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きまぐれな日々

最初に、「シンキロウ」と仰る方から寄せられた当ブログへの痛烈な批判コメントから紹介しよう。

もういいかげんに小沢信者に
偏執的に執着して批判するのはやめた方がいいぞ!
もっと視野を広く持てよ!
世間一般の人が小沢信者のブログの動向などなんの興味もないし、そもそも認知もしてない。
不毛な事はよせ!
そんな政治ブログ村のバケツの中のせせこましい争いなどどうでもいいんだよ!
もっと危惧すべき事、優先して批判することがあるはずだ!
あなたのブログを数年来信頼して読んできたが、いつからか小沢信者批判がしつこすぎる。別に俺は小沢信者てわけではない。選挙ではいつも消去方で社共に入れてる。もっと大衆に訴えることを書けよ!小沢信者の動向なんて
政治ブログオタクの間でしか通用しねえの!つまり不毛な事をやめろ!
あなたの鋭い感覚に期待してるから言ってんだ!

2011.08.26 04:13 シンキロウ


言わんとすることはわかる。だが、「選挙ではいつも(消去法で)社共に入れてる」という「シンキロウ」さんに問いたいが、なぜその社共が国会での議席数が数議席の零細政党に転落してしまったのかと疑問に思われないだろうか。

小選挙区制のせいだ、あるいは同じような政策を持つ社民、共産両党がいつまでも互いに争っていて国民から呆れられているからだ、等々いろいろ意見はあるだろう。

だが、最大の問題は何かというと、本来社民党や共産党に投票をしてしかるべき考えを持っている人たちが、このところずっとそうではない投票行動をとってきたためだろう。彼らの投票先は民主党であり、その中でも、かつての社会党(横路グループ)や社民連(菅直人や江田五月ら)を支持する人たちを除けば小沢一郎に支持が集中している。しかも横路グループは小沢一郎が民主党入りした当初の時期に政策協定を結んだ。小沢一郎は旧自由党系の人たちが「小沢派」として結成した「小さな政府研究会」には加わらなかった。

毎日新聞が国政選挙の前に全候補者にアンケートを行なう「えらぼーと」を始めたのは2007年の参院選前である。あの時私は民主党の各候補者の回答を調べてみて、旧自由党系、小沢一郎系の候補者の主張の「タカ派」ぶりに閉口した。例として一人挙げれば森ゆうこ(森裕子)がそうだ。あの頃小沢一郎率いる民主党は「国民の生活が第一」をスローガンに掲げて支持を拡大していた。小沢一郎は2006年の民主党代表選で「変わらずに生き残るためには自ら変わらなければならない」と発言して当選してからまだ1年あまりしか経過していなかった。私は「なるほど小沢一郎は変わったのかもしれないけれど、取り巻きは変わっていないんだなあ。小沢グループって『キメラ』みたいなもんだなあ」と思ったものだ。

だが、小沢一郎は変わってなどいなかった。最初にそれをあらわにしたのが、参院選のあと雑誌『世界』に発表した自衛隊のISAF参加論であり、それに続く「大連立」未遂だった。その頃から、それまでうかつにも「変わらずに生き残るためには自ら変わらなければならない」という小沢の言葉を信じて、ブログで「政権交代」の旗振りをしていた当ブログの論調に変化が生じ始めた。

翌2008年には今で言う「小沢信者」の「植草一秀のもとに『反自公』が結集しよう」という呼びかけに応じず、さらに「政権交代選挙」のあった2009年には「自エンド村」から出たこともあって「小沢信者批判」を強めた。私はこの時点においては「政権交代」の旗まで降ろしたわけではなかったが、票欲しさに橋下徹にまですり寄る民主党に呆れ、それをブログの記事にしたことはあった。

しかし、この時点でもまだまだ私は甘かったのである。当時私は、植草一秀を筆頭とする「小沢信者」は呆れたものだけれど、小沢一郎本人はそこまでひどくあるまいと思っていた。だが、それもまた誤りだった。そのことを痛感したのは、昨年6月の民主党代表選挙で小沢グループが新自由主義者の樽床伸二を推した時だった。この選挙では、前原誠司や野田佳彦らがいち早く菅支持に回った。というより鳩山内閣が潰れると見た彼らが素早く菅直人と手を結んだものだろう。菅直人の応援団が開いた「決起集会」に前原誠司や野田佳彦の名前を見つけて、菅政権はろくでもないものになるなと嫌な予感がしたが、その菅直人に対する対立候補が樽床伸二とは、これでは党全体が新自由主義政党だということではないか。あの「変わらずに生き残るためには自ら変わらなければならない」という小沢一郎の言葉はいったい何だったのかと思った。

