違います。ま、僕は「攘夷」で反国粋主義のアナーキストだから関係ないですけどね。

2010.03.13 01:56 URL | 岩下俊三 #- [ 編集 ]

日本は、これからアメリカから独立して、国際社会のなかで生き抜いていかなければならないのに、今の日本には生きていく戦略が殆ど無いのが世界中から見透かされている気がしますね。

私が今まで小沢一郎という政治家を、あたかも信者の如く持ち上げていたのも、とりあえず有力政治家の中では彼ぐらいしか、戦略をもっているようにみえる議員が見当たらなかったからです。
他の連中はなんだかんだ言っても、右から左(共産党は除く)まですべてアメリカ依存型です。
その彼らですが、長年のアメリカ依存がたたったのか、例えば朝鮮学校の問題についても、幾ら北の政府の非道を掲げても、もし無償化除外を行なえば国際社会の中で日本がどう映るかがわかっていない。
教育と政治は別に考えなくてはいけないのです。
もしあえて朝鮮高校を除外したければ、先にその理由を証明しておかないとならない。
つまりその中で行われる教育に具体的な問題点があるか調べ上げ、その結果から判断するというのが順序なのです。
わからないから怪しいからとかいう情緒的な説明では国際社会では通用などしない。
そしてその作業をしないままに除外をすれば在日朝鮮人だけの問題ではなくなり、同じ朝鮮民族である韓国人も敵にまわす事になる。
又自民党やみんなの党の教職員労組虐めも、日本の労働組合の置かれた現状が、そもそも国際的には異様な立場に置かれているわけで、それをさらに法で縛るようになれば、ますます日本は世界から相手にされなくなる。
あのシーシェパードの問題とてそう、このままだと彼らの戦略どおりに日本は追い詰められていくのがみえみえです。

どうして日本人は内向き思考しか出来ないのだろうか?
小沢は対中戦略として大型使節団を編成して訪中し、そして次期主席とされている人物に国賓待遇の歓迎をして恩を売った。
そしてアメリカには訪中でえた蜜月振りを見せ付けて、日本の立場を優位にしようと考えていたふしがある。
もし小沢で日本側がまとまって行動したら、米軍基地移転問題とてすぐに解決できたと思いますよ。
ところが日本の霞が関も自民党などの政治家もマスコミも、そして民主党内の政治家までもが小沢を必死で叩いている。
ついこの間も山本一太あたりがアメリカに渡り、小沢を相手にしないでくれと陳情でもしに行ったのではないのか?
もしそうなら、きっとアメリカ側は腹を抱えて大笑いをしていただろうことが目に浮かぶようです。
正直言って今の日本に、アメリカの交渉相手になれる政治家が小沢以外にいるわけがないでしょう!
それは小沢以外はすべて国際戦略も何も無い、ただ単に国内で権益を増やすことが政治と思っているような馬鹿ばかりだからです。

そして日本国民は、そんな彼ら有象無象の策略にまんまと引っかかり、金と政治の問題とかで小沢を国民の不倶戴天の敵の如く非難している。
その光景の異様さは、あのイラク人質事件の善意の塊のような人質へ浴びせたそれにそっくりです。
あの過ちをまた今度も繰り返すのだろうか。

自分達のことなど何も省みてくれなかった自民党の支持率が戻り、小沢幹事長の支える民主の支持率が下回り始めた。
民主連立政権は、米軍基地問題で、何も見えていない無能な外務大臣や防衛大臣らの腑抜けぶりもあり、基地問題を県内移設で誤魔化そうとする体たらく。
これが国民の深層意識にどう悪影響を及ぼすのかも彼らにはまるでわかっていない。
日本に漂うこの停滞感、無力感は、上に圧し掛かるアメリカとそれに連なる官僚たちの雲が、日本へ降り注ぐはずの陽の光を閉ざしているからですよ。
だから基地問題でアメリカ本土移設となれば、その暗雲が割れて陽の光が差し込むことになる。
日本人のアメリカコンプレックスも徐々にですが解消していくのです。
そうでなければ日本の根本的変革など出来るはずがない。

しかし解消どころか、それのコンプレックスを逆手に取った小泉流のやり方で、日本を再び自分達の意のままにしようとしているのが、霞ヶ関と財界とマスコミ界と自民党などの政治家でしょう。
私には彼らこそが国民の敵としか思えない。
けれども国民にはそれが見えないで、味方のはずの小沢幹事長の足を引っ張り続けている。
滑稽なぐらいのこれは悲喜劇です。
私が外国人ならば、こんな日本人は潰してしまい、その持つ富はすべて奪いつくそうと考えるでしょう。
そして実際に日本からは技術の流出だけではなく人材の流出が始まっている。
このままだとあと数年で日本は空っぽにされてしまうでしょう。

