きまぐれな日々

藤井裕久の財務相辞任、後任に菅直人という閣僚人事は、新春早々の大きな政治のニュースのはずだが、なぜか「リベラル・左派系」のブログの反応は鈍い。いや、政権交代ぼけとでもいおうか、ひところ過剰なまでにやかましかった数々のブログが、昨年暮あたりからすっかりおとなしくなったように思う。

リベラル・左派系ブログの中でも、経済問題に比較的関心を持っている人たちは、藤井前財務相の緊縮財政路線は、不況期にある日本経済をますます冷え込ませるものだと警鐘を鳴らしていた。藤井裕久と官房長官の平野博文を更迭しない限り、今年夏の参院選で民主党は負けると言う人もいて、実は私も同意見だったのだが、その日本経済の疫病神・藤井裕久が退任し、後任に菅直人が就任したのだ。これを重要視しない感覚はおかしい。

民主党びいきの人たちがどんなに庇ったところで、国民の多くはここまでの鳩山政権にスピード感を感じていなかっただろう。特に、何も変えようとしない官房長官の平野博文と財務官僚べったりの藤井裕久は印象が悪かった。発足当初からの鳩山内閣の支持率の落ち込み方も、安倍晋三や福田康夫、麻生太郎といった人たちが率いた自民党内閣と大差なかった。政党支持率ではなお民主党が自民党に大差をつけているから、鳩山首相ら個々の政治家に責めが帰せられる。そんな状況下で、藤井前財務相が体調不良を理由に職を投げ出した。小沢一郎の不興を買ってまで藤井氏の財務相就任にこだわった鳩山首相にとっては大きな失点となった。

後任の菅直人経済財政担当相は、昨年9月の鳩山内閣発足以来、国家戦略室を担当したが、これが開店休業であって、菅直人が暇そうにしているとはよくいわれていた。しかし、年末にかけて徐々に菅直人が目立つようになってきた。菅は、環境・健康・観光を「牽引産業」に位置づけて100兆円強の需要と476万人の雇用を生み出す目標を掲げた経済成長戦略を策定し、テレビなどでこれを宣伝するようになった。たとえば、元日にNHKで放送された今年最初のNHKスペシャル「生激論2010 にっぽん大転換!? 」に菅は出演し、多くのネオリベ出演者たち(塩川正十郎、永守重信、川本裕子ら)を向こうに回して熱弁をふるったようだ。伝聞形で書いたのは、私はこの番組を見なかったからだが、ありがたいことに『ニコブログ』が番組を文字起こししたエントリを公開し、当ブログにTBしていただいた(下記URL)。おかげで、番組での菅直人の発言を追うことができる。『ニコブログ』の管理人・ニコさんに感謝したい。
http://nikonikositaine.blog49.fc2.com/blog-entry-1068.html

最近、菅直人はよく「第三の道」を口にしている。小泉内閣の頃にも菅はよく「第三の道」を唱えていたが、これはなんのことはない、ケインズ主義と新自由主義の折衷だった。昨年12月27日に放送されたテレビ朝日『サンデープロジェクト』の党首討論でまたしても菅が「第三の道」と言ったのを聞いて、最初はまたかと思ったのだが、中身が以前とは違っていた。今回は、環境技術を柱にした需要創出の政策だった。それを元旦のNHKではさらに詳しく語っていたようだ。以下、『ニコブログ』より引用する。

経済の成長戦略
・公共事業による経済成長 第一の道
・企業の生産性向上 第二の道

公共事業によって経済成長を目指すやり方。規制緩和などによって企業の生産性を向上させることによって成長を目指す方法。鳩山内閣はこの2つの道をそれぞれ第一の道、第二の道と名付けていますが、これが巨額の財政赤字や格差拡大を生み出す原因になったとして今回、第三の道という考え方を示しました。

第三の道 新たな需要の創造
・環境、エネルギー 電力の買取制度 約50兆円の新規市場
・医療、介護 革新的医療・介護技術など 約45兆円の新規市場
・アジア アジア全体の所得倍増させ、それを日本の成長につなげる
・GDP(名目) 473兆円(2009年度)→650兆円(2020年度)



討論3 鳩山政権の新成長戦略 賛成?反対?

