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きまぐれな日々

 今月は特に先々週と先週、目が回るほど忙しかったこともあって、ついにブログのトップページに「スポンサー広告」が表示されてしまった。FC2ブログでは、この広告は30日以上更新のないブログに表示される。

 少し前に、1515番目のエントリを最後にこのブログの更新を止めると書いたが、今回が1506番目になる。あと9回だが、現在のようにズルズルと更新しない状態をいつまでも続けていても仕方がないので、来年(2019年)春を目処に、この記事を含めてあと10本の記事を書き切って終わらせようと思うに至った。そのきっかけは、「はてなダイアリー」が来年春に終了することがある。はてなに開設している『kojitakenの日記』は、そのうち「はてなブログ」に移行させるが、もう少しはてなダイアリーにとどまって、ダイアリーの終了日時がはっきり告知された頃に移行しようと考えている。その移行のタイミングに合わせて、こちらのブログにも区切りをつけようと思うのだ。

 だから、今回の更新のあとは週末の沖縄県知事選を受けて来週月曜日に更新するつもりだ。

 今回は、自民党総裁選について簡単に書く。

 『kojitakenの日記』にも書いた通り、私は自民党総裁選では安倍晋三が党員票でも圧勝し、石破茂の政治生命が終わるだろうと思っていた。しかし、予想通り議員票で石破は2割弱しか得票できなかったものの、予想に反して石破は45%弱の党員票を獲得した、

 このことについて、『kojitakenの日記』には

安倍晋三は何もやらなきゃ圧勝だったのに誰の目にも明らかな形で変な圧力をかけたもんだから総裁選中に支持が離れたんだろう。

と書いたが、実はもう一つ異なる仮説を立てている。

 それは、党籍を持っている自民党員の方が、一般の自民党支持者よりも安倍晋三に対して厳しい目を向けているということだ。

 どんな世界でも、素人ほど惰性に流されやすく、既成観念にとらわれた因習的な考え方や感じ方しかできない。これが、この人生を通じて得た私の経験則だ。一般には、素人だからとらわれのない考え方ができると思われがちだが、実は真逆なのだ。だから、一般の自民党支持者や世論調査で安倍内閣を「支持する」と答えてしまう人たちは、簡単に「長いものに巻かれて」しまう。党籍を持つ自民党員の場合は、もう少し真面目に政治を考えているし、「自らへの異見を圧殺する」安倍晋三のあり方が、人の道に反しており、安倍に投票するわけにはいかないと考えた。今回の結果を公開酌することもできるし、案外こっちの方が当たっているかもしれない。

 この場合、石破茂は単なる「安倍晋三以外の候補者」であって、別に石破の極右的な思想信条や政策が支持されたのではない。ただ問題は、安倍に対抗する候補として総裁選に出馬できたのが極右の石破だけだったことだ。宏池会の岸田文雄だの「初の女性総理大臣を目指す」野田聖子だのは安倍支持に回ったが、今回の結果に舌打ちしているに違いない。彼らは、自ら「オワコン」になる道を選んでしまった。特に岸田については、何とか安倍晋三に「禅譲」してもらおうと今後醜態を晒し続けるであろうことが目に見えている。宏池会は、安倍晋三一派よりももっと未来のない完全な「オワコン」だとしか言いようがない。ことに、今後「保守本流」たちが共通して自らの信念としている財政再建原理主義が厳しい批判に晒される可能性が高い。

 蛇足ながら、宏池会系ではなく竹下登系の石破茂もまた「財政再建原理主義」の政治家であり、それにとどまらずこのイデオロギーは朝日新聞や立憲民主党の政治家やさらにはその支持者たちにも広く行き渡っている。私など、TBSのニュース番組で安倍政権に批判的な報じ方をしている最中に「国の借金」とか言い出すと、またかよ、それが安倍政権を助けてるんだよ、と苦々しい思いになる。

 その立場に立つ石破茂は、政治思想においても紛れもなく「右の極北」に位置する。こんな政治家を「リベラル・左派」たちが熱心に応援したのも目を覆うばかりだった。

 このところ、国会の閉会中には安倍晋三が追及されないために内閣支持率が上がる傾向があるが、それに加えて、自民党総裁選で自民党が注目されると自民党と内閣の支持率が上がる傾向が昔からある。

 この結果、自民党総裁選で「安倍一強」に綻びがはっきり見えてきたにもかかわらず、ここ最近の間では安倍内閣支持率がもっとも高いという、一件矛盾した現象が起きている。

 だがこれは、たとえてみれば夏至が過ぎてもその後1か月ほどは気温が上がり続けるのと似ている。たまたま一昨日は「秋分の日」だったが、遠からず安倍政権にも「秋の日はつるべ落とし」の日がくる。だが、没落しきらないうちにと安倍が焦って進めようとする改憲を、現在熱心に安倍を応援している読売新聞だのNHK(特に岩田明子)らが後押しするだろう。読売とNHKはそれぞれ影響力が絶大だし、イデオロギーというより「お祖父ちゃんが成し遂げられなかった改憲を僕ちゃんが成し遂げるんだ」という、妄執ともいうべき暗く強い情念に突き動かされている安倍晋三の突破力は絶対に侮れないほど強いので、今後無事に安倍政権が「終わってくれる」と楽観するのは絶対に禁物なのだ。

 何が何でも安倍(政権)を終わらせる。そんな強い気持ちを政権批判側が持たないと、安倍にしてやられてしまう。

 戦いはこれからが本番だ。
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