きまぐれな日々

9月28日付エントリ「新自由主義かケインズ政策かの議論ではない。環境問題だ」は、私自身がコメント欄の論戦に参加してコメンターの方(資本主義者さん)に応戦したこともあって、過去最多のコメント数を記録した。しかし、ここしばらくネットにあまり時間を割けない状態なので、そのフォローとなるエントリを上げられずにきた。

議論は途中から「地球温暖化懐疑論」へと移っていったのだが、私がもっとも驚いたのは、懐疑論の論者として名高い武田邦彦氏が、信じられないほど粗雑な論述を行っているらしいことだった。これは、まず資本主義者さんが、

温暖化によって海水面が上がるというのは嘘ですよ(笑)

と言ったので、私が論拠を示せと要求したところ、

コップに氷を入れて水をコップの容量ぎりぎりまで入れましょう。で、氷が溶けたら水が溢れるんですか?北極の氷が溶けたら水面が上がるという人は実験してみましょう。水面はズバリ下がります。簡単ですね(笑)

と回答し、それに対して私が

モデルを立てる時には、そのモデルが現実をよくシミュレートできているかどうかの検証が欠かせないんですよ。そのモデルってめちゃくちゃでしょ? 現実の陸地は氷でできているんですか?

と否定的に応じ、さらに資本主義者さんが

東大卒の科学者がモデルとして出していたものです。確か、環境問題の嘘て題だったかな?

と書いたことから、資本主義者さんが武田氏の議論を引用していたことが判明したものだ。

この議論を受けて、フリスキーさんから武田氏を痛烈に批判するコメントをいただいたので、以下に紹介する。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1001.html#comment7578

資本主義者さんが、ご自身の地球温暖化現象否定論の論拠とされた
武田邦彦著「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」(洋泉社)に
目を通しました。

かなり怪しい本ですね。
まず、
北極の氷の融解による海面上昇についての言及ですけど、
やはり、武田氏は北極海の海氷(海に浮かんでいる氷)の融解を
アルキメデスの原理から説明しているにすぎません。
北極海ではなく、北極圏とくにグリーンランドの氷床(陸を被っている氷)の
融解による海面上昇の問題についてはスルーしてますね。
地球温暖化問題において論じられているのはこの氷床の部分なのに、
どういうわけか武田先生は北極圏における氷床の融解の問題をスルーされている。
北極圏については何が何でも浮かんでいる氷以外取り上げたくないようです。
これでは一般人をなめているとしか言いようがありません。
子供だましとしか言いようがありません。(笑)

次に、
武田先生は、環境庁発行の環境白書が、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)
のレポートを曲解した上で誤訳して地球温暖化の誤った結論を流していると
批判してています。
ところが、肝心の元となっているIPCCの文書ですが、それがどの文書を指しているのか
不明なのです。普通ならそのレポート名を出しますよ。
どういうわけか
漠然とIPCCのレポートとしか言いません。(笑)

さて、
そのIPCCの文書ですが、
オフィシャルなものとして出されているのは、
環境庁ではなくて、気象庁によって翻訳された文書
「IPCC第4次評価報告書第1作業部会報告書政策決定者向け要約」があります。

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar4/index.html

この文書はIPCCによる公式文書であり、オリジナルの英文を気象庁が
日本語に訳したものです。訳文はオリジナルからの要約ではなくて、
気象庁による全文の翻訳です。
こちらを読んでみてください。

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar4/ipcc_ar4_wg1_spm_Jpn.pdf

ここから以下、要所を引用しましょう。

(引用開始)