菅直人 大賛成
「第一の道と第ニの道が間違っているのではない、時代に合うか合わないか」
「本州四国の橋を3本造った頃から、雇用は地方に出た、お金は出た、しかし投資効果はほとんどありませんでした。で、借金は溜まりました。時代に合わなくなった第一の道は間違い。第ニの道はその後、小泉竹中路線というところで、デフレ状態の中でひとつひとつの企業の生産性を上げる、生産性を上げるのはいいんですよ、しかしそれを全部がやった時に、リストラされた人はどこへ行くのか。リストラされた人が失業の状態に、あるいは格差の中で留まったとすれば、日本全体としては成長しない。つまり企業はリストラできても、国は国民をリストラできないわけですよ。今の時代においては、需要をいかにして拡大していくのか。これは単純に財政を使うだけではありません。休暇を分散化させることによって観光を活性化させようとか。若干のお金を使うにしても、これは旧政権もやってますが、エコポイント、エコ住宅で、1兆円が5兆円10兆円の需要を生み出すような、そういう形をとることが今の時代、今の日本にとって重要だということで、あえて大賛成と書かせていただきました」

マエキタミヤコ 賛成 環境経済◎
・エコシフトしていくのはとてもいいが、新成長戦略という名前が分かりにくい
・直接人へというのはちょっと違うと思う、新しい産業を興していく
・自然資本を生かした経済に行くんだとはっきり言って欲しい

東国原知事 賛成(具体策、ロードマップが見えない)
・イギリスのブレア政権がやってるから斬新ではない
・今回の政策を見ると、自民党政権の延長でしかない、総花的
・内需を拡大するのはいいが具体的に何をするのか、投資はどうするのか、税制はどうするのか、先行きが不透明
・方向性は賛成

永守重信 反対、企業が主役となっていない
・必ずしも中身には反対ではない
・成長戦略をやるためには企業の力を借りないと不可能
・法人税は世界的にも高いし、最近は労働強化の政策で企業のためになっていない
・GDPの半分は企業の付加価値で稼いでいるのに企業の意見が入っていない
・バッシングが激しいが大企業や金持ちが1番稼いでいる
・大企業や金持ちを叩いて成長できるのか

塩川正十郎 反対、具体策がない
・マスコミの論説委員の意見を集めてきた感じ
・もっと具体的なことを書いてもらわないと、これは評論家の文章

菅直人
・この10年ほどで16本ほどの前政権での成長戦略があった、全部精査したが1本も達成できていない
・なぜ達成できなかったのか、つまりは縦割りの役所と族議員で従来の配分を変えられない
・過去の政権にだぶっているが、やれるかやれないか
・民主党は強固な族議員はいないし、縦割りは壊すから、私はできると言っている
・永守さんは企業に厳しいと言うが、企業が一番必要なのは需要、需要があれば企業は強い
・需要こそが企業の成長を導くから、エコポイントなど需要を通して企業の頑張ってもらう

永守重信
・グローバルで戦っている、今のような条件であれば海外に出てしまう懸念を持っている
・需要をますます減らしてしまう政策になっているのでは
・法人税が40%と高過ぎる

菅直人
・その法人税はもともと自民党政権からのじゃないですか
・今になって上げたわけじゃなくて今までの継続

金子勝
・法人税が高過ぎるというのは誤解がある、社会保障を合わせればヨーロッパより軽い
・民主党が弱いのは産業政策
・なぜ反対なのかというと、マニフェストをやってない、官僚の寄せ集め
・再生エネルギーの全エネルギーの固定価格買取、地球温暖化対策で環境税、ほとんど出てこない
・グリーン化と書いてあるが小さい、買取制度は全てを買い取らないといけない、今は家庭の余剰電力だけ

(『ニコブログ』 2010年1月4日付エントリ 「NHKスペシャル「生激論2010 にっぽん大転換!? 」 メモ&感想」より)


環境・エネルギー政策は金子勝が以前から盛んに唱えてきた分野だが、米ブッシュ前政権に追随するだけが能だった自民党政権は力を入れようとはしなかった。そのブッシュ政権でさえ後期には政策を転換し始めると、麻生内閣になってようやく太陽光発電、それも家庭の余剰電力だけ買い取る日本版FIT(電力の固定価格買取制度)の導入を決めたが、これには強い批判があって、ドイツが導入して成果を上げたような全種全量の買い取りにしなければいけないと金子勝は主張している。

