今年最後のこのエントリは、昨年(2008年)の大晦日同様、当ブログの年間アクセス解析結果を一部紹介し、2009年を回顧したい。昨年の大晦日に書いた通り、今年のアクセス解析の記事は大晦日公開の本件だけとなった。
今年は、本エントリを合わせて216件のエントリを公開した。過去最多の一昨年は322件、昨年は273件だったから、年々減っている。今年は特に9月以降、更新頻度をを意識的に落とした。
FC2カウンタの計数による年間総アクセス数は、12月29日までの集計で182万5424件だった。1日平均5千件のペースだったが、これは3月の西松事件の頃や、8月末の総選挙の前後にアクセス数が多かった影響が大きく、最近は5千件を超えることは滅多にない。昨年は年間アクセス数が122万2363件で、月平均10万件くらいのアクセス数だったから、今年は昨年より5割近く多かったことになるが、昨年9月から長らく続いたアクセス数の多い時期は過ぎ去った。
このうち検索エンジン経由のアクセス数は、37万件に到達する見込みで、昨年(241,186件)と比較して、やはり5割ほど増えている。こちらは、8月に大きなピークがあり、その前後の7月と9月も多かった。つまり、衆院選前後に検索エンジン経由のアクセスが集中した。
検索語別では、例年通りブログ名「きまぐれな日々」によるアクセスが最多だったが、2位が「城内実」だった。7月末に、城内実がポスターにタレントの眞鍋かをりさんの写真を無断で使用したとされる事件が起き、それから衆院選後の時期まで、検索語「城内実」によるアクセスが殺到した。特に、7月度には8,229件を記録し(8月度にも5,143件を記録)、同一検索語による月間アクセス数の過去最多だった、昨年4月の検索語「稲田朋美」によるアクセス数(3,866件)の倍以上を記録した。もっとも、検索語「稲田朋美」による来訪者は今年も相変わらず多く、昨年から順位を1つ下げたとはいえ、検索語別の3位を記録した。特に9月以降は「城内実」を大きく上回った。やはり野党第一党の議員の方が、無所属議員より注目度が高い。平沼一派の今後の動向が注目される。検索語別順位では、4位が「勝谷誠彦」、5位が「湯浅誠」だが、検索語「湯浅誠」でGoogle検索をした時に引っかかる当ブログのエントリは、湯浅誠の真価を伝えるものというよりは、嫉妬心をあらわにして湯浅誠の悪口を書いた池田信夫を揶揄するエントリであるのが、ちょっと恥ずかしい。
下記に、今年アクセスの多かったエントリのトップ15を示す。これは、個別エントリのURLへのアクセス数(12月28日現在)であり、公開時にトップページで表示された時や、タグ毎や年月毎にまとめてアクセスされた時にはカウントできないので、実際に記事が参照された件数より少ない数字になっていると考えられる。もっともその反面、記事をちらっと見て、読みたい記事ではないと判断されてすぐに閉じられたアクセスはカウントされるから、実際にどのくらいの読者にお読みいただいているかの感触は、ブログを書く方には全然わからない。ただ、エントリ間での人気・不人気の相対比較はできるので、毎月欠かさず集計している。
単に『週刊文春』に掲載された衆院選の予想記事を紹介しただけの工夫のないエントリが1位になったのは不本意だが、選挙前にこのエントリへのアクセスが集中したのだった。議席予想といっても1月の記事で、その後『週刊文春』は何度も議席予想の記事を出していたから、なぜこのエントリがいつまでも検索エンジンの上位に引っかかっていたのかよくわからないが、おそらく累積のアクセス数がものをいったのだろう。話題になりそうな題材を早めに取り上げることがアクセス数を増やす方法の一つらしい。2位以下は、私なりに力を入れて書いた記事が多いが、中でも城内実を批判したエントリがトップ15に3件入っている。
その一方で、一昨年と昨年に多かった橋下徹批判のエントリが入っておらず、そういえば今年は橋下批判をメインにしたエントリを、こちらの表ブログにはほとんど上げなかったように思う。かつて長らく検索語「橋下徹」によるGoogle検索で1ページ目に表示されていた「大阪府民は「極右ポピュリスト」橋下徹を打倒せよ」は、今見たら21番目に落ちていた。アクセス解析を見ると、年間23位で4,145件を記録しているものの、11月以降目立ってアクセス数が減っており、おそらくその頃に1ページ目から落ちたものと思われる。来年以降、橋下徹はもっとも警戒すべき政治家の一人だと私は考えているのだが、今年橋下を取り上げる頻度が低かったのはうかつだったかもしれない。
今年は政権交代の起きた年だったが、振り返ってみればさして満足感を覚えるわけでもない。それどころか、民主党政権の右傾化やネオリベ化ばかり気になって、全然落ち着くことができない。格差や貧困は全然解消されていないし、懸念される沖縄の米軍基地や改憲の問題、それにどこまで踏み込めるか未知数のグリーン・ニューディール政策など課題は山積している。ただ、政権交代が無意味だったとは全然思わず、市民が政治を動かす可能性が少しは見えたところに、2009年という年は意義があったと思う。それが良い方向転換になるかどうかは、2010年以降の私たち自身にかかっている。○○党なら、あるいは××さんなら何とかしてくれそうだ、という思考を捨てることが第一だろう。
最後に、今年一年間 「きまぐれな日々」 をご愛顧いただいた読者の方々に、厚くお礼を申し上げる。
それでは、皆さま、良いお年を。