以来、私は「小沢信者」と「小沢一郎」を分けて考えることを止め、小沢一郎を徹底的に批判する立場に転じた。その後の小沢一郎の言動を見ていると、小沢一郎自身が最大の「小沢信者」に堕した観さえある。

冒頭の「シンキロウ」さんの批判についてコメントすると、当ブログや『kojitakenの日記』には、確かに叩き易い「小沢信者」批判に流れるきらいがある。だが、「もっと危惧すべき事、優先して批判すること」となると、これは小沢一郎という政治家が、本来社民党や共産党に流れるべき国民の支持を集め、選挙で議席を獲得することによって日本を大きく右傾化させたそのことだろう。これこそが、現在の国内政治の最大の問題点である。「小沢信者批判」にかまけて「小沢一郎批判」から逃げてきたとするなら、私はそのことを強く批判されなければならないだろうが、小沢一郎に対する批判の手は決して緩めてはならない。今こそ小沢一郎を徹底的に批判すべき時である。

小沢一郎を支持するのは何もネットの狂信的な「小沢信者」たちばかりではない。鳥越俊太郎や江川紹子ら、テレビの常連コメンテーターの中にも支持者は多いし、昨年の菅直人と小沢一郎ががっぷり四つに組んだ民主党代表選を見ても、小沢一郎への支持がきわめて根強いことは明白だ。

参院選における自民党大敗を受けて成立した海部俊樹内閣の発足とともに自民党幹事長に小沢一郎が就任したのは1989年(平成元年)だった。以来、日本の政治は小沢一郎と小泉純一郎に引っかき回され続けた。小泉純一郎が引退した現在も、小沢一郎は生き残っている。

小沢一郎の最大の罪は、「政治改革」と称して衆院選に小選挙区制を導入したことだ。小選挙区制下では多数政党の力が異常に強くなるが、政党の組織論からいっても、公認権を持つ執行部の力が異様に強くなり、個々の政治家たちは執行部に逆らえなくなる。だから有能な政治家が育たないのである。今回の民主党代表選でもマスコミが書き立てる「候補者候補」の顔ぶれはお寒い限りだが、それは3年前に麻生太郎が当選した時の自民党総裁選とて同じだった。小泉純一郎自身は「政治改革」に反対した政治家だったが、2005年の「郵政総選挙」ではこの悪しき選挙制度を最大限に悪用して自民党が圧勝した。あのあと、自民党の政治家たちが「わが世の春」を謳歌したかと思いきや、みな小泉純一郎の顔色ばかり伺って何も言えなくなるというお寒い状況が現出したのだった。

だが、小選挙区制の導入に関しては小泉純一郎は「抵抗勢力」であり、小沢一郎は「改革派」の旗頭だったことは、どんなに強調しても強調し過ぎることはない。

小選挙区制導入の責任だけではなく、小沢一郎の問題点はそれこそ山のようにある。政治と金の問題に関しては、西松事件こそ捜査した側の問題を強く感じるけれども、政党助成金を懐に入れ、政党を作っては潰す過程で政治資金の残金を全部せしめるなどの小沢の悪行は枚挙に暇がない。経世会の金庫から忽然と大金が消えて、橋本龍太郎が大騒ぎしたという話があり、この時消えた金は6億円だったと野中広務は言っていたらしいが、小沢一郎の秘書を務めた経歴を持ちながら、一昨年の「政権交代総選挙」で岩手4区から小沢一郎の対立候補として自民党から立って惨敗し、現在では政界から引退した高橋嘉信によると金額は13億円だったらしい。

何より最大の問題は政策だ。「国民の生活が第一」というスローガンや、2009年の民主党マニフェストに掲げられた政策は良いだろう。しかし、それと小沢一郎が昔からやりたくてたまらない「減税」はどう整合性を持つのか。昔小沢一郎が掲げていた政策は、「所得税と住民税を半減し、その代わりに消費税を大幅に上げる」というものだった。現在ではその後段を隠して、「次の総選挙までは消費税増税の議論を棚上げする」ことになっている。だが次の総選挙と言ったって、それはもう遅くとも2年後に迫っている。