2010.03.13 06:15 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

すべての高校を無償化に

 卒業する生徒から、「先生、これからも言葉の美しさを生徒に伝えていってください」というお礼の手紙をもらったことがあります。それは、在日三世の朝鮮の女子生徒からでした。私は彼女が朝鮮人だということを知りませんでした。在日朝鮮人であるという事実も、その手紙に書かれてあったのです。私は中学校で国語を教えていますので、彼女が「言葉の美しさ」に触れてくれたことはとてもうれしく感じました。しかしそれ以上に、彼女が朝鮮人であることを卒業の手紙で教えてくれたことがショックでした。そして朝鮮人であることを隠しながらこの日本に生きていて、日の丸や君が代を前に日本の学校を卒業することはどんな気持ちだったのだろうと、複雑な気持ちにさせられたものです。
 また、中国人の生徒も受け持ったこともあります。ある日の技術家庭科の授業で、その生徒はエプロンを忘れてきてしまいました。その日は調理実習の授業だったので、全員がエプロンと三角巾を持ってくることになっていたのですが、それを忘れたときのペナルティも決まっていました。五分間ほど正座をして、反省の言葉を言う、というのが技術家庭科の先生が決めたペナルティでした。エプロンと三角巾を忘れたものは数人いましたが、中国人のその生徒もふくめていつものようにそのペナルティを課せられました。ところが、その日の夜、その生徒の父親からクレームの電話が入りました。罰として「正座」をさせたことが問題だというのです。後日、技術家庭科の先生とも会っていただき理解を得ることができましたが、「正座させられた」ことが許せなかったのは、中国人としての憤りなのだろうと思いました。
 国際社会といわれる今、人と情報の行き来はかつてない速さです。二度の大戦を経た20世紀から、21世紀の社会を子どもたちはどう築いていくのでしょうか。
 子どもたちに罪はありません。どこの国籍であろうと、子どもたちが歴史や政治の隘路に陥っていくことは悲しいことです。世界の果実となる子どもたちに対して、国によって差別するような政策を日本が進めるならば、国際社会から支持されることはないと思います。

 最後に中国人の生徒が中学三年生の時に、芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」について、書いた感想文を載せます。(以下引用)
 例えば「夏草や」の「や」の切れ字。夏草をただ想いうかべると、ただの草だけど、その夏草の草原の上をサーと風が通りすぎてゆくと、草の白く反射した部分がきれいに横一列に移っていくのは誰でも見たことはあるはずです。最初に光っていた草もすぐに光を失い、次の草、次の草へと移っていきます。そして、その間の時間はほんの一瞬の出来事です。もしかしたら(本当にもしかしたら)夏草にはこんな意味があったのかもしれません。
 地球から見たら、こんなに小さい草原(夏草)、この長い歴史から見たらこんなに小さい藤原三代の出来事、だけどそのどちらもこんなにも感動を与え、人々を圧倒させる。ただ人の世のはかなさに涙を流したのではなく、この小さな物、事がこんなにも長く、大きく人を感動させていたことに感心し、この句を詠んだのではないだろうかと思います。

2010.03.13 15:28 URL | shuuei #- [ 編集 ]

 このブログでは小沢氏を持ち上げているが、彼こそが政権交代の果実をぶち壊そうしている元凶だ。そもそも政権交代は長年の自民党政権の悪癖に加えて小泉改革による国民生活の疲弊によるものであって決して小沢氏の選挙対策のおかげではない。それは郵政選挙の時に小沢路線で選挙をしていても負けただろうし今回前の岡田路線であっても勝ったことは間違いないだろう。つまり世間では小沢の力を評価しているがそれは時代の時にあっただけであり、今の小沢評は明らかに過大評価である。

