きまぐれな日々

10月1日付エントリ「地球温暖化懐疑論者「武田邦彦」教授の呆れたトンデモぶり」に、りりさんと仰る方から下記のようなコメントをいただいた。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1002.html#comment7736

武田邦彦 教授の呆れたトンデモぶりとあるが、呆れるほどではないと思う。
 理由は、将来の地球環境のことは誰にもわからない。わからないことを、さもわかったかのように一方的に言うのは馬鹿げているのであって、武田先生の独自の論も、その一つにすぎない。あらゆる見方があってしかるべきである。ただ、TV・新聞で報じられる内容だけで、信じきることはとても危険である。また、武田先生の論を唯一正しいと信じ込むことについても気をつけるべきである。
 だが、地球温暖化対策に力を入れる姿勢を見せているとあるが、世界にいい顔したいなら、鳩山個人の活動にしてもらいたい。国民の税金を使わないで欲しい。

2009.10.16 14:52 りり


やや表現に乱れの見られるコメントだが、言わんとすることはわかる。マスメディアが報じている「地球温暖化仮説」など本当に正しいかどうかなどわかったものではない、管理人が一方的に武田邦彦教授を批判するのはフェアじゃない。また、鳩山由紀夫首相が国連で意欲的な目標をぶち上げるのも、単なる鳩山首相の「ええかっこしい」ないし人気取りである。そんなことのために血税が使われてはたまったものではない。

おおよそ上記のようなことをコメント主は言おうとしたのではないかと思う。だがブログ管理人の私としては、率直に言って、いまだにこんなコメントを寄せてくる人がいるのかとうんざりした。私の言わんとしていることが全然通じていない。

いや、これは何もコメント主のりりさんだけの問題ではない。「人気ブロガー」としてもてはやされている新自由主義者の池田信夫が「地球温暖化陰謀論」を力説していることは、かつて『シートン俗物記』が辛らつに批評した通りである。

鳩山由紀夫内閣が成立した翌日(9月17日)に公開された『日経エコロミー』のコラム「飯田哲也のエネルギー・フロネシスを求めて」のエントリ「25%削減は可能であり希望だ・新政権における環境エネルギー政策の行方と期待」の中に、その池田信夫への言及があるので、以下に引用する。

「温暖化懐疑論」を論拠にしたエコノミストからの批判もあるが(例えば、池田信夫「温室効果ガス『25%削減』というポピュリズム」)、これらは無視してよい。温暖化サイエンスの世界であれば、学問論争として、温暖化仮説に対する異論は当然認められるし、実際にそのような「亜流説」を唱える人は存在する。しかし、圧倒的に少数派である上に、政策論から見れば、「予防原則」に反するのだ。人類と地球の未来を、そんな危なっかしいギャンブルに賭けられるわけがない。温暖化サイエンスの専門家ではない知識人が政策論を展開するなら、温暖化サイエンスの領域に関しては圧倒的に「主流」の学説を前提に議論すべきであろう。最低限、そのバランスは必要だ。しかし、明らかに亜流の「温暖化懐疑論」だけを論拠に、また予防原則などお構いなしに、政策論を発言すること自体が、「知識人」として不適格といってよいだろう。

(飯田哲也 「25%削減は可能であり希望だ・新政権における環境エネルギー政策の行方と期待」 より)


「予防原則」とは、一言で言うと、環境行政においては「何かあってからでは遅い」という考え方に基づいて政策を行うべし、とする考え方であり、最近では花王の食用油「エコナ」が特定保健用食品(特保)から外れた時に、東京新聞(中日新聞)の社説でもこの「予防原則」が言及された。

当ブログ管理人も、「知識人」の範疇には入らないだろうが、「温暖化サイエンスの専門家ではない」人間であり、だからこそ学界で主流となっている温暖化仮説に配慮した考察をいつも行っているのである。私から見ると、明らかに私同様の素人であるブロガーたちが、自信満々に「これほどにも明らか」などと称して、温暖化仮説が誤っていると力説するのを見るたびに、なんて摩訶不思議な、と思う。なぜって、彼らがグラフを示しながら温暖化仮説の誤りが自明であると力説する記事をいくら読んでも、彼らの主張が明らかに正しいとは私にはどうしても了解できないからである。明らかに客観性を欠く主張を「自明」と断定して憚らない彼らには、冷静な判断力というものは持ち合わせがないのだろうと私は考えている。そして、このことは池田信夫にも当てはまる。「知識人」として不適格、と飯田哲也氏に断定される池田信夫のような人物が代表的なブロガーとされているところに、日本のブログ文化の未成熟さが現れている。