私は、2009年民主党マニフェストを実行して所得税の大幅減税もやるなんてことはできっこないと考えているのである。小沢一郎だってそんなことはできっこないと考えているに違いない。だから今は「党内野党」でいる方が楽なのだ。

これでやっとこさ民主党代表選に話がつながった。今朝(8/26)の朝日新聞(東京本社発行最終版)の一面トップの見出しは「小沢氏、前原氏不支持へ」である。その方針で鳩山由紀夫と一致したらしい。ここまでの一連の流れを見ていて、私は「ああ、結局小沢一郎は『八百長負け』を選んだな」と思った。小沢一郎には今回の代表選で勝つ気など最初からさらさらなかったのだ。

昨日の『kojitakenの日記』にkagisouさんからもコメントいただいたのだが、昨日(8/25)の朝日新聞に、小沢一郎が前原誠司との駆け引きで「幹事長」の座を要求して両者の折り合いがつかないことが書かれている。この記事には、「政策はしょせん大道具、小道具。権力持たないと何の意味もない」という小沢一郎の言葉が引用されているが、これこそが小沢一郎の政治哲学なのである。

幹事長とは何か。朝日新聞記事から以下引用する。

 幹事長は政権党のナンバー2。選挙の公認権から党・国会の役員人事を一手に握り、党の資金も手中に収める。小沢氏は代表時代、関係の深い鳩山由紀夫氏を幹事長に起用。2006年から08年にかけて「党の機密費」とも呼ばれる組織対策費22億円を側近議員に渡し、接戦の選挙区に集中投下した。「人事とカネ」の権限を背景に、党内最大の小沢グループを結成した。

(2011年8月25日付朝日新聞2面掲載記事より)


記事は以下、昨年民主党代表・首相に就任した菅直人の下で、幹事長の岡田克也が組織対策費を事実上廃止し、投資金を透明化したこと、「金の力」を失った小沢一郎の求心力が低下し、グループを脱落する者も出てきたことを書いている。その後の段落で、「政策はしょせん道具」という小沢一郎の言葉が出てくるのだ。

小沢一郎が前原誠司に突きつけた条件は、前原にとってのめるものであろうはずがない。だから小沢一郎は前原支持を取りやめたのだが、小沢一郎が前原誠司の不支持を表明した今となっては、最初から小沢一郎は今回の代表選に勝つつもりなどなかったのではないかと思わざるを得ない。

歴史は繰り返すという。小沢の狙いは14年前と同じなのではないか。民主党最後の代表選で勝つ。そして党は解体する。金庫を押さえている小沢はその金を全額押さえる。これが新進党の最後に小沢一郎が行なったことであり、当時の新進党党首選の対立候補は鹿野道彦だった。小沢一郎が今回の民主党代表選で鹿野道彦を支援することなど最初からあり得なかった。

だが、いつまでこんなことをやっているつもりなのだろうか。14年前には小沢一郎はまだ55歳、政治家として脂の乗り切った頃だった。だが現在はもう69歳。政治家としての先はもう長くない。

歴史は繰り返すというのは前原誠司にも当てはまる。2005年の「郵政総選挙」のあと、民主党代表選で前原誠司が菅直人を2票差で破って当選した時、なんでこんな軍事タカ派なんかが民主党代表になるのかとショックを受けたものだ。なんでも投票直前のスピーチが民主党国会議員の心をとらえ、それで菅直人から前原誠司に乗り換えた議員が複数いたらしい。なるほど前原誠司は口は達者だし、党内政治にも長けている。昨年6月の民主党代表選でいち早く菅直人にすり寄ったのもそうだったし、今回、フライング気味に飛び出して「増税」を前面に出して総スカンを食った「野ダメ」こと野田佳彦を横目で見ながら、「派内の突き上げに動かされる」形で土壇場になって出馬したいきさつもそうだ。もしかしたら前原は最初から「あと出しじゃんけん」を狙っていたのではないかと思えるほどだ。

だが、前原誠司には「偽メール事件」の失敗がある。私はいつも思うのだが、一度誤りを犯した人間は、同じ誤りを必ず繰り返す。前原誠司もまた誤りを繰り返し、その政権は長くは持たないだろう。

