FC2ブログ

きまぐれな日々

民主党がまた道を誤ろうとしている。

小沢一郎が辞意を表明したのは、もう動かしようのない事実である。多くの方が、小沢はもともと総理大臣になるつもりはなかったと指摘している。ここでは、当ブログにいただいた小沢一郎の地元・岩手県在住のsonicさんのコメントをご紹介する。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-492.html#comment2246

おひさしぶりです。
小沢さんの地元のsonicです。

小沢さんの突然の辞任。
正直なところ、どっちらけです。

次の選挙、どうするつもりなんでしょうか?
建設業界に見限られて民主党に移ったのまでは良いけれど、今度は党首の座をぶんなげ・・・

一部に、首相の座をちらつかせられて鼻の下を伸ばしたたんじゃないかと言う声もあるようですが、それはないでしょう。
自民党時代から心臓が良くないので、表立って活躍する気持ちそのものがないんですよ、小沢さんは。(本人から聞いた)

民主党の代表すらやりたくなかったのが本音でしょう。
それを無理して、ここまで突っ張ってきたのに、予想外の反発があったもんだから、頭に来ちゃったんじゃないでしょうかねぇ?

でも、小沢民主党は政権「交代」を主張していたんですから、大政翼賛会への参加を拒否するのが当然だと思いますよ。
こんなの引き受けたら、小沢さん、自己矛盾ですよ。
自民・民主の大連立が成立していたら、かえって小沢さんの政治生命は絶たれていたでしょう。

それにしても、小沢さんもアベシンゾるとは思いませんでした。
次は福田さんでしょうか・・・。

2007.11.05 01:49 URL | sonic #GCA3nAmE [ 編集 ]

誰しも疑問に思うのは、メリットが自民党の側にしかない「大連立」をどうして小沢一郎が受けようとしたかである。

しかし、現実にはそのように報じられているし、仮に小沢にその意図がなかったにせよ、密室で談合などをしてしまったばかりに痛くもない腹を探られた、とは最低限指摘できる。

それが現実である以上、民主党は速やかに後継の代表を選ぶ必要がある。代表代行である菅直人で暫定的に決めるか、代表選を行って世間の注目を民主党に集めるか、どちらが良いかは判断に迷うところだが、後者がベターだろう。とにかく早く後継代表を選ぶ方向に進まなければならない。事実、鳩山由紀夫幹事長も当初は「速やかに後継代表を決めたい」と発言していた。

ところが、いざ民主党の緊急役員会が開かれると、自民党との連立はしないとの条件つきで小沢代表を慰留する方針になってしまった。これに対し小沢代表は、「心の整理に時間がかかるので慰留の回答を待ってほしい」と回答を留保した。

これは、最悪の展開である。頭をよぎるのは、一昨年の「郵政解散」の際、郵政民営化法案に反対した亀井静香、野田聖子、平沼赳夫らに対し、コイズミが総選挙で自民党公認を与えないどころか、対立候補を立てて郵政民営化に反対した議員と戦わせる方針を決めたときの「造反組」の反応だ。彼らは、未練がましく自民党公認を求めた。亀井が綿貫民輔らとともに国民新党を立ち上げたのは8月17日だったが、そこまでにはかなりのタイムラグがあった。最初にコイズミから挑戦状を叩きつけられた時、即座にコイズミと戦う姿勢をとっていれば、あの選挙はあんな結果にはならなかったと思うのだが、彼らはそうしなかった。それどころか、野田、平沼らに至っては自民党にこだわり続け、国民新党にも参加しなかった。のち野田は自民党に復党し、平沼も極右新党を作って自民党と連立をしよう、などといまだに甘いことを考えている。ついでにいうと、今回の「大連立」構想で平沼赳夫は真っ青になったことだろう。「大連立」になると、平沼は公明党ともどもキャスティング・ボートを握ることができなくなるからだ。

話を民主党に戻すと、支持者の大多数に受け入れられない「大連立」を受け入れようとした小沢の辞意を、民主党は速やかに受け入れて、後継代表のもと、「生活重視」の反新自由主義という、7月の参院選で民主党が多くの国民の支持を得た路線を徹底させると宣言する以外に民主党の活路はないのである。そのように動けば、トレンドはまだ民主党に傾いていると思うから、次の総選挙で民主党は勝てる。しかし、結論が一日、二日と先送りされればされるほど、民主党が混迷しているという印象は強まり、選挙には不利になる。だから、今回の緊急役員会が出した「小沢慰留」の方針は誤りだと言わざるを得ない。

報道によると、小沢慰留を強く主張した役員の一人が前原誠司であるという。ことあるごとに、小沢一郎と異なる意見を「サンデープロジェクト」をはじめとするテレビ番組などで主張してきた人物である。民主党はこんな男にひきずられていてはダメだ。

「小沢グループ離党」を懸念する向きもあるが、民主党が後継代表の体制になっても「小沢グループ」の離党はないと私は考えている。「Munchener Brucke」 が下記のように指摘している通りである。

小沢グループ離党はない。

 民主党から小沢一郎が側近を引き連れて離党するという見解があるが、私はないと思う。今の選挙制度では小政党の存続は難しく、前回の大勝で膨れ上がっている自民党と選挙区調整をして生き残るのは不可能だ。

 それに先述した通り、小沢一郎は代表を辞任しても民主党内であれば強い影響力を発揮し続けることができる。これが小政党の党首になったり、最終的に自民党に復帰しても、もはや影響力は発揮し得ないであろう。

(「Munchener Brucke」?「民主党小沢代表辞任に関して」より)

小沢一郎には、民主党の経済政策を転換させて、参議院選挙で民主党を大勝に導いたという輝かしい実績があるから、代表を続けてほしいという声があがるのは理解できる。しかし、民主党が小沢を慰留するなら、「民主党執行部は、小沢代表の辞職願を受理できないとしているが、そうならば、大連立を真剣に考慮すべきである」という読売新聞の主張(11月5日付社説)を無視できなくなる。私などは、それこそが前原誠司の狙いではないかと勘繰っているほどだ。それにしても、ナベツネによる「政界の1リーグ化構想」とはよく言ったものだ(笑)。

小沢一郎は、過去には「壊し屋」としては抜群の才能を誇りながら、新たに構築していくことはできなかった政治家だ。だから、民主党が次のステップに進むためにも、一刻も早く小沢一郎の辞意を受け入れ、後継代表を選ぶことだ。ことを急がなければならない。


↓ランキング参戦中です。クリックお願いします。
FC2ブログランキング
スポンサーサイト