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きまぐれな日々

世間一般は「春分の日」の休日という方が多いと思う。中には21日を休みにして4連休という方もおられるかもしれない。昨日は雨だったが、季節はすっかり春らしくなった。残念ながら今日も当ブログ管理人には仕事があるが、春分の日というと「新じねん」のおーるさんの命日ということになるのだろうか。今年はうるう年で20日が春分の日だけれど、一昨年はたぶん21日が春分の日だったから、明日が三回忌なのだろう。ご冥福をお祈りしたい。

さて、チベット騒乱を取り上げた一昨日のエントリが反響を呼び、15件の「はてなブックマーク」をいただいたせいもあってか、多くのコメントをお寄せいただいた。しかしその過半数が左右双方からの批判であって、チベット問題で声を上げている人を右翼呼ばわりするなというのがあったかと思うと、ダライ・ラマにはアメリカの息がかかっている、そんなやつを擁護するなというのもあった。文章のロジックを読めない人ばかりなので呆れてしまう。前者についていうと、「ネット右翼がここぞとばかり声を張り上げている」という意味のことを書いたが、「声を張り上げているのは(ネット)右翼(ばかり)である」などとはひとことも書いていない。それどころか、リベラル・左派系のブログも声をあげていると書いた。後者については、私は中国政府のプロパガンダの尻馬に乗って騒いでいる中国版ネットウヨともいうべき中国のブロガーを批判したのであって、彼らは中国の兵士がチベットの子供を射殺している動画が「YouTube」に公開されるやそれを削除する中国政府に対しては何も言わないのである。それに対する反論がダライ・ラマ批判というのは、全く筋が通っていない。要は、ネット右翼もネット左翼も揃ってバカばかりということだ。彼らは、日本なりアメリカなり中国なりの権力に媚びる「媚権派」としてひとくくりにした方が良いかもしれない。

今回失望させられたのは、この問題について日本共産党が沈黙していることで、かつて中国共産党にもソ連共産党にも批判を行い、北朝鮮による拉致問題についても、自民党や社会党がこれを無視していた1988年にいち早く国会で取り上げ、北朝鮮の犯行ではないかと指摘した共産党の伝統はどこにいってしまったのかと思う。前記「YouTube」の削除や、騒乱での死者を過小に見積もったり、一方的にチベット民族に非があるような映像を国内のニュースで流すなどの情報操作を中国政府がしていると全世界に報じられているだけでも、今回の騒乱について中国に疑念を持たざるを得ないというのが大方の見方だろうと思うのだが。

一方、「dj19の日記」で知ったのだが、民主党の枝野幸男議員を代表とする「チベット問題を考える議員連盟」が国会内で総会を開き、チベット騒乱への中国政府の鎮圧行動を「五輪開催国にふさわしく、武力の行使や人権侵害を行わないよう自制を求める」と非難する声明を発表したそうだ。この議連には自民党や社民党の議員も加わっている。社民党の阿部知子議員は、よくテレビでお目にかかる同党の政審会長だ。

しかし同じ「アベ」でも、安倍晋三が下村博文や稲田朋美と一緒にしゃしゃり出てきて、チベット出身でダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表のペマ・ギャルポ桐蔭横浜大教授と国会内で会談して「チベットの人々の人権が確保されるよう努力したい」などと発言したのには鼻白む思いだ。この発言自体には問題ないのだが、加藤紘一議員の実家が放火されて全焼した時、多くの人がテロを非難するコメントをしたのに、当時首相だったコイズミと官房長官だった安倍はしばらく沈黙していた。
"小泉純一郎と安倍晋三が発した言論の自由への「負のメッセージ」"
(2006年12月3日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-192.html

また安倍は、伊藤一長・前長崎市長が市長選の最中にテロの凶弾に遭って死亡した時にも、テロを非難する言葉が口をついて出てこなかった。それどころか、犯人が所属していた暴力団が、安倍の非公然後援会「安晋会」と関係していたのではないかとの可能性が山岡俊介氏によって指摘された。
"長崎市長を射殺したテロの「真犯人」"
(2007年4月20日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-320.html

また、会談で安倍と同席した稲田朋美は、先日も靖国神社の映画を検閲しようとした件を当ブログでも非難したばかりだが、繰り返して書いているように、加藤紘一の実家へのテロを後援会で笑い話のように紹介し、実質的にテロを肯定した女だ。
"嘘つきが「教育改革」を進め、テロ肯定者が「伝統と創造の会」を主宰している"
(2006年11月23日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-184.html

国内で言論テロと断固として戦うどころか、事実上テロを助長している安倍晋三や稲田朋美に、どうしてチベットの騒乱を「人権問題として重視していく」ことなんかができるんだろうか。へそが茶を沸かすとはこのことである。


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