野田佳彦であれば、来年9月までの「つなぎ」の首相・代表を務めることになっただろう。だが前原は「つなぎ」には甘んじず、解散の道を選ぶと思う。そうなれば総選挙で民主党は大敗し、自民党政権が復活することは確実だ。

そうはならず、来年9月に代表選が行なわれ、小沢一郎が代表に復帰した場合も、民主党の解体が起きる。その場合は政界再編が起き、政治資金を持ち逃げした小沢一郎が一定の影響力を保つ。小沢新党と安倍晋三らが組む連立政権だって誕生しかねない。ちなみに、今回もし前原誠司が小沢一郎の要求を受け入れて幹事長ポストを渡したとしても、民主党が分裂して小沢一郎が政治資金を持ち逃げする日が来るのが前倒しされることしか意味しない。前原が小沢の要求を受け入れなかったのは当然のことだ。

どっちみち民主党という政党はそう長続きはしない。日本の政治は廃墟になりそうだが、そのあとに出てくるのが橋下徹かどうか、そんなことは今はもう考えたくもない。

とりあえずは小鳩派が誰を担ぐか見てみることにしようか。昨年担いだのは新自由主義者の樽床伸二だった。もし今回小鳩派が担ぐのがあの「原発の守護神」海江田万里だとしたら笑ってしまう。リフレ派から一定の支持を得た馬淵澄夫を担ぐことはよもやあるまい。馬淵はリフレ派からは支持を得たものの、「原発を選択肢として残す」という寺島実郎ばりの「エネルギーのベストミックス」論を持ち出し、曲がりなりにも原発ゼロを掲げている前原誠司と比較してもさらに「脱原発」に後ろ向きなところを見せた。しかし、海江田万里となるとこれはもう前原誠司や馬淵澄夫どころの話ではなく、「原発推進積極派」である。野田佳彦よりさらにひどいのではないだろうか。

とにかく、小沢一郎はここまで日本の政治を引っかき回し、めちゃくちゃにした。これでもなお日本の「リベラル・左派」諸氏は小沢一郎を支持するというのか。支持するとしたらその理由は何なのか。「国民の生活が第一」というスローガンや「2009民主党マニフェスト」? そんなものを信じてはいけない。

他ならぬ小沢一郎自身が「政策はしょせん道具」と言っているのだから。
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党員でもなんでもありませんが、もう共産党以外に入れるところなんてありません。たとえ死に票になるとしても、バカのひとつ覚えだろうと何回でも投票してやるつもりです。
 仮に共産党が不出馬なら、投票用紙に「原発反対」とかなんとか書いて出そうと思います。
 「権力がなければ何もできないじゃないか」というのは、まさに小沢信者の常套句です。共産党や社民党に投票する人に対して投げかける言葉です。だからそんなザコにいれても無意味だと。
 それで権力があったときの小沢といえば、マニュフェストを守っていたとはお世辞にもいえませんね。それに対する言い訳は、「党内の抵抗勢力が」です。安倍や麻生や中川を持ち上げている、一部のネトウヨと思考回路は全く同じです。

2011.08.26 12:33 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

小沢が海江田支持だって・・
海江田なんて・・タレント。
日本おわたな

2011.08.26 19:09 URL | やまぼうし #ehuBx04E [ 編集 ]

前回コメントした時に、是枝裕和監督の仕事から、学生時代に社会福祉学で、障害を持つ子(といっても中年男性)とその母親の話を紹介されたことを思い出しました。いつも優しく子どもに接する母親の姿を近所の人たちが見ていたけれども、ある日母親は息子と無理心中をしたという話です。
私はこんなことを少しでもなくしたい、と一番に考える政治家を応援したいと思います。経済成長を求めるにしても、そのために必要だから求める、と。
「小さな政府」が必要最小限のことをする政府だとすると、本当はこういうことを一番にする政府でなければならないのではないでしょうか。今の「小さな政府」は、(安直な例えですが)レクサスに乗れる人を増やすための政府であるかのようです。
こう考えたとき、私も、民主党に対する失望は、とても深いものです。なぜ今の争点が、小沢氏の復帰なんかになるのでしょうか。
今の希望は、震災と、それにも関わらずこのような政治が行われるということによって、私たちの中に何となくある「政治家になるような血筋や立場の人以外は怪しいし…」みたいな感覚に変化が起こるということです。
まずは、さとうしゅういちさんや(政治家ではありませんが)湯浅誠さんのような人を私たちが盛り上げていくことが必要だと思います。さとうさんは、政治に関心がある人たちが問題にする「現実的」かどうかという点でも、しっかりしているように思います。今回のエントリーに関連して、民主党の分析についても、菅政権誕生時に、次のような鋭い記事を残しているのを見つけました(こちらの方は既にご存知かもしれませんが…)。
http://www.janjanblog.com/archives/5061

