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きまぐれな日々

岩国市長選は残念ながら福田良彦氏が当選した。
http://www.asahi.com/politics/update/0210/SEB200802100009.html

この朝日新聞の記事にあるように、「在日米軍の再編に伴う厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)への空母艦載機部隊移転の是非が争点となった」選挙であったとともに、安倍晋三の復権を賭けた選挙でもあった。福田氏有利と見られていた選挙だったが、井原前市長は選挙戦終盤で福田氏を急追し、大接戦に持ち込んだ。しかし一歩及ばなかった。

こういう地方選挙について、直前にブログで周りに合わせて騒いでも徒労に終わることが多い。人口の多い東京や大阪の知事選でもそうだった。ましてや、岩国市は人口15万人だ。ブログの読者にどれくらいの岩国市民の方がおられるかというと、当ブログの訪問者数は平日で2千人くらいだから、そのうち岩国市の有権者の方は、比例計算すると2人か3人ということになる。これでは、直接岩国市長選に影響を与えるのはほぼ不可能だ。

岩国市長選について熱っぽく語るブログなら、それが他のブログに影響を与えて声が増幅されることもあるだろう。そう考えて当ブログは 「なごなぐ雑記」 の岩国市長選シリーズを推薦、紹介した。当ブログとしては直前に皆と一緒に騒ぐより、長期的にこのような結果を招かないための種まきを行うことを重視したいと思う。地方選での敗北の虚脱感をいつまでも繰り返したくない。

たとえば、今回の選挙に関しては、民主党の腰が引けていたことが大きな敗因の一つだと思うが、大連立騒動のあとの小沢一郎留任は果たして正解だったか、菅直人が党代表になっていても同じ結果だったか、などと考えてしまう。

安全保障政策面でも経済政策でも対米追随一本槍はむしろリスクを負う時代になってきている。クリントンとオバマの米大統領選民主党候補選びも、今日の3州でのオバマ氏圧勝でますます混沌としてきたが、どちらが大統領になっても共和党ブッシュ政権に隷従してきた日本政府は、政策を改めなければならない。そのためにもこの岩国市長選は重要だったのだが、残念ながら日本の民主党からは真剣さがあまり感じられなかった。

本屋で雑誌を立ち読みしていたら、「AERA」に「オバマ恐慌がやってくる」などという記事が出ていた。書いたのは大鹿靖明という記者で、ライブドア事件の堀江貴文逮捕を「国策捜査」だとして批判し、話題になった人だ。記事のタイトルを見て、これは大鹿記者の書いた記事ではないかとピンときたのだが、果たしてそうだった。魚住昭はライブドア事件に関する大鹿記者の仕事を高く評価するのだが、この「AERA」の記事は、私には単なる新自由主義者の駄文にしか見えなかった。雑誌は立ち読みしただけだが、大鹿記者は、「ウォールストリート・ジャーナル」より「ニューヨーク・タイムズ」の社説に意見が近いと自認するオバマが大統領になったら、大恐慌になるぞと日本の読者を脅しているのである。こんな記事に何の意味があるのかと呆れて「AERA」を書棚に戻し、月刊「現代」を立ち読みすると、今度は橋本大二郎と江田憲司が対談で自民・民主両党が掲げる「バラマキ」政策を批判し、東国原英夫を持ち上げていた。彼らは、「せんたく」に合流するつもりなのだろうか。

何だか憂鬱になる材料ばかりだ。年末から年始にかけて、テレビや経済雑誌の報道によって、ようやく新自由主義が退潮し、福祉国家への道が開けるかと思われたが、安全保障面でも経済政策面でも敵が猛反撃してきた。厳しい戦いはまだまだ続く。


#この記事は、「トラックバックピープル・自民党」 および 「トラックバックピープル・安倍晋三」 にトラックバックしています。ここにTBされている他の自民党および安倍晋三関係の記事も、どうかご覧下さい。

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