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きまぐれな日々

これはもう「筆禍事件」といっても良いだろう。

"bakawashinanakyanaoranai" (馬鹿は死ななきゃ直らない)というふざけた文字列を含む城内実のブログエントリについた「はてなブックマーク」の数は、増加が一向に止まらず、ついに110件を超えた。これまで零細だった城内実のブログとしては突出した人気エントリになり、城内は一躍人気ブロガーの仲間入りを果たした(笑)。

しかしその内容は笑いごとではなく、「こんな人が実際に国会議員をやっていたなんて信じられない」とは、誰もが思うことだろう。さすがは安倍晋三の側近だっただけのことはある。人権感覚のかけらもない極右レイシストだ。反コイズミ・反安倍晋三の主張をしていたかたわら、こんな人物を持ち上げていた「政治ブロガー」たちの責任もきわめて重い。

「はてブ」100件超については、「kojitakenが煽ったせいだ」と被害妄想に陥っている城内実の支持者もいるかもしれないが、当ブログではエントリ1件あたりの「はてブ」件数は、50件を超えたことが一度あるだけだ。自分のブログでもその程度なのに、他人のブログの「はてブコメント」を炎上させる力など、当ブログにはない。城内のエントリについたすさまじい「はてブ」の数は、それだけあのエントリが読んだ者の度肝を抜き、心胆寒からしめるものであることを示している。

なお、「kojitakenの日記」の方では、「故稲尾和久氏が暴露していた「燃える男・星野仙一」の正体」という、稲尾和久さんの著書を紹介したエントリで142件の「はてブ」をいただいたことがあるが、「kojitakenの日記」においても、これが唯一の3桁「はてブ」である。この時には、1日に8600件を超えるアクセスをいただいたが、城内のブログにも相当な数のアクセスが殺到したに違いない。そして、読者の大部分は城内に対して極めて強い嫌悪感を抱いたことだろう。

これは、場合によっては静岡7区の情勢を変えるかもしれない。静岡7区は、前回の総選挙で「刺客」の片山さつきが城内を倒して当選した選挙区だが、その後の新自由主義の没落と、倣岸不遜な片山のキャラクターが嫌われていること、さらに落選した城内に同情が集まっていることなどもあって、情勢は圧倒的に城内が有利と見られていた。

前回の総選挙では、民主党は阿部卓也を立てたが落選した。その阿部はブログを開設しており、昨年12月18日付で、「城内 実氏について」というエントリを公開している。以下引用する。

民主党の7区の公認候補者擁立作業が進んでいますが、
「城内実氏を民主で公認するなり、国民新党で戦ってもらって
応援すればどうか」とのご意見やご質問をいただきます。
この際、あくまで「私個人の認識」ですが
誤解や混乱が生じないよう、はっきり申し上げておきます。

あらゆるルートからのアプローチに対して
ご本人が「NO」であり、
野党サイドでたたかうことに同意がいただけなかったもの。
と考えております。前回同様、“正当な自民党”を
めぐる選挙を望まれているものと拝察いたします。

よって、政権選択選挙となる今回の衆議院選挙におきましては
民主党としては当然ながら候補者の擁立を致します。

(静岡県議会議員 阿部 卓也のブログ 『負袋録(ふたいろく)』 2007年12月18日付エントリ 「城内 実氏について」より)


呆れたことに、城内実を民主党または国民新党公認で擁立しようという動きがあったのだ。だが、城内の方からそれを蹴った。だから、民主党は静岡7区の候補者を公募し、その結果内定したのが斉木武志なのである。

昨日、「カナダde日本語」が、静岡7区と静岡8区の民主党候補を紹介するエントリ(下記URL)をあげていて、それに私がコメントしたところ、エントリに盛り込んでいただいたのだが、そこにも書いた通り、斉木武志は先月発表された民主党の2次公認から漏れた。
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1272.html

ここから私のコメントを再録する。

民主党が先月発表した二次公認から斉木武志氏は漏れています。
私は、もしかして民主党が城内実に遠慮して斉木氏に立候補を取り下げさせるのではないかと思っていました。しかし、ここにきて城内実がブログで筆禍事件を起こし、事情が変わりました。

城内のブログ記事
http://www.m-kiuchi.com/2008/11/11/bakawashinanakyanaoranai/
は、そのあまりのひどい内容のため、「はてブコメント」が炎上しました。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.m-kiuchi.com/2008/11/11/bakawashinanakyanaoranai/

これで、民主党が城内や片山さつきを倒すために立ち上がらなかったら、政権交代を目指す政党の名が泣くというものでしょう。おそらく斉木氏は三次公認に入ると思います。

有力と見られていた城内は、今後間違いなく失速するでしょうから、静岡7区は片山を含めた三つどもえの大混戦になることでしょう。


ここで書いたように、私は民主党は斉木武志の公認を内定したあとも、候補者の擁立を止めて、事実上城内実の応援に回るのではないかとずっと疑っていた。当地から瀬戸内海を隔てた対岸にある岡山では、平沼赳夫に遠慮して民主党は岡山3区の候補者擁立をしない方針だから、同様のことを静岡7区でもやらかすのではないかとずっと心配していたのである。

しかし、城内が極右レイシストの本性をむき出しにした文章を公表して激しい非難を浴びた以上、民主党は静岡7区で候補を立てるなり他の野党の候補(もちろん城内実を除く)を支持するなどしない限り、静岡7区の有権者に、新自由主義者のコイズミチルドレンと、平沼一派の極右レイシストのどちらかという、究極の選択を迫ることになってしまう。もちろん、他の野党候補に投票すれば良いといわれればそれまでだが、選挙は勝たなければ意味がない。静岡7区の有権者の思想信条が、新自由主義か極右レイシズムのどちらかに大別されるなら、片山対城内の対決の構図でも構わないかもしれないが、そんなことはあり得ないだろう。

民主党には、早く態度をはっきりさせることを望みたい。斉木武志の公認を内定した以上、斉木を早く公認することが最善の策だと思う。万々一、ここで戦いを放棄して事実上城内実を助けるようなことがあったら、民主党はファシズムとの親和性がきわめて強い政党であると断ぜざるを得ない。そんなことになったら、二大政党が新自由主義か極右かの選択になってしまう。いや、今でも民主党には大勢の新自由主義者がいるから、民主党はネオリベ兼ネオコンの極悪政党ということになってしまう。これでは有権者を失望させ、政治に対する絶望感を深めるばかりだろう。もちろん、当ブログは現在自民党に対して行っているよりももっと強い批判を民主党に対して行わざるを得ない。

民主党の賢明な判断に期待したい。


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