2011.08.26 20:00 URL | suterakuso #- [ 編集 ]

ということで小沢氏が正式に海江田氏支持表明。
予想通りとはいえ笑ってしまう結果。

2011.08.26 20:48 URL | meditation2011 #- [ 編集 ]

このエントリーの題名からわかる通り、完全に「創価信者」の前原支持だな。そんなに前原が首相になって嬉しいのか?

信心で判断しちゃう屑だな。

2011.08.26 23:00 URL | qwsa #- [ 編集 ]

qwsaさんよ。

おまえ馬鹿じゃないか。全く文章を読む能力もないのかよ。

小沢があの涙を流した原発推進派の海江田を応援するとは、正しく小沢は大馬鹿野郎だ。何が政治主導だよ。よりによって海江田を支持するとは。小沢にあるのは、政局しかない。これは揺るぎない事実だよ。目くそ鼻くその比較になるが、海江田よりもまだ前原のほうがましだよ(八ッ場ダムの問題も含め、前原など全く評価しないが、海江田は評価にも値しない)。

もはや民主党は終わりだよ。風太氏にご意見を聞きたいね。まだ、小沢を支持するのですかね。あの海江田だよ、小沢が支持するのは。

2011.08.26 23:19 URL | 負け組の矜恃 #- [ 編集 ]

管理人さんのどこが前原支持なんだよ?

小沢信者って、人のお話や文章をまともに読まない(読めない)奴が多いですよね。
なぜなら、とにかく小沢ありきだから。
そのために都合のよい部分だけをつまみ食いして、全然事実と反することを平気で書き込んで、恥ずかしくないの?……まあ恥ずかしくないんだろうけど、小沢センセイをイイ者に仕立てあげるためならね(笑)。
だからある時は「小沢先生は一兵卒だ」とか言ったり、ある時は「比類なき大物政治家なのだ」となったりするわけだ。

あのさ、
3・11直後の小沢先生の対応一つとって見たって、コイツ政治家としてあきらかに終わってんじゃん。
あのサンケイに突っつかれてようやくブログでコメント発表て・・・そりゃ岩手の方々もあきれ果てるわな・・・。
あれ見てもまだ信者・支持者やってる人、もう政治うんぬん語る資格なくないですか?
小沢と同じでもういいわ。
代表「選挙」みたいな自分に興味のある事だけには相も変わらず露出して存在感を誇示ですか。アホか。
さぞ震災には興味なかったんだろうね。

小沢とか信者はもうどーでもいいとして(笑)、

民主党を支持してきたジャーナリストとかブロガーで、今しっかり「反省」してる人ってほんといないですよね。
これは大問題だと思うんですよ。
何だか今、反原発を叫ぶことで必死にごまかしてるようにさえ見えますから。
だって民主党が原発を推進する政党なんてことは鳩山の時から分かってたわけですけど、(たしか「原発輸出」担当、前原でしたっけ)
そん時は原発も護憲も見事にスルーしてーの応援・支持だったわけで。

支持者・応援団やってた人、今どうよ?
反省の弁ぐらい述べたら、と思うけど。
つーか、述べろよ!マジで。

・・まあヒドイもんですよね、あちらこちらのブロガーさんたちも。
あんなに燃えていた政治の話自体、スルーしてるお人もいらっしゃる今日この頃なわけですけれども。

まずは今、左派風ブロガー・ジャーナリスト達の「反省」なり「総括」なりから始めないといけないと思いませんか?
(こちらの管理人さんは反省すべき所とかきっちり自省なさったり、訂正したりされてますよね。ですから今もずっとこちらを拝見させてもらっております)

意外と左側のブロガー・ジャーナリストってプライド高い方が多くて、ほんと誤魔化し上手ですよね。
えーと、例えば江川紹子さんって、今どっかで何か言っているのでしょうか?