 そうなると小沢はむしろ民主政権にとっては有害である。自身の政治団体の問題はもちろんだが、今問題となってる民主党マニフェストの殆どが小沢が党首のときに掲げられたものだ。子供手当や農家の所得保障制度や高速道路の無料化などそれまで議論はあってもそれを全面に出して選挙をしなかった。これらの制度は完全な失敗だしこのままだと政権崩壊につながる。小沢のばら撒けば国民は評を入れる、そして政権をとるためならば何をしてもよいという政策がどれほど国の財政をゆがめるか彼の支持者は考えるべきだ。財政は余裕があるというアホは学者もいるが(最悪期に財政再建は出来ないとしても)昔のような高度経済成長やバブルなどが来るはずがないことを考えれば殆ど成長しないよう状況で財政再建をしなければならないことは明白だ。もし郵政のときの岡田路線であれば年金と行政改革に特化した形で4年間過ごしただろう。やらなければならない問題も残っただろうが少なくとも今のような大風呂敷とばら撒きに満ちた政権運営はしていなかったにちがいない。
 確かに岡田を支持する人の多くには外交安保において右よりな部分があることはそのとおりだしそれを押さえるために民主党の左派を応援することも必要だろう。だがそれを小沢を使って抑えよういうのは本末転倒だ。
 そもそも彼は右派政治家だ。彼が左の勢力と手を結んでいるのは単にそれが党内権力を握れるということに過ぎない。もしその必要がなければ元の右派に戻るだけだ。それを考えずに小沢を擁護しようとするのは愚の骨頂であろう。彼の政治信条というものが権力闘争でコロコロ変わる程度の軽いものであるという証拠でありこれで彼の何を信じろというのだろうか。
 また仮に本当に趣旨換えしたのだとすればそれこそ信頼できない政治家だろう。若いときならばともかく何十年も政治家をやっていながら政治家としての根本理念から変えたのだから政治家としての資格はないだろう。左に宗旨替えしたこと自体はよしとしてもそんな人物が政治家として実力者としていることは日本の政治の信頼性を損ねるものだ。
 このブログのように小沢を左に寄ったというそれだけをもって評価する意見がちらほら見かけるがそれはあまりに短絡的だ。彼の存在は民主党にとって害以外の何者でもない。また今回の政治と金の問題で彼とくっついていたために民主党の左の勢力が金権勢力だと国民に映ってしまったことは左にとっては大打撃だ。
 もっとも小沢が最初から自身の身を捨てて自民党のためをおもって行動していたのだとしたらそれはすごい政治家だといえる。彼のやることは国民が自民党に飽きて政権交代を望む空気になったときにその中心にすわり問題を起こしてその政権を短期間に終わらせ自民党に戻すことだ。彼の存在とは結果的にはそのようになっている。その意味で彼は自民党最大の功労者なのではないだろうか。

2010.03.13 16:26 URL | 民主党を壊す小沢一郎という存在 #- [ 編集 ]

ブログ本文の話題と関係がありませんが、失礼します。

植草一秀ブログでこんな言葉が記されました。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-0aaa.html

>公明党が基本スタンスを変更して、現政権への協力姿勢を示すのであれば、これを拒絶する強い理由は存在しない。

植草一秀のブログは民主党信者たちのいわば司令塔的な位置をしめています。
このブログで公明党のすりよりを容認する見解が出たことで、民主党信者は基本的に公明マンセーに転向するでしょう。
植草が創価学会は悪徳ペンタゴンの一員じゃなかったんですか?という疑問に答えることはありませんでしょうが、
悪徳ペンタゴン(笑)の認定の権利が植草にあって、そしてその対象を自由にかえることができるということを示した貴重な発言であると思います。

2010.03.13 18:03 URL | 2ちゃんねらー #- [ 編集 ]

夕刊紙,民主寄りのゲンダイはもちろん,フジサンケイの夕刊フジまで,参院選の民主党勝利を予想しているようですね。大手新聞が書けないことを書くのが夕刊紙や週刊誌の存在理由ですから,これが現状なんでしょう。

今日のゲンダイでも,民主党比例名簿に,中曽根陣営と後援会がダブる前群馬知事を載せたとか,鳥取で自民参院現職の田村を鞍替えさせたことで,石破の地盤である自民が強い選挙区をぐらつかせ,民主党の過半数確保をしたという一石二鳥,三鳥の妙手だったと,小沢を「こと選挙に関しては,詰め将棋のように攻めてくる」「戦う前から『勝負あった』」と書いています。

小沢さんは,過去の言動は確かに右寄りの部分があったのでしょうが,少なくとも現状に満足して保守・利権の頂点で安住するような人物でなかったことは確かでしょう。総理になることを一度ならず蹴っているそうですし。