・第3次評価報告書以降の新しいデータによると、
グリーンランドと南極の氷床の減少が1993?2003
年の海面水位の上昇に寄与した可能性が非常に高い
(表SPM.1参照)。グリーンランドと南極の内陸の氷
床を源とする氷河の中には、流出速度が増加したも
のがあり、氷床内部から氷を流出させている。それ
に対応する氷床減少量の増加は、しばしば、氷棚の
縮小、減少または消失、或いは海上に浮かぶ氷河舌
の損失に引き続いて起こった。そのような力学的な
氷の減少は、南極の氷の正味減少量の大部分と、グ
リーンランドの氷の正味減少量のおよそ半分を説明
するのに十分な大きさである。グリーンランドにお
ける氷の減少量の残りの部分は、降雪による蓄積を
上回る融解による減少である。{4.6, 4.8, 5.5}

・世界平均海面水位は1961年から2003年にかけ
て、年平均1.8[1.3?2.3]mmの割合で上昇した。
1993年から2003年にかけての上昇率はさらに大き
く、年当たり約3.1[2.4?3.8]mmの割合であった。

北極の平均気温は、過去100年間で世界平均の上昇
率のほとんど2倍の速さで上昇した。北極の気温に
は大きな10年規模変動性があり、1925年から1945
年にかけても温暖な期間が観測されている。{3.2}

・1978年からの衛星観測によれば、北極の年平均海
氷面積は、10年当たり2.7[2.1?3.3]%縮小した。
特に夏季の縮小は10年当たり7.4[5.0?9.8]%と
大きい。これらの値は、第3次評価報告書で示され
たものと整合している。{4.4}

・1980年代以降、北極域の永久凍土の表面温度は全
般的に上昇した(最大3℃)。また、1900年以降、北
半球の地表面が季節的に凍結する領域の最大面積は
約7%減少し、特に春季における減少は15%に達し
た。{4.7}

グリーンランドの氷床の縮小が続き、2100年以降
の海面水位上昇の要因となると予測される。現在の
モデルでは、(工業化以前と比較して)世界の平均
気温が1.9?4.6℃上昇すると、気温の上昇による
氷の質量の減少が、降水による増加を上回り、表面
の質量収支が負に転じると示唆される。質量収支が
数千年間負の値であり続ければ、グリーンランド氷
床は完全に消滅し、約7mの海面水位上昇に寄与す
るだろう。

現在の全球モデルを用いた研究によれば、南極の氷
床は十分に低温で、広範囲にわたる表面の融解は起
こらず、むしろ降雪が増加するためその質量は増加
すると予測される。しかしながら、力学的な氷の流
出が氷の質量収支において支配的であるならば、氷
床質量が純減する可能性がある。{10.7}

過去及び将来の人為起源の二酸化炭素の排出は、こ
のガスの大気からの除去に必要な時間スケールを考
慮すると、今後千年以上の昇温と海面水位上昇に寄
与するであろう。{7.3, 10.3}

             (引用終了)
これがIPCC文書の引用部分です。

さて、
問題の武田邦彦先生ですが、
その出典不明の“IPCCのレポート”とやらの結論が、
「北極の氷も南極の氷も海面の上昇にはほとんど関係が無い」
というものだと漠然と述べています。
いっぽう、
上記のIPCCの報告書には、北極圏および南極における
氷床の融解による海面上昇について、きちんと言及しております。
どういうわけか、
武田邦彦先生は、この点には目をつぶる。
また、自説に都合の悪いところはすべて伏せて、
しかもIPCCの結論をねじ曲げて紹介している。
IPCCの報告に対する曲解も良いところです。
まあ、そもそも武田氏の引用するレポート自体が出典不明なので
アレですけどね。(笑)

また、
武田先生がしきりに曲解だ、誤訳だと批判する環境白書ですけど、
白書にはこう書いてあるのです。

「気温の上昇は、海水の膨張、極地及び高山地の氷の融解を引き起こし、
その結果として海面の上昇を招きます」

これは、IPCCの報告の結論と符合しています。
どこが誤訳なんでしょう。
ところが、武田先生は、この環境白書の結論をIPCCの結論と
“まったく逆になっている”と批判している。
さて、どこが逆なの?(笑)
どの部分がどうIPCCの知見と逆なのですか?
逆どころが、両者はきちんと符号しているじゃないですか!