ごまかすんじゃねえよ。と言いたいです。

2011.08.27 03:00 URL | siroto #I0CqFebU [ 編集 ]

マニュフェストの原点に返る=原発推進でしたね。小沢が代表の時、原発推進が明記されました。海江田がマニュフェスト堅持、というのは、原発推進していく、ということですね。
 小沢を支持している人たちは、昨日あたりから沈黙しているようです。

2011.08.27 09:10 URL | puyonyan #- [ 編集 ]

>sirotoさん

>だって民主党が原発を推進する政党なんてことは鳩山の時から分かってたわけですけど、(たしか「原発輸出」担当、前原でしたっけ)
>そん時は原発も護憲も見事にスルーしてーの応援・支持だったわけで。

>支持者・応援団やってた人、今どうよ?
>反省の弁ぐらい述べたら、と思うけど。
>つーか、述べろよ!マジで。

同感です。

今でも覚えているのですが、09年の総選挙直前の「日経エコロミー」。飯田哲也さんが「各党のエネルギー政策」をまとめた記事がありました。そこで、はっきりと民主党が原発推進の立場であることが明記されていました。正直言うと、それまで私も民主党のエネルギー政策はよく知らなくて、その記事を読んで「民主党って、やっぱり自民党と大差ないんだ」と失望したものです。
あの時、「小異を捨てて大同に」「とにかく民主党による政権交代」を絶叫し、共産や社民が候補者を立てると「自公を利する利敵行為」とか言っていながら、今や「脱原発」を叫んでいる人たちは多いわけです。「脱原発」を主張すること自体を非難する気はありません。それは、大いに結構。しかし、自身の過去の言動にはしっかり責任をもって自己反省してもらいたいです。それができない人の「脱原発」の訴えなどとても信用できません。

2011.08.27 15:44 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]

こういう機会(民主党代表選)だから仕方ないのでしょうが、政敵の失点のようなことばかりで盛り上がる気には、あまりなりません。
もっと、脱・反原発が進むに当たって何が前進しているのか、被災民救済や放射能防護対策がどう進んでいるのか、そういったことでもって喜びを感じたい。

そういう意味では、小沢一郎を信奉する人たちが混乱しているというなら、それは脱・反原発という意味では彼らが同志であるということ。
そのことがよくわかって、私は喜ばしい。

それで彼らが「もう次には(orそれでも)誰それの政治家、どこそこの政党しかない」という方向に進まず、
誰が総理になり、どこが与党になろうが、揺るぎない脱・反原発の国民運動を作っていくしかないんだ、
代議制民主主義などクソッタレ!
国民運動・国民投票でとにかく原発によって飯を食う全てを、日本において叩き潰すぞ!

という方向に多少にしろ顔を向ける、考える、行動する機会に、今回の民主党代表選がなってくれたら、さらにいい。

『政治家さんの政治』的には脱・反原発及び放射能防護対策等は後退状態に今後はなる。
けれど『国民による生の治め』は、それによる脱・反原発運動や放射能防護対策のストップを甘受していたら、北から南まで、全て寿命は後10年と考えなければならない(と、個人的には思う)

本当に、待ったなしの状態の連続で、全て諦めて刹那的に生きるのも道かなぁと、我慢が足りない私は思ったりもするのだけど、
それでもかかる事態に国家国民を貶めた流れは、私含めこの国に生きてきた人間全ての原罪とすべき事柄だから、そのことを自覚した上で、どう生きるか、私はよく考えたい。

「悪かったのはお互い様なのだ。
 だって誰か正しかったら、こんな事態を招く前に、その正しさでこうなる前に物事を正しておいてくれなくちゃ、おかしい。
 みんながみんな、いたらぬところがあって、かかる事態になったのだ。

 とすれば、その罪は皆で背負うべき、原罪とすべき。
 後ちょっとかもしれないこの先の未来をより良く作るために、何が出来るか、人任せにしないよう、その原罪を抱えて、共にがんばりましょう」

そんな風な言葉をかけあって、共に脱・反原発の道を歩むことを皆で考えられたら、私としては悔いはあまりない。

きれい事過ぎるかな?(苦笑)

2011.08.27 17:22 URL | 朱の盤 #XQYq98OQ [ 編集 ]

鳩山、菅と来て、次は誰だって?
なあ、経済・財政も外交もなんもよくなった気がしないんだが、なおさら危機に向かってると思えるんだが。
社共とかの古い物語にも飽きたよ、民主の脳天気にもうんざりしたよ・・・
 解散まだかなあ

2011.08.28 05:17 URL | nanbu #- [ 編集 ]

なぜ古寺さんが小沢さんを嫌うのかよくわかりました。
だけど本当に古寺さんが仰るとおりなのかな?