なぜ日本版FITが中途半端になったかというと、新エネルギー(自然エネルギー、再生可能エネルギー)開発に力を入れる政策には、経団連および経団連と癒着している経済産業省の強い抵抗があるからだ。ちなみに私が懸念しているのは、直嶋正行経産相や菅直人の後任として科学技術担当相を兼任することになった川端達夫文科相が旧民社系の政治家であることだ。

NHKの番組で永守重信は「(民社国政権の成長戦略は)企業が主役になっていない(から反対だ)」と言っていたようだが、これは噴飯ものの主張であって、経団連や経産省の官僚に言われるがままに自民党政権が長年行ってきた政策が日本経済を全然成長させなかった、少なくとも働く者には全然実りをもたらさなかった(1998年から2006年まで民間給与所得は9年連続で減少した)からこそ、自民党は下野に追い込まれたのである。

以下に、番組をご覧になったニコさんの感想を紹介する。

ゲストの人選はどうにかならなかったのでしょうか。
NHKは極端な人ばかり集めましたね。
塩川氏なんて何のために呼んだのでしょうか。
いまだにバカの一つ覚えみたいに自己責任の連呼をしていて、トップが汚れていると民主党批判。それもいいですが、全部まずは自民党に言えという話です。川本裕子氏も新自由主義の申し子みたいな人でしたね。企業、供給サイドのことしか頭にないようでした。誰がお金を稼いでいるのか、と言っていましたが、労働者が消費してくれないと企業は稼げないんですけどね。今まで大企業を優遇してきて消費が増えたことがありましたか、と。マエキタミヤコさんも言っていることはけっこう賛同できましたが、全体的に発言がふわっとしていて、一般の人はピンと来なかったのではないでしょうか。もっと日本全体を見据えた、政策に詳しい人の意見を聞きたいんですよ。そんな中で金子勝氏の発言は注目していたので全文書き起こしたりしました。次世代のエネルギー転換が1番イノベーションを生み出しやすいという主張には同意します。CO2の25%削減が予定通りに実現できるかは別にしても、そこに向かっていかないと日本に新たな産業は育ちませんし、世界で生き残っていけないので、もっと具体的なビジョン、政策を打ち出して欲しいです。介護や農業だけでは景気はよくなりませんし、世界で戦えません。菅直人氏は思っていたよりちゃんとした認識はしていると思いましたね。国家戦略室が機能するか注目したいと思います。

(『ニコブログ』 2010年1月4日付エントリ 「NHKスペシャル「生激論2010 にっぽん大転換!? 」 メモ&感想」より)


うん、うん、そうだよなあと思いながら読んだ。偉そうに威張っている財界人や彼らと癒着してきた経産省の官僚と自民党の政治家、彼らの指南役だった竹中平蔵を筆頭とするサプライサイド経済学者、それに彼らに尻尾を振ってきた田原総一朗を筆頭とする電波芸者たち、彼らこそ日本経済を破壊してきたのではないかと私は思う。そして、民主党の政策でもまだまだ官僚寄り(というより「経団連寄り」と表現すべきだと私は思う)だと言う金子勝は、日本国内でこそ異端扱いされるが、それこそ世界標準ではごく普通の考えではないだろうか。だが、かつて「グローバルスタンダード」を唱えていた新自由主義者たちは、世界の趨勢から取り残されても日本国内でだけは新自由主義のドグマを守りたいかのような滑稽な姿を現在晒している。新自由主義国として鎖国するという自己矛盾が彼らの理想なのかと思えてしまうほどだ。

菅直人だって結構緊縮財政政策に傾きがちなところがあったり、かつては新自由主義とケインズ主義のあいのこを目指していたことがあるなど、その思想は玉虫色なのだが、それでも実行力はある政治家だ。その菅直人はネオリベのマスコミの激しい憎悪を買っていて、就任早々「経済オンチ」だとか「為替レートに言及した」などと批判されている。マスコミのいう「経済通」とは新自由主義者の別名だし、財務相が為替レートに言及することなど、小泉内閣時代に塩川正十郎が日常茶飯事のようにやっていた。しかし、当時のマスコミは塩川を全然批判しなかった。