余談だが、池田信夫の名前を思い出してこの記事を書くきっかけになったのは、今月に入って、当ブログの今年(2009年)1月8日付エントリ「湯浅誠に対する池田信夫のみっともない嫉妬」へのアクセスが急増したことである。これは、検索語「湯浅誠」によるネット検索で当ブログを来訪されたものと思われるが、当然ながら、湯浅誠が菅直人副総理大臣兼国家戦略担当大臣に要請されて、国家戦略室へ政策参与として参加することが影響している。この人事は、ますます池田信夫の嫉妬心を刺激し、それが最近の池田信夫ブログを一段とヒステリックなものにしているのではないかと邪推する次第である(笑)。


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城内実議員を激しく尊敬する一部の人々は、植草エコノミストを激しく尊敬する。
植草エコノミストを激しく尊敬する一部の人々は、天木元大使を激しく尊敬する。
天木元大使を激しく尊敬する一部の人々は、鈴木ムネヲ議員を激しく尊敬する。
鈴木ムネヲ議員を激しく尊敬する一部の人々は、小沢幹事長を激しく尊敬する。
小沢幹事長を激しく尊敬する一部の人々は、民主党左派を激しく尊敬する。
民主党左派を激しく尊敬する一部の人々は、日教組・社民党を激しく尊敬する。
日教組・社民党を激しく尊敬する一部の人々は、北朝鮮最高位者を激しく尊敬する。

他方、城内実議員は平沼議員と極めて親しい。
平沼議員は麻生元首相と極めて親しい。
麻生元首相は日本の保守財界・上流階級と極めて親しい。
日本の保守財界・上流階級はロスチャイルド/ロックフェラーと極めて親しい。
ロスチャイルド/ロックフェラーは中国共産党幹部と極めて親しい。
中国共産党幹部は北朝鮮最高位者と極めて親しい。

このようにして、1つの連環ができあがっているように思われます。

それは、当事者が意識しようがしまいが、また、善意の当事者が含まれていようがいまいが、そのように観察されます。

(派生的に、竹中元大臣はロスチャイルド/ロックフェラー関係者と親しいと言われています。)

陰謀を行う者も、陰謀論を広めるものも、この連環に属する。

「敵と味方」の田舎芝居が世界のメディアで行われているように見えます。

まあ、奇怪な連環論はさておいて、オバマ大統領の時代に、日本人が鳩山政権で事足れり、とすべき理由は何もありません。

真正改革論者が出てもよいのではないでしょうか。路上から、ネットから、職場から、内閣から。

(ところで、東大法学部で学んだ湯浅誠氏の思想は?)

2009.10.19 14:14 URL |    #- [ 編集 ]

池田氏の人間性を感じさせる話をちょっと。

昨年暮れから今年初めにかけて池田信夫氏と法政大学大原社会問題研究所教授で政治学者の五十嵐仁氏との間でちょっとした論争がありました。

氏のHP「池田信夫の著作物」に「読んではいけない」http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/ikenai.html
なるコンテンツがあります。
五十嵐氏が昨年出された「労働再規制」(筑摩書房)という本も取り上げられ、「内容は読まなくてもわかる」「二次情報の切り貼り」「高校レベルの経済学も理解できない」「相手にするのもあほらしい」「まったく売れていないから、幸い影響力もないだろう」「中学生なみの知能どうしでお似合いだ」などと五十嵐氏に言わせれば「およそアカデミズムの世界の住人とは思えないような言葉」で罵倒しています。

これに対し、五十嵐氏は自身のブログで6回にわたり池田氏へ送った反論メールを公開しました。そして、かなり時間がたってからようやく池田氏がブログで返答したのですが、五十嵐氏が出した論点のほとんどを「6本もある記事も一つ一つ反論する価値があるとは思えないので」といった調子でまともに答えていません。さらに、「返事が遅れたのは五十嵐氏のメールがスパムボックスに入っていて気がつかなかったから」とか「もう一度読み直して確かめたい部分もあるが、あいにく年末のゴミと一緒に出してしまって手元にない」などと余計なことを書き、冗談のつもりかしれませんが、品性の下劣さを露呈したような何とも不愉快なものでした。