民主党には,少し遠回りでもいいから,とにかく,米国の政財軍複合体の二の舞や,奴隷にならない政治を期待しますね。

その為には世論対策もある程度は,仕方ないと思います。在日の少年には罪はありませんが,朝鮮学校を学費補助から除外したとしても,仕方ないんじゃないでしょうか。

2010.03.13 22:31 URL | cube #- [ 編集 ]

まあ世論が左傾化したから自民党政権が崩壊した訳ではないですからね。自民党そのものが酷かったからですね。
 右寄りの世論は依然として強いと見るべきです。

 それに単純バカな右派は民主党=左翼というステレオタイプな批判を続けるでしょうが、したたかな右派は懸念される通り、民主党内の保守派を利用して政治をコントロールすることを考えます。
 
 もともと日本の保守派は政権批判は苦手で、権力を蹂躙するのが得意ですからね。

2010.03.14 00:40 URL | kechack #- [ 編集 ]

ちょwおまw民主党の支持者は悪徳ペンタゴンの手先であるマスコミが民主党の支持率を下げるために印象操作をして偏向した記事を書いているという理解なんだろwどうしてゲンダイと夕刊フジはそのペンタゴンの枠の中に入ってないwそのうえ参院選で勝つためには在日が犠牲になるのはしょうがない(キリッとかどんだけw民主党という至高の存在のためには他のものの犠牲が許されるというオーガズムに陥ったなら、ジミンガーケンサツガーとかいうレベルじゃねえぞw

2010.03.14 01:41 URL | 2ちゃんねらー #- [ 編集 ]

そもそも朝鮮学校の問題は、自民党も保守系の論客も声をあげていたわけではなかったのであって、石原都知事も読売新聞も別に無償化けしからんとは言っていないわけです。そうした中で鳩山首相があっさりと中井大臣に乗ってしまったのは驚きでもありますが、結果的に保守派に火をつけたような騒ぎにしてしまったことを見るにつけ、この首相の、というか民主党の政権運営の拙劣さに情けなくなる思いです。天皇の会見問題、普天間、そしてこの問題、いずれも適切に対処すれば難なく処理出来た問題でしょう。世論が右寄りだとかいった次元の問題ではなく、端的に政権運営の拙さであって、それに目をつぶって支持率は低いほうがよいだとか、世論調査は意味がないだとか、一生懸命民主党を救おう、救おうとする意見がなんだか情けなくなります。これだけ支持率が落ちるのにははっきりした理由があるのですから。

もっとも朝鮮学校などは大きな問題ではないかもしれない。鳩山首相が法人税減税をはっきり述べたことのほうがある意味インパクトは大きいですね。税調の専門委員会などかつての政府税調以下の存在であることがあきらかになりつつあると言えるでしょう。

2010.03.14 23:37 URL | 賀屋 #- [ 編集 ]

小沢選挙区&町内会です。ども。

>最近の小沢は労組に依存してるとも言われてるが、公務員・都市部の大企業の正規雇用者の労組が中心。「生活が大事」と言っても、せいぜい、公務員・都市部の大企業の正規雇用者の「生活...

なるほど、そう言えばそうかもしれません。

>地方の中小企業の非正規雇用者の生活は冷遇する傾向がある。

これは違います。
地元の小沢後援会は中小零細業者と小中の先生方で構成されています。
小沢さんが国民の生活第一に転換した理由に選挙区・・・具体的に言えば水沢市街地の荒廃があります。
しかし、経済に強く無い小沢さんは具体的な中小零細支援策を思いつけません。
中有小零細に冷たいと言うサンダーマウスさんの批判は、結果的に適切です。
小沢さんは選挙や法制度には強い方ですが、経済は専門外。これは今の政治家としてはちょっとマズい。

>小沢は「積極財政」「構造改革」「上げ潮」の分類では、法人税・所得税の減税を主張、即ち「上げ潮」に属する。

ん?これはどういうことでしょう?
小沢さんは積極財政論者です。

>不況期は「積極財政」をしつつ、多少の「構造改革」を実施するのがベストであり

そのとおり。
小沢さんも「不況下で緊縮財政をやるやつは馬鹿だ」と罵っています。

>不況期に「上げ潮」政策を執ってもNPの増加は殆どなく、企業数の増加、雇用数の増加に結びつくことはない。

完璧です。
まったくその通り。
実需用を喚起しなければ何もなりません。

サンダーマウスさん、是非小沢さんに直接言いましょう。
小沢さんは公式サイトの掲示板の書き込みを直に見ています。
必ず声が届きますよ。

2010.04.11 17:53 URL | そにっく #GCA3nAmE [ 編集 ]













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