ああ、武田先生の挙げている
オリジナルの文書がどれなんだか不明でしたね。(ここでも笑っちゃう)

はっきり言って、この本は子供だましの“トンデモ本”の類ですよ。
(後略)

(フリスキーさんのコメントより)


「リベラル・左派」に分類されるブログでも、一時期「地球温暖懐疑論」は大流行し、武田邦彦教授の主張の引用を繰り返していた有名ブログもあったが、そんなブログもいつしか消えてしまい、民主党を中心とした新政権が、地球温暖化対策に力を入れる姿勢を見せていることから、「リベラル・左派」ブログも「地球温暖化陰謀論」をほとんど言わなくなった。これは、政権交代で良かったことの一つだと私は考えている。

私は何も、地球温暖化に関する温室効果ガス仮説を100%正しいなどとは言っていない。仮説は仮説なのだから、それが否定的に検証されれば仮説を修正していけば良いだけである。しかし、仮説への批判が武田教授のようなトンデモであっては意味をなさない。地球温暖化仮説の可否以前の問題である。

同じコメントで、フリスキーさんは勝谷誠彦も槍玉に挙げている。

ちょっと面白い動画を見つけました。
既に見ているかもですが、

http://www.youtube.com/watch?v=2rYIhj4vGME&feature=related

この武田邦彦先生が出演している民放番組でして、ここでも
コップに入れた氷の話を持ち出して
同じ自論を繰り返してますけど、
そんで勝谷誠彦もコメンテーターでいるんですけど、
この勝谷が、「僕は地質学の専門家なんで・・・」と切り出してから、
この武田トンデモ論に乗じて御託を並べてる。
勝谷さんって地質学の専門家だったんですね。(笑)

(フリスキーさんのコメントより)


勝谷は早稲田大学文学部卒業だったと思うが、大学及び専攻分野に何の誇りも持っていない勝谷は、村上世彰や西村康稔を排出(誤変換ではない)した神戸の灘高校を卒業したことを誇りにしている。「地質学の専門家」というのは、灘高校における勝谷のクラブ活動のことなのである(笑)。ちなみに、勝谷は早稲田大学では「少女マンガ同好会」に所属していた。

武田教授といい勝谷といい、なんと形容したら良いのか、文章に詰まってしまう方々である。


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自民党の谷垣総裁八ッ場ダムの地元に出向き、民主党を批判したようですね。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2009100200073

無駄なダム建設に国民のお金を湯水のように使ってきたことを反省もせずに全く度し難い政党である。早速、自民党のホームページに「恥をしれ」とメッセージを送った。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091002dde001010007000c.html

上記記事は氷山の一角の無駄使いを示す。

2009.10.02 17:15 URL | 負け組みの矜持 #- [ 編集 ]

ダム継続で谷垣自民は「地方重視」とかフカシたいようですね。
(地方は地方でも、地方利権の重視ではないかという気がしますけれど)

ただ、地方問題が何故言われるのかと言えば、昨今の不況と格差社会のなかで、国民生活再建の一環でしょう。
「国民生活重視」を掲げる民主に真っ向対決姿勢を強調する自民が、その「生活問題」を武器に戦えるとは思えません。
早晩矛盾が噴き出して頓挫するか、少なくとも奏功しないでしょう。

2009.10.02 21:51 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]


IPCC第4次評価報告書では、温暖化は事実であるとしても、二酸化炭素が主因であると科学的に100%証明されたとは書かれていません。

『20世紀半ばから見られている平均気温の上昇は、人為的な温室効果ガスの増加によるものである“可能性がかなり高い”。(9.4, 9.5)

観測事実を踏まえた気候モデルの解析により、放射強制力に対する理解の信頼性が向上した。気候感度に対し、初めて「可能性が高い」と言えるようになった。(6.6, 8.6, 9.6, 囲み10.2) 』と書かれています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/IPCC%E7%AC%AC4%E6%AC%A1%E8%A9%95%E4%BE%A1%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8