ちなみに池田氏は『週刊ダイヤモンド』で書評を担当して、10年になるそうですが、取り上げるに足る日本語の本を探すのは苦労するのに対し、「こんな本は読んではいけない」と思う本を探すのは簡単だそうです。
バリバリの新自由主義者でいらっしゃいますから、金子勝氏や内橋克人氏
、既出の五十嵐仁氏の著作がボロクソ叩かれているのに加え、佐藤優の「国家論」や藤原正彦の「国家の品格」西部邁の「国民の道徳」など右派~真正保守の著書もやり玉に挙げています。もちろん、宇沢弘文の「地球温暖化を考える」も。
いずれも批判的な視点で書いているにしてもあまりとしか言いようがない個人攻撃・罵詈雑言を浴びせるのが、池田氏の「書評」スタイルのようです。左右問わず「目立つ人」「売れてる人」へのライバル意識・嫉妬心も相当なようですね。

ところで「読んではいけない」なるネーミングは物議を呼んだ「週刊金曜日」発行の「買ってはいけない」をアレンジしたものでしょう。「週刊金曜日」は自らが「買ってはいけない」になってしまったようですが。

2009.10.19 16:39 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

池田信夫って、
論説云々以前に、人間性において、
薄情で、冷淡で、およそ他者への
共感能力に欠けているタイプの方だと
思います。
彼のブログのエントリーをいくつか読んだだけでも、言葉の世界が寒々としていて、
こういうのにシンパシーを感じる人も
少なくないようで、
先天的な感性が違うとしか言いようがないです。
ご尊顔を拝見するに、人相もあまりよさそうではないですね。(^^;

2009.10.19 19:05 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

 予防原則と書かれておられるが温暖化するか寒冷化するかも分からず何をもって予防原則とするのか見当もつきません。
 現状では省エネ、省資源、新エネルギー開発の推進程度にとどめるべきだと思うのですが・・・いかがですか? それも官僚を喜ばせるような大型プロジェクトではなく研究開発減税によって。

2009.10.20 13:59 URL | #EBUSheBA [ 編集 ]

無記名さん、

> 予防原則と書かれておられるが温暖化するか寒冷化するかも分からず何をもって予防原則とするのか見当もつきません。

バッカじゃない?

リンク先の飯田哲也氏も、氏の文章を紹介した私も、「温暖化仮説」の話しかしてないじゃん。

「何をもって予防原則とするのか見当もつきません」って、あなた日本語が読めないんですか?

2009.10.20 20:46 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

 温暖化仮説が絶対ならご説ごもっとも。 しかしIPCCの予測は現時点で大きく外れているようですね。 それでは仮説の正しさはいまだに検証されていないことになります。 検証もされていない仮説になんでそうむきになるのかわかりませんが。 現状では温暖化するか寒冷化するか不明というのが正しいとは思いませんか?

2009.10.20 21:01 URL | #EBUSheBA [ 編集 ]

>温暖化仮説が絶対ならご説ごもっとも。 
>しかしIPCCの予測は現時点で大きく外れているようですね。


絶対となった時点で、そもそもそれは“仮説”とは言わないと思います。


それと、
IPCCの予測が現時点で大きく外れているというのは、
もう少し具体的にご教示いただけますでしょうか?


ちなみにIPCC第四次評価報告書にはこうあります

『気候システムの温暖化には疑う余地がない。このことは、
大気や海洋の世界平均温度の上昇、雪氷の広範囲にわたる
融解、世界平均海面水位の上昇が観測されていることから
今や明白である(図SPM.1)。{1.1}
 最近12年(1995~2006年)のうちの11年の世界の地
上気温は、測器による記録が存在する中(1850年以降)で
最も温暖な12年の中に入る。過去100年間(1906~2005
年)の長期変化傾向の値である100年当たり0.74[0.56~
0.92]℃1は、第3次評価報告書で示された1901~2000
年の変化傾向である100年当たり0.6℃[0.4~0.8℃]よ
りも大きい(図SPM.1)。温度上昇は地球全体にわたり生
じており、とりわけ北半球のより高緯度地域でより大き
い。陸域は海洋に比べより速く温暖化している(図SPM.2,
SPM.4)。{1.1, 1.2}』


