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きまぐれな日々

当ブログは、平日は朝に記事を公開することが多い。夜は、9時台にアクセス数のピークがあり、10時台、11時台とアクセス数が減っていくのが普通だ。

だが、一昨日(12日)は様相が違った。午後11時台にアクセスが急増したのだ。アクセス解析を見てみると、検索語に「稲田朋美」を用いた検索エンジン経由の訪問が、午後11時23分以降急増していた。

この日は、夜のニュース番組を見ていなかったのだが、おそらくテレビで稲田について何か報じられたのだろうと思った。しかし、ネット検索では何も分からなかった。そこで、某所で質問をしてみてご存知の方に教えていただき、ようやく事情がわかった。

下記の朝日新聞記事をご覧いただきたい。
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200803120422.html

国会議員横ヤリの「靖国」試写会に80人 偏向指摘も

2008年03月12日23時16分

 靖国神社を題材にした中国人監督のドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の国会議員向け試写会が12日夜、都内で開かれ、約80人の議員らが出席した。試写を求めていた自民党の稲田朋美衆院議員は「偏ったメッセージがある」と話し、映画に政府出資法人から助成金が出されたことの是非を、さらに検証し続ける姿勢を示した。(以下略)

(asahi.comより)

このニュースがTBSの「NEWS23」でも報じられ、検索語「稲田朋美」で当ブログにたどり着かれた方が多数おられたという次第だ。

靖国神社に関する映画を検閲しようという、いかにも自民党タカ派的な発想が端緒となり、映画会社がこれを拒否して、逆に全議員を対象に異例の試写会を開いたものだ。

上記朝日新聞記事からさらに引用する。

 映画は4月12日から都内と大阪の計5館で公開予定で、昨年12月からマスコミ向け試写が始まっていた。映画の中で南京事件の写真が使われていることなどから、週刊誌などが「客観性を欠く」「反日映画」などと報道。政府出資の基金から助成金が出ていたことも問題視した。これを受け稲田議員は「助成が適切だったかどうか、議員として検証したい」とし、同議員が会長を務める自民若手議員の勉強会「伝統と創造の会」と、同じく同党議員でつくる「平和靖国議連」との合同の試写会を、文化庁を通じて要請していた。

(asahi.comより)

要は一部の右翼週刊誌が稲田らをたきつけて、ヒョイヒョイと稲田がそれに乗ったというワケだ。NHKの番組を改変させた安倍晋三や中川昭一と同じ発想である。しかも、肝心の映画の内容は、自民党のタカ派議員仲間である島村宜伸衆院議員が「一貫したストーリーを見せるというよりは、様々な場面をつなげた映画。自虐的な歴史観に観客を無理やり引っ張り込むものではなかった」(前記朝日新聞記事より)と述べるなど、右派を刺激するような内容では全くなく、稲田は振り上げた拳の下ろしどころがわからず恥をかいた格好だ。

そもそも、「稲田朋美」の検索語で当ブログが上位で引っかかるのは、以前に公開した下記記事がアクセスを集めたからだ。

"嘘つきが「教育改革」を進め、テロ肯定者が「伝統と創造の会」を主宰している"
(2006年11月23日)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-184.html

上記URLの記事に書いたように、稲田は一昨年夏に起きた加藤紘一衆院議員の実家への放火事件を笑いものにした。この事件は、加藤が当時首相だったコイズミが靖国神社に参拝しようとしていたことを批判したために起きた。言論の自由に対する許されざる挑戦だが、稲田はあろうことかこのテロを肯定したのである。こんな人物が国会議員をやっていること自体許されないと私は思う。

そして、映画を検閲しようとした今回の件も、いかにも稲田らしいというほかない。稲田は衆議院福井1区選出の議員だそうだが、次の総選挙では稲田を落とすべく、福井1区の有権者には良識を求めたいし、野党には強力な対立候補を立ててもらいたい。

[追記] (2008.3.15)
最初にこの件を問題にした右翼週刊誌というのは「週刊新潮」(2007年12月20日号)だったようだ。


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