ここで「可能性が高い(likely)」とは、66%~90%を意味するとされています。

もちろん、CO2削減が温暖化を遅らせるのに役立つ「確率が非常に高い」以上、CO2削減は反対すべきことではありません。

ただし、CO2排出権取引のマネーゲームを盛んにするために「CO2洗脳」が世界的に実施されている、との危惧もあります。


****以下引用****

2・5 温室効果と地球温暖化
南極やグリーンランドの氷床は2000 m の深さで16 万年前の情報が保存されている。

温室効果
3原子分子からなるH2O(0.3%)、CO2(350ppm),O3(0.1ppm)が
赤外線を吸収して、大気が透明であれば‐18℃であるところ、地球の平均気温を1
5℃に保っている。

地球温暖化
産業革命前の炭酸ガスの大気中濃度 280 ppm、1988 年で 350 ppm、
2006 年現在 380 ppm

地球温暖化シミュレーション
炭酸ガス濃度300 ppm から600 ppm になったときのシミュレーション

1967 鉛直一次元熱平衡モデル
Manabe and Wetherald, 米国海洋大気庁(NOAA) 地球流体力学研究所
(Geophysical Fluid Dynamics Laboratory)

大気大循環モデル(Atmospheric General Circulation Model, AGCM)

大気・海洋混合層モデル(A Coupled Ocean-atmosphere General Circulation Model,
COGCM)

http://www.sato.sd.keio.ac.jp/lectures/spring/EUFP/02.pdf

******引用END*****

このようなモデルの方程式を解くにはスーパー・コンピュータが必要です。従って、研究機関の専門家以外は素人議論しかできません。

それでも、「100%の科学的厳密性」でCO2と温暖化の関係が証明さていない以上、温暖化の原因論の決着はついていると考えるべきではありません。

たとえ、CO2削減を鳩山政権のように推進するとしても。

これは、良識の問題です。



2009.10.02 23:41 URL | 一国民 #VWFaYlLU [ 編集 ]

別段どっちが100%確実とかいう神学論争をやってるわけではないと思いますが。
現状「反対すべきでない」という認識ならばブログ主氏との間に意見の齟齬は事実上ないでしょう。

議論の相手方の理屈が極めて妥当性に乏しいという点、その怪しい根拠を元にCO2削減反対という点、そこらのほうはどうなるんでしょうか。

2009.10.03 12:47 URL | Gl17 #EBUSheBA [ 編集 ]

国民さん

>それでも、「100%の科学的厳密性」でCO2と温暖化の関係が
>証明さていない以上、温暖化の原因論の決着は
>ついていると考えるべきではありません。

この点については、kojitakenさんは、
以下のようにおっしゃっています。

>私は何も、地球温暖化に関する温室効果ガス仮説を
>100%正しいなどとは言っていない。
>仮説は仮説なのだから、それが否定的に検証されれば仮説を
>修正していけば良いだけである。
>しかし、仮説への批判が武田教授のようなトンデモであっては
>意味をなさない。
>地球温暖化仮説の可否以前の問題である


これは、まさに国民さんの言う“良識の問題”ですよ。
あのような一般人をなめきったトンデモ本を、地球温暖化懐疑論の
論拠として世に出した武田邦彦教授と、彼を持ち上げたマスコミの
良識が問われるのです。

2009.10.03 12:50 URL | フリスキー #iMBi6aSc [ 編集 ]

東北のダムは必要なダム
必要としているのは誰
ヤンバダムの政権時鳩山総理は
どのポジションに居られていたのか
あとCO削減ですが、大企業はみんな
海外に出たらいいんです。民主支援の
連合も納得ですよ。後TVも禁止

2009.10.03 21:51 URL | 人口密度に応じて決める #- [ 編集 ]