『 20世紀後半の北半球の平均気温は、過去500年間の内の
どの50年間よりも高かった可能性が非常に高く、少なく
とも過去1300年間の内で最も高温であった可能性が高い。
{1.1}』


ちなみに池田信夫氏などの否定派は、すごくタイムスパンを
短く取っているようですね。

2009.10.20 21:52 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

>絶対となった時点で、そもそもそれは“仮説”とは言わないと思います。

これを詳しく説明している例として、日本科学者会議の雑誌「日本の科学者」に発表された「地球温暖化への懐疑論に関する考察」
http://web.sfc.keio.ac.jp/~masudako/publ/geosci/kaigiron.htmlから一部引用します。
いかにも学術的で固い文章ですが、こういうことです。

──────────────────
科学的認識が確かになるまでは政策の根拠とすべきでないという議論があるが、 不確かさを全くなくすことはできない。

科学的認識は、絶対的真理であることはまずない。 数学の定理でさえ、いくつかの公理を前提としての条件つきの真理であり、 公理を認めることによって論理的に論証できる。 自然科学で正しい理論だと考えられているものは、論理的には仮説であり、 それにもとづく未来の予測は、論理的には推測である。 しかし、すべての仮説、すべての推測が同様に不確かであるわけではない。 不確かさの度合いを客観的に示す絶対的な指標は残念ながらないが、 相対的な大小を論じることはできる。 きびしい検証にたえている説が相対的に確かであると言える。
──────────────────

もっとも、Kojitakenさんも同様の事を既に書かれていますね。

>ちなみに池田信夫氏などの否定派は、すごくタイムスパンを
短く取っているようですね。

IPCC第四次評価報告書は2007年に公開されていますから、これが「現時点で大きく外れている」対象だとすると、結論を出すのは早急すぎるように思えます。
ちなみにIPCC第3次評価報告書が公開されたのは2001年、第2次は1995年、第1次は1990年です。

2009.10.21 13:49 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

ソースがあやふやで恐縮ですが、多分2-3週間前の科学雑誌 Nature に、温暖化はここ10年程は進んでいないが、これは小さな『振れ』の範囲で、温暖化そのものはこの‘小康期’が終了すると、より激しく進むだろうという記事が載っていたように思います。つまり大多数の専門家一致するところでは、どうやら地球温暖化は存在することになりそうですが。
ここでご存知の方に伺いたいのですが、日本の二酸化炭素の排出量は世界の5%だそうで、8%だろうが25%の削減だろうが、大勢にはインパクトを与えないので、日本がそこまで無理して削減する必要はないという意見は、国益を考えると理にかなっていると思うのですが。そこで、
1.この5%というのは本当なのでしょうが?
2.もし1.が本当の場合、それでも頑張って25%削減に挑むことで得られる、日本の利益はなんなのでしょうか?

どなたかご教示いただけるとありがたいです。

2009.10.22 12:18 URL | . #- [ 編集 ]


地球は温暖化よりも寒冷化しやすいように思われます。氷河期は温暖な期間よりも長く続くと言われています。しかし、なぜ氷河期が生じるのかも科学的に100%分かっているわけではありません。

*****引用****
なぜ「氷河期」が起こるのか。これは大きなスケールで起こる氷河期についても、氷河期の中で起こるより小さな氷期/間氷期の繰り返しについても、いまだ議論されている問題である。

一般的な総意としては、大気組成(特に二酸化炭素とメタンのフラクション)と、「ミランコビッチ・サイクル(英語版)」として知られる、太陽を回る地球の軌道要素(おそらく銀河系を回る太陽系の軌道も関係する)、大陸の配置の組み合わせ、の3つの要素が組み合わされたものがその原因とされている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F#.E6.B0.B7.E6.B2.B3.E6.9C.9F.E3.81.8C.E8.B5.B7.E3.81.93.E3.82.8B.E5.8E.9F.E5.9B.A0
*****END****

氷河期がなぜ生じるのか完全に科学で説明できないくらいですから、温暖化についてもさまざまな意見があって当然だと思います。

問題は、自然の前の謙虚さと、良識ある議論のマナーではないでしょうか。

議論の内容よりも、話し方、書き方、態度、これが反感を呼ぶのです。

足利冤罪事件でも、刑事や検察官、裁判官の態度が、Sさんや多くの国民の怒りを倍加させているのです。

2009.10.22 12:36 URL | #- [ 編集 ]