なんだかんだ言って今年の政治において最大のキーマンはこの菅直人と、もう一人小沢一郎だろう。鳩山由紀夫首相は今後、「君臨すれども統治せず」的な立場になっていくのではないだろうか。産業政策に政府の介入など不要という新自由主義者の意見もあるが、電力の絡んだ政策は民間だけでなし得るものではなく、政府の強い指導力が求められるのは当然のことだ。そして、電力会社という規制に守られた存在が日本の電力政策を歪めているのが現状だから、この分野に関しては政府の政策としてその規制にメスを入れることも求められる。つまり、規制改革を行った上で新産業を創出していくことが政府に求められている。いわゆる新自由主義者が電力政策の規制緩和についてほとんど何も言わないのは、私には奇異に感じられる。要するにこれも政官業とマスコミによる「刷り込み」なのである。ネットの世界でも、経済右派の池田信夫も、経済左派ということになっているらしい植草一秀も、政官業及びマスコミのおあつらえ向きに「地球温暖化懐疑論」を唱えているから、ネットでもこの件を取り上げるブログは少ない。しかし私は、民社国連立政権が環境技術を柱に据えた経済政策をどのように推進するか、大いに注目している。


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>グローバルスタンダード
こういう考え方自体が、間違っていると思います
要するに、収奪行為が正当化されているからです
奪う相手は、発展途上国とか労働者とか
自然を徹底的に破壊してでも公共事業を進めるべきだと言う人がいますが、それも同様です
自然とか、付近に生活するものたちから収奪行為をしているわけです
「あなたは諫早干拓事業で漁師がどういう道を辿ったのか分からないんですか」
>自己責任
゛奴隷゛を黙らせるにはこういうのが使い勝手がいいんでしょう
勝ち組でも有能でもない多くの人が、そんなものを信望しているのですから、情けない
もっとも、派遣社員とか研修生をはじめとした労働者は、雇用はもちろん衣食住全てを企業や背後にいる金持ちに支配されているから、抗議出来るはずもないんですが
ハケン切りで住むところもないなんて話しからも、それが分かります

>環境
間違っても、陸上で生産するバイオエタノールはやってほしくありません
バイオエタノール自体が環境にいいとしても、作物を生産するためにバカみたいに農薬や殺虫剤を撒いたり、オーストラリアみたいに水を汲み出したり、大型機械を動かすために石油や石炭をバンバン消費したりしていては意味ないでしょう

2010.01.08 10:47 URL | フスキー #- [ 編集 ]

>アジア全体を所得倍増させ、日本の成長につなげる
こういう、対外進出とか相互依存を強めるようなものは賛同できません
多少改善したとか中国政府も手を打っているとかいうのは置いて、中国は格差社会や民族問題に由来する騒乱、猛烈な環境破壊、水の枯渇や汚染とか問題が多すぎます
所得倍増と言いますが、もともと安い労働力を求めて中国進出したのは日本です
そこから、収奪行為をしているのも日本です

エネルギー問題から見ても限界があると思います
数十年前は、石油は一次回収と言って自然に湧き出てくる力のみに頼って回収していましたが、今は二次回収と言って油田の周りから海水などを注入して人工的に力を与えて、やっと回収しているのが実態です
もし二次回収をやっていなければ、石油の時代は終わっていたでしょう
二次回収までしても全埋蔵量の半数も回収できません
尖閣諸島とか北極海付近、南沙諸島、テキサス、カナダ北方地域には大規模油田が存在するようですが、EPRや品質などの課題があって資源としては価値がないんでしょう

そもそも、今の社会は拡大し続けること、増え続けることを大前提にできています
どこかで限界がくるのは当然です

2010.01.08 11:06 URL | フスキー #- [ 編集 ]