続き
中小企業の人も失業で
自殺増大で高齢者予備軍減少
福祉にかかる費用も削減。
日本人も減って、外国人との
割合も平滑され多文化共生
がやりやすくなる。
いいこと尽くめ。

2009.10.03 22:30 URL | 人口密度に応じて決める #- [ 編集 ]

そうそう、
小渕優子や自民党も、
日本人が増えてほしいなら、
「子ども手当」ぐらい出せよ。
そんな知恵もないんか?
ダムなんかもう要らないよ。
今日食べるごはんとミルクがほしいんだ。
特亜出身ばかりにならないように。

2009.10.04 08:37 URL | cube #- [ 編集 ]

地球温暖化が政治のイシューになってから20年、日本人はいつまでこんな議論をしてるのか?ばかばかしくてやってられないよ。

懐疑論者は、天気予報で「今日の降水確率は80%です」といわれても、100%じゃない!科学的には不確実だから晴れかもしれない、って傘をもって出かけない馬鹿といっしょだよ。

地球の未来の問題をそういう科学論議に費やす連中には辟易しているよ。もちろん科学的知見は大事だけど、証明されてないとか・・・なんて言ってたら何も行動できないじゃないか?これだけ科学知見があれば、行動するのに十分じゃないか?
そうは思わないか?まだ待つのか?

2009.10.04 13:30 URL | ちゃこ #PefwKnF. [ 編集 ]

国民さん

>このようなモデルの方程式を解くにはスーパー・コンピュータが必要です。従って、研究機関の専門家以外は素人議論しかできません。

IPCCが提示し予測している将来の気候モデルが果たして正確なものなのか?
それについてより厳密に専門家が検討していくことが必要だということはたしかに言えると思います。
IPCCの気候モデルが100%、間違いがないものという前提で考えることは危険なことかもしれません。
しかし、IPCCの気候モデルの正確さについて疑問があるのでより検討していくべきだということなら、

>仮説は仮説なのだから、それが否定的に検証されれば仮説を修正していけば良いだけである。

とここのブログ主さんが言っていることではないでしょうか?
そのようにIPCCの気候モデルの正確さに疑いがあるということと、武田先生のような理論を持ち出してIPCCが言っていることを根本的に否定することとは違います。
そのことをここのブログ主さんは

>しかし、仮説への批判が武田教授のようなトンデモであっては意味をなさない。

と言っているわけです。

2009.10.05 02:47 URL | kusukusu #7E2POfTA [ 編集 ]

それと、武田先生の議論で忘れられていることは、北極海の海氷が溶けることが引き起こす問題は、水面が上がる(もちろん地域によって異なるのですべての地球上の水面が一斉にあがるわけではないと思うが。)という点だけにあるのではなくて、そのために太陽光の反射率が下がり(氷は反射率が大きく海面は小さい)温暖化を加速するということなんですね。つまり、温度が上がることと海氷が溶けることが相乗効果でどんどん加速していく可能性があるということ。個別に、どれだけ温度があがるのか?海面が上昇するのか?と議論するのではなくて、それが相乗効果で加速して行くとどうなるか、分からない、もしかしたらIPCCの予測さえ上回るような予期せぬ事態だって起こり得るかもしれないという視点で見ないと。(IPCCの気候モデルが正確な予測だとは言えないかもしれないということは、その予想を下回るだろうということではなくて、もしかしたらそれを上回るような事態になるかもしれないということですから。)

2009.10.05 03:03 URL | kusukusu #7E2POfTA [ 編集 ]

武田邦彦 教授の呆れたトンデモぶりとあるが、呆れるほどではないと思う。
 理由は、将来の地球環境のことは誰にもわからない。わからないことを、さもわかったかのように一方げて的に言うのは馬鹿いるのであって、武田先生の独自の論も、その一つにすぎない。あらゆる見方があってしかるべきである。ただ、TV・新聞で報じられる内容だけで、信じきることはとても危険である。また、武田先生の論を唯一正しいと信じ込むことについても気をつけるべきである。
 だが、地球温暖化対策に力を入れる姿勢を見せているとあるが、世界にいい顔したいなら、鳩山個人の活動にしてもらいたい。国民の税金を使わないで欲しい。