地球寒冷化説は、かなり一般的な仮説で、温暖化会議でも取り上げられ肯定も否定もされませんでした。筆者もかなり前からその話を聞いており、地質学的には間氷期から氷河期に近づいていて、アフリカでも氷河期しか現れない湖が現れてきたという報告もあるそうだ。温暖化会議では、今、寒冷化説を発表すると温暖化へ向けた対策を止めてしまうので敢えてとりあげなかったと毎日新聞では報道されていました。
しかし結局のところ、地質学的な斬新的な寒冷化には後からでも対応できるが、二酸化炭素排出による急激な温暖化には、今、対処しないと手遅れになるという結論だそうで、それは正しいと思います。また寒冷化と温暖化が同時に進行して温暖化対策が不要になる可能性もあるそうですが、そうなったらそれで温暖化対策をやめればよいとのことです。妥当と考えます。
温暖化による被害は現実に予測できますし、世界各地でその兆候が観察されています。反対論が非科学的とは思いませんが、政策選択としては温暖化阻止しかないでしょう。

2009.10.22 17:51 URL | TY #- [ 編集 ]

>1.この5%というのは本当なのでしょうが?

これは本当のようです。
下記のサイトを参照してください。
http://daily-ondanka.com/basic/data_05.html

2005年のデータですが、日本のCO2排出量は4.7%となっています。
ただし、このサイトにも書かれているように、国民一人当たりの排出量でみると、アメリカ・ロシア・ドイツに次ぐ量で、これは途上国の10倍です。

>2.もし1.が本当の場合、それでも頑張って25%削減に挑むことで得られる、日本の利益はなんなのでしょうか?

バリ会議(2007年12月)で「先進国は2020年までに90年比25~40%削減」が合意されています。しかし、現在、先進各国の目標を足しても、その水準に達していません。世界でも最も進んだ工業先進国として目標達成をリードする責任があるのでは?
得られる利益としたら、国際社会からの信頼と評価でしょう。

このエントリ本文でも引用されている『日経エコロミー』のコラム「飯田哲也のエネルギー・フロネシスを求めて」の最新エントリ「25%削減は可能であり希望だ・新政権における環境エネルギー政策の行方と期待」
http://eco.nikkei.co.jp/column/iida/article.aspx?id=MMECcm000015092009
から一部引用すると

───────────────────────
これまで日本は、気候変動会議で「化石賞」を何度も受賞するなど、カナダやオーストラリアとともに地球温暖化問題に消極的な国と見られていた。筆者も、この春にメルケル独首相と面談した際に、「日本は『懐疑的な国』(Skeptic country)」という言葉を、直接耳にした。
 なぜか。旧与党が官僚に国際交渉を「丸投げ・お任せ」してきた結果、国際交渉も官僚主導で行われ、「官僚のイデオロギー」が色濃く出ていたからだ。国際交渉に携わる役所は、外務・経済産業・環境の3省だが、どうしても役所の力関係から経産省イデオロギーが支配的になる。そのため日本の気候変動交渉には、「国際的規範」(Norm)という哲学がなく、「狭い国益」やさらには「省益」や既得権益を代弁する下品なものとなった。ついには他国の首相から『懐疑的な国』と見下げられるようになり、「大きな国益」を失ってきたのだ。
───────────────────────

地球寒冷化説ですが、自然現象に起因する気温の周期的な変動と、人的活動に起因する気温の上昇という2つの因子を分けて考えるべきとは、以前のエントリでKojitakenさんも主張されていましたね。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-956.html

2009.10.22 19:41 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

予防原則、ですか。
温暖化だけでなく、利根川水系の氾濫にも適用していただきたいものです。
http://blogs.yahoo.co.jp/d_atsuta/55681581.html

2009.10.22 21:25 URL | Unknow Happness #oqbDtIN2 [ 編集 ]

ぽむさん

丁寧な解説を、どうもありがとうございました。理解が深まりました。

2009.10.23 09:33 URL | . #- [ 編集 ]

話題違いになりますが、池田信夫と言えば↓の本を出したみたいですね
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478011923/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1?pf_rd_p=466449256&pf_rd_s=lpo-top-stripe&pf_rd_t=201&pf_rd_i=4822245969&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_r=0X3Y5GFA7T38X4NKXZGM