古寺多見様

1、藤井氏の評価が低いようですが、
私は、3か月で予算原案を作成したこと、マニフェストの子供手当を押し込んだこと、この2点で藤井氏を高く評価します。
 予算原案の中身への賛否は色々でしょうが、9月の政権交代後の最優先課題の予算を、官僚の面従腹背や利敵行為をチェックし、亀井氏の暴走を抑え、事業仕分けチームを立て、党からの要求を調整したうえで、年内に上げるには藤井氏の経験は不可欠だったでしょう。
 国会通過までの答弁もお任せできれば良かったのですが、御健康が大切です。お疲れさまでしたと申し上げたいです。

2010.01.08 19:43 URL | トホホ #/Amn5WiM [ 編集 ]

古寺多見様

2、後任の菅氏にも期待しています。
 官僚や亀井氏や、小沢氏が党から持ってくる要求を上手に抑え込める人は、この方以外に無いでしょう。
 菅氏が竹中氏と論争したり、成長戦略プランを纏めたことも、内容詳細への賛否は別として、意欲は高く評価します。民主党政権のめざす内政での方向を、内外に示しました。
 一つ下のエントリーへのコメントで「産業政策は不要」と書いたのは、このプランが官僚の予算や権限や天下り先獲得に利用されるのは困る、ということです。
 菅氏が方向を示すことは必要だし良いことだと思います。


フスキー様

>今の社会は拡大し続けること、増え続けることを大前提にできています
どこかで限界がくるのは当然です

賛成です。

2010.01.08 19:58 URL | トホホ #/Amn5WiM [ 編集 ]

>そもそも、今の社会は拡大し続けること、増え続けることを大前提にできています
どこかで限界がくるのは当然です

そうは、思いません。
日本以外の先進国は、この20年くらい、インフレターゲット2-3%/年 で成長しています。

所得中心のインフレなら、例えば、ローンを組む意味があり、住宅などの建設などの需要が増えます。4%ローンは実質1-2%です。
例えば、少し粗っぽかった所得倍増計画時には、10年くらいの間に、中入れ中入れでローン完済できたのではないですか。

あ、それと、アメリカのサブプライムは別にして、
各国とも、住宅は成長の一つの柱です。
物件の調整期は出てきますが、金利政策で、かなりの部分対応できます。

日本の問題は、少子化をほかって置いたことと、
中古物件の流通がほとんどないことです。
それこそ、新築で入居したら上物は半額、10年もしたらほとんど価値なしとか、でしょうから、売る気にもならないでしょう。
で、各地のニュータウンなどは、30代ぐらいが、いっせいに入居し、売買がなされないので、今では全員が60-70代プラス。
こうなると、家の価値だけではなく、土地の価値もなくなります。幾ら土地が安くとも、年配者に囲まれたところに住むのは、若い世代は、考えてしまうでしょう。それより、小中学校などのインフラが淘汰されていたり、そうなることが予想されるなど、あるでしょう。
マンションも同じです。

福田首相の200年住宅だっけの理念、だけは良かったと思いますが。

社会は拡大し続けること、
政策次第で、少なくとも一人当たりのGDPが世界で一桁台に戻るまでは絶対可能だし、
他国もインフレターゲットで上がるので、常識的には、ずーっと可能でしょう。
新自由主義のようなバカなことをしない限り。

PS
民主党は、多分、デフレ大歓迎の年金世代の夏の参議院選の票欲しさに、それまではインフレターゲット、しないような? 早くすべきだと思う。

2010.01.08 21:59 URL | もう一つの刷り込み 改め ラム #- [ 編集 ]

>ラムさん
そういう範疇ではなくて、水とかエネルギーとか食糧とか人口増加とか、そういうレベルの話しをしているだけです
ただ、ラムさんの書かれたことにも異論はありません
というかラムさんの方が遥かに知識とか見識が有りそうで、反論のしようがないという情けない事情もありますが

2010.01.08 22:26 URL | フスキー #- [ 編集 ]


水とエネルギーなら。
マグネシウムじゃないですか。

矢部孝教授が、なんだか細々とやってる。
一年前から、追ってますが、
太陽光励起レーザーが実現化に向けて、進展しているようです。
余りに手作り部品なんですが、
記事↓
http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200907/200907031401.html

http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200907/200907151101.html