2009.10.16 14:52 URL | りり #- [ 編集 ]

はじめまして。
私も、かつて大学院に入る前は、「あらゆる見方があってしかるべきである。」なんて、武田さんを応援していましたが、論理性だとか、学問の事を知ると、「信じられないほど粗雑な論述」に呆れるばかりでした。

さて、「北極」の件に関してですが、確かにIPCCの記述に、「らしき」ものはあるんです。→http://blogs.yahoo.co.jp/eng_cam_fld_tgs/31310886.html
(このネタ、結構広まっているようですが)

また、武田さんの「北極」の扱いに関しては、http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho

2009.10.31 00:14 URL | 綾波シンジ #- [ 編集 ]

(すみません、記入途中で書込してしまいましたので、続きです)

の3章で「北極」の定義の違いがクローズアップされてますね。

ところで、どなたか存じ上げませんが、
>水面はズバリ下がります。
などと言ってるとしたら、とんでもないことですね。
本来、アルキメデスの原理で「コップの水に浮いた氷」を話すなら、水位は下がらないはずなのですが。こういった、実は理解出来て無いのに、いかにもそれらしく論陣を張るのが武田さんの本に引っかかる人の典型例ですね。

2009.10.31 00:19 URL | 綾波シンジ #- [ 編集 ]

”The big picture: 65 million years of temperature swings ”

http://jonova.s3.amazonaws.com/graphs/lappi/gisp-last-10000-new.png

http://joannenova.com.au/2010/02/the-big-picture-65-million-years-of-temperature-swings/

上記のグラフを見ればどう考えたってこれから最大4℃も上がることはない。

http://www.foresight.org/nanodot/wp-content/uploads/2009/12/vostok.png

http://www.youtube.com/watch?v=8mxmo9DskYE

http://wattsupwiththat.com/2009/12/09/hockey-stick-observed-in-noaa-ice-core-data/

また10万年周期ごとに氷河期から回復し温暖になるが、今回の周期で温暖になりかつ、最高気温ピークを既に過ぎているので、後は多少の気温の上下はあるものの下がる(寒冷化)する一方である。よってIPCCの言うような温暖化にはならない。

2010.03.06 19:33 URL | excelsior #SHLDkvn6 [ 編集 ]

しかし 温暖化はほんとはだいじょうぶというの あるみたいじゃない

2011.04.23 15:53 URL | トナ #8csJuzlQ [ 編集 ]

このコメントは管理者の承認待ちです

2011.05.18 07:28  | # [ 編集 ]













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武田邦彦は“福島差別”を煽り、酪農家の思いを踏みにじる
東京電力、そして自民党・民主党両政権による原発推進政策の結果引き起こされたこの度の人災。それによって生計の手段を奪われた人たちを前にして「原発推進」などと口に出来るでしょうか。私にはとても出来ません(以下、太文字は引用者)。 ■福島県の農家、出荷できなく

2011.04.26 23:57 | vanacoralの日記

気候変動とエネルギー問題─CO2温暖化論を超えて
マスコミが世論調査をする場合は、自分のプロパガンダ・洗脳効果を検証して、プロパガンダを強化するために行うのだろうと思っている。 他の団体の調査結果を利用する場合は、自社の洗脳方針に沿うものを掲載して、後光効果を狙うのだろう。と、ひねくれものは思っている

2011.09.04 17:41 | マスコミに載らない海外記事

『トンデモ』と『子供だまし』の分岐点
最初は税と社会保障の一体改革などにも切り込みたかったんだけど、こっちを先にする。 原発震災が尾を引いているうえで、最近注目度を上げているのが、中部大学教授の武田邦彦氏。 僕も知り合いの医師...

2012.02.05 00:30 | 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常