タイトルからしていかにも新自由主義者らしく、痛みは労働者の側に負担させてそれをあたかもパラダイムチェンジであると錯覚させる詐術に満ち満ちてるのがよく分かりますね。
しかし、リストラの嵐が起きる90年代後半にならともかく、世界でも指折りの格差社会になり、かつ内需の復興が叫ばれるさなかに、この手の詐欺的言説がいまだに通じると思ってるところがすでにイタいですなwww

2009.10.23 20:57 URL | mash_plus #064L0iMs [ 編集 ]

「絶対となった時点で、そもそもそれは“仮説”とは言わない」ことに関しては、フリスキーさんの書かれる通りだと思います。

それから、氷期と間氷期の周期の話がTYさんから出されていますが、これの周期は10万年オーダーの話で、現在問題になっている温暖化の話は、数十年からせいぜい百数十年程度の事象を問題にしているので、タイムスパンも原因も全く異なるので、分けて考えなければなりません。「いずれ間氷期が終わる」ことを、地球温暖化仮説に対するカウンターとして持ち出すのはナンセンスであり、「温暖化会議でも取り上げられ肯定も否定もされなかった」ことは当然です。むしろ、この件を温暖化仮説と絡めて記事を書いた毎日新聞記者の不明の方が批判されるべきでしょう。
よく影響が指摘されるのは太陽活動の影響で、2007年に極小期を迎え、以後活発化するはずがなかなかそうならなかったので、「太陽活動の周期が変わった。これからは地球が寒冷化する」と鬼の首を取ったように叫ぶ「反CO2削減」論者が続出しました。しかし、今年になって太陽活動の活性化の兆しが観測され始め、「次の次のピークは2013年5月か」などと予想されています。
それでも、少なくともあと1年は太陽活動の静穏な状態が続くとも見られていて、つまり今は例外的に地球温暖化に(自然現象の要因によって)抑制がかかった「幸運な」状態だということです。遅かれ早かれこの時期は終わり、また一段と温暖化が進んだことを知らせるニュースが世界中から届くことになるのではないかと思います。

[参考記事]
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/06/18solar_cycle/index-j.shtml

2009.10.24 14:15 URL | kojitaken #e51DOZcs [ 編集 ]

>これは、検索語「湯浅誠」によるネット検索で当ブログを来訪されたものと思われるが、当然ながら、湯浅誠が菅直人副総理大臣兼国家戦略担当大臣に要請されて、国家戦略室へ政策参与として参加することが影響している。この人事は、ますます池田信夫の嫉妬心を刺激し、それが最近の池田信夫ブログを一段とヒステリックなものにしているのではないかと邪推する次第である(笑)

さっきたまたま見たら、池田センセイ、Kojitakenさんの予想通りのすごいエントリあげていました。

左翼の堕落
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51303955.html


2009.11.02 21:59 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

ニ昨年前に第二種福祉施設を提訴した訴訟で敗訴 この時に石原都政の裏金作りを疑わせる証拠が被告から出された。
湯浅氏から見たいとのメールがあり原審の判決正本など訴訟資料を送付 しかしその後は何らの音信も無く不審に感じていた。

先日にこの証拠から特捜に刑事告訴をした 私のHPはいろいろとワイルドでほぼ毎週にアップしています 先々週は”センチ虫を消した検事面前調書”これにアクセルが伸びました。
今回の刑事告訴を湯浅氏らの運動体に投稿したところ何れも消されました これもヒットしたかもです。

ホームレスの保護費支給は国が4分の3、都が4分の1で大田区の負担はない。
医療も単給という形で都が支払う、ここに疑獄事件に発展する仕掛けがある。

疑惑・・入退所日を改竄した裏帳簿の存在が疑われる SSSと行政の奇妙に一致した5月1日の謎

福祉ヤクザの最大手SSSを倒すには裏金作りの手口を暴くしかない
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/091116.jpg.html  

2009.11.22 10:03 URL | 流浪の民の乱 #1S0t/Q7o [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2011.03.19 18:44  | # [ 編集 ]

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2011.06.25 20:53  | # [ 編集 ]













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地球温暖化交響曲第1番「虚人」
オトマール・スィトナー指揮ドレスデン歌劇場管弦楽団のマーラー交響曲第1番「巨人」 今日今晩は。「国際環境NGO(嘘)RealCrazyClimate」の会員某です。 今日はこの記事を見てください。 「原子力からシフトを」 自然エネルギー、50年までに100

2011.04.24 10:33 | RealCrazyClimate