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今年は、本エントリを合わせて216件のエントリを公開した。過去最多の一昨年は322件、昨年は273件だったから、年々減っている。今年は特に9月以降、更新頻度をを意識的に落とした。
FC2カウンタの計数による年間総アクセス数は、12月29日までの集計で182万5424件だった。1日平均5千件のペースだったが、これは3月の西松事件の頃や、8月末の総選挙の前後にアクセス数が多かった影響が大きく、最近は5千件を超えることは滅多にない。昨年は年間アクセス数が122万2363件で、月平均10万件くらいのアクセス数だったから、今年は昨年より5割近く多かったことになるが、昨年9月から長らく続いたアクセス数の多い時期は過ぎ去った。
このうち検索エンジン経由のアクセス数は、37万件に到達する見込みで、昨年(241,186件)と比較して、やはり5割ほど増えている。こちらは、8月に大きなピークがあり、その前後の7月と9月も多かった。つまり、衆院選前後に検索エンジン経由のアクセスが集中した。
検索語別では、例年通りブログ名「きまぐれな日々」によるアクセスが最多だったが、2位が「城内実」だった。7月末に、城内実がポスターにタレントの眞鍋かをりさんの写真を無断で使用したとされる事件が起き、それから衆院選後の時期まで、検索語「城内実」によるアクセスが殺到した。特に、7月度には8,229件を記録し(8月度にも5,143件を記録)、同一検索語による月間アクセス数の過去最多だった、昨年4月の検索語「稲田朋美」によるアクセス数(3,866件)の倍以上を記録した。もっとも、検索語「稲田朋美」による来訪者は今年も相変わらず多く、昨年から順位を1つ下げたとはいえ、検索語別の3位を記録した。特に9月以降は「城内実」を大きく上回った。やはり野党第一党の議員の方が、無所属議員より注目度が高い。平沼一派の今後の動向が注目される。検索語別順位では、4位が「勝谷誠彦」、5位が「湯浅誠」だが、検索語「湯浅誠」でGoogle検索をした時に引っかかる当ブログのエントリは、湯浅誠の真価を伝えるものというよりは、嫉妬心をあらわにして湯浅誠の悪口を書いた池田信夫を揶揄するエントリであるのが、ちょっと恥ずかしい。
下記に、今年アクセスの多かったエントリのトップ15を示す。これは、個別エントリのURLへのアクセス数(12月28日現在)であり、公開時にトップページで表示された時や、タグ毎や年月毎にまとめてアクセスされた時にはカウントできないので、実際に記事が参照された件数より少ない数字になっていると考えられる。もっともその反面、記事をちらっと見て、読みたい記事ではないと判断されてすぐに閉じられたアクセスはカウントされるから、実際にどのくらいの読者にお読みいただいているかの感触は、ブログを書く方には全然わからない。ただ、エントリ間での人気・不人気の相対比較はできるので、毎月欠かさず集計している。
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単に『週刊文春』に掲載された衆院選の予想記事を紹介しただけの工夫のないエントリが1位になったのは不本意だが、選挙前にこのエントリへのアクセスが集中したのだった。議席予想といっても1月の記事で、その後『週刊文春』は何度も議席予想の記事を出していたから、なぜこのエントリがいつまでも検索エンジンの上位に引っかかっていたのかよくわからないが、おそらく累積のアクセス数がものをいったのだろう。話題になりそうな題材を早めに取り上げることがアクセス数を増やす方法の一つらしい。2位以下は、私なりに力を入れて書いた記事が多いが、中でも城内実を批判したエントリがトップ15に3件入っている。
その一方で、一昨年と昨年に多かった橋下徹批判のエントリが入っておらず、そういえば今年は橋下批判をメインにしたエントリを、こちらの表ブログにはほとんど上げなかったように思う。かつて長らく検索語「橋下徹」によるGoogle検索で1ページ目に表示されていた「大阪府民は「極右ポピュリスト」橋下徹を打倒せよ」は、今見たら21番目に落ちていた。アクセス解析を見ると、年間23位で4,145件を記録しているものの、11月以降目立ってアクセス数が減っており、おそらくその頃に1ページ目から落ちたものと思われる。来年以降、橋下徹はもっとも警戒すべき政治家の一人だと私は考えているのだが、今年橋下を取り上げる頻度が低かったのはうかつだったかもしれない。
今年は政権交代の起きた年だったが、振り返ってみればさして満足感を覚えるわけでもない。それどころか、民主党政権の右傾化やネオリベ化ばかり気になって、全然落ち着くことができない。格差や貧困は全然解消されていないし、懸念される沖縄の米軍基地や改憲の問題、それにどこまで踏み込めるか未知数のグリーン・ニューディール政策など課題は山積している。ただ、政権交代が無意味だったとは全然思わず、市民が政治を動かす可能性が少しは見えたところに、2009年という年は意義があったと思う。それが良い方向転換になるかどうかは、2010年以降の私たち自身にかかっている。○○党なら、あるいは××さんなら何とかしてくれそうだ、という思考を捨てることが第一だろう。
最後に、今年一年間 「きまぐれな日々」 をご愛顧いただいた読者の方々に、厚くお礼を申し上げる。
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