下らん、スパコンに金出すより、こっちだと思うんだけど。
スパコン、現在の最速 一台5000万円らしい。
金出せば、だれでも買える。
それを上まらろうと、何百億円掛けて、1台幾らで売れるのか、
1億円で500台でも元取れないだろうに。
バカな話だ。スパコンは開発競争するためだけではなくて、使うためにある。
マスコミがぎゃンぎゃン騒いで、予算・元近くに戻っちまった。

失礼、話それました。

マグネシウム革命、実用化されれば、すごい。1億、10億円程度で十分だろうから、政府援助すれば良いなーと、思うんだけど。

2010.01.09 01:29 URL | ラム #- [ 編集 ]

 環境、エネルギー分野主導による成長戦略は、少し前から民主党では言われていて、私も暮れからブログでずっと書いているのですが、いかんせん、アクセスが集まらなくて。

 まだ連続記事の途中ではありますが、http://d.hatena.ne.jp/nemuri_neko/に来て、年末の再掲記事あたりから読んでくだされ。今後もっと詳述します。

2010.01.10 19:44 URL | 眠り猫 #2eH89A.o [ 編集 ]

石油は「枯渇」しません
正確には「回収不能」「石油減耗」というのが正しいと思います

何度も書いていますが、尖閣諸島付近とか北極海一帯、カナダ北方地域にはガワール油田のように中東に匹敵するような油田が存在するようですが、誰も中東のような開発はしていません
理由はEPR、簡単に言ってしまえば、効率よく回収できないということです
他にも品質とか様々な条件をクリアしないと資源としては価値はないと思います

現在、稼働している油田も二次回収と言って、周りから海水とか天然ガスを入れて人工的に力を与えたりして、やっと回収しているのが実情です
そうして回収した原油にも海水が混入しています
世界には66億人ぐらい住んでいるそうですが、その全てに欧米諸国や日本のような生活をという発送自体に無理があります
やはり、統計上は成長は無限な可能であっても、どこかで折り合いをつけるしかないような気がします

守られているいないは置いて、中国の一人っ子政策は少しは評価してもいいのではないでしょうか

もっとも、先進国とかグローバル企業が中国人やインド人を安い給与でいいように動かしているのが実態です
普通の人たちが(中流以上の)アメリカ人とか日本人みたいな生活が出来るとは思いません

外に向かっていくこで、国内の経済問題を解決しようという発送自体が異常だということに気づいた方がいいと思います(海外移住とか国際結婚みたいな個人レベルでの動きは自由ですが

2010.01.10 20:50 URL | フスキー #- [ 編集 ]

まあ、地球から原油が涸れる前に回収不能(効率よく回収ができない)、生産減退で割に合わないような時代が少しづつ近づいてきます
当たり前ですが、(国防はともかく)憲法改正して軍備拡張して中東に軍隊を派遣するとか、カナダには使えない油田も多いですが、使える油田もあります
核ミサイルを配備してカナダみたいな資源を持った地域を脅すとかも無しです
そういうことを防ぐためにもエネルギー問題にはすぐに取り組むべきです

それでは

2010.01.10 21:07 URL | フスキー #- [ 編集 ]



眠り猫さん

原油系はまだまだあります。簡単に枯渇はしない、コストだけ。

カナダのオイルサンドは実現しているし、
1バレルが70ドル以上に固定化されれば、オイルシェールもある。

また、石炭も、高効率の熱源とする、発電プラントは日本が完璧にリードしている。

でも、マグネシウムのようなのが実現できれば、環境には比較にならないほど良い。

2010.01.11 21:35 URL | ラム #- [ 編集 ]

オイルサンドは、回収してから精製までに、膨大な水やエネルギーを使います
環境負荷も大きいようです
あれは品質が悪い上に、汚染された水や砂をどうするかという問題があります

EPR(どれだけ使い勝手がいいか)も調べてみましたが、中東のガワール油田は60ぐらいはありますが、カナダのオイルサンドは1、5しかないです
これが1を割れば、もう資源としては価値がないです

原発も燃料電池もバイオマス(=作物を生産するために大規模農業)も石油がないとできません

2010.01.11 23:01 URL | フスキー→マケイン(=名前を変えました、べつにアメリカは好きではありませんが #- [ 編集 ]













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