まず小沢さんが小選挙区制を導入したせいで社会党や共産党に流れるはずの票が民主党に流れたという件です。
私はこれは流れるべくして流れたのだと思っています。
はじめに社会党ですが、この党には政権政党としての自民党(=霞が関)に代わる・対抗できる経済政策があったのでしょうか。
いわゆる社会政策というのはあったのでしょうが、日本経済に対しては自民党に代わりうる提言がほとんど見えてこなかったと思います。
だから国民から見たら単なる反対政党=与党のお目付け役としては存在価値があったかもしれませんが、それだけなのです。
よって社会党は結局は労働組合政党として組合の代弁者としての価値しかなかったのです。

次に共産党です。
こちらは少なくとも経済政策については社会党よりははるかに積極的であったと思っています。
日本経済への提言などというものも出していましたしね。
しかし共産党は広く支持層を広げる努力をしたのでしょうか?
党内にはそのような動きをした人たちもいたようですが、宮本議長や不破委員長は許しませんでした。
結果的に市民運動を取りこむような事はしましたが、対等な立場で提携してウイングを広げることは決してしませんでした。
だから市民運動側にしてみれば共産党と組むのには大きな抵抗があったと思います。
しかもこの党の組織は民主的とはいえないところがあります。
今の志位委員長ですが、彼が委員長にどうしてなったのか私にはさっぱりわかりませんでした。
末端の党員の人たちに聞いてもそれは同じでした。
これでは党員はなんとか納得しても、一般国民にはその閉鎖的体質は理解できないはずです。
要するに共産党は本気で政権を取ろうとは思っていないから内向きなのです。
勿論いまだに目の敵にしている公安などの存在もあるから致し方のない部分もあるのでしょうが、それでもやはり政権を取る気があるならもっと積極的に戦略を立てて打って出る以外はないと思います。
幹部達が代々木のお城の中に閉じこもっていては国民の賛同は得られないと思いますよ。

また社会党も共産党も政権交代を狙うのならばまずとりあえずはアメリカとどう付き合うかを示さなければなりません。
でも私の知る限り何もしてこなかったに等しいでしょう。
だから考えました、社会党は労働組合の為の政党であり、共産党は共産党の為の政党なのだと。
それでも自民党一党独裁時代にはお目付け役として一定の支持を受けていたのですが、政権交代を目指す民主党が生まれて用済みになりました。
社会党構成員は社民党と民主党に分かれ、いまでは民主党内で一定の力を保持しています。
共産党は地方議会で地道な活動からなんとか一定の議席を確保して細々と活動を続けています。
この結果は別に小選挙区制を導入したからなどではなく、元々政権を取ろうとする意志が無かったので支持が離れただけのことです。
党勢が衰えたのも、若い層は未来への希望(政権奪取)を目指さないような政党には興味などもてるはずもないからです。

2011.08.28 10:29 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

自衛隊のISAF参加論ですが、これは小沢さんが日本の自衛隊を国連を大義名分にしてアメリカの傘下から切り離そうとする為に仕組んだものではないかとみています。
実際に今の日本の自衛隊は、海上自衛隊は完全にアメリカ軍の指揮下に組み込まれていると見て間違いないでしょう。
そして航空自衛隊も、主力戦闘機やらすべてアメリカ製で、間違いなくアメリカの属軍扱いです。
だいたい横田などの米軍基地に行けば、自衛隊員が仲良く米軍兵士と訓練をしている風景に遭遇できます。
せいぜい陸上自衛隊がかろうじて独立性を保っている(主力装備は国産ですね)のかな?という程度ですが、こちらも米軍によるアプローチで、いつまで独立性を保てるのかと言う感じです。
だからこそ小沢さんはやたら国連を持ちだして、自衛隊の行動に国連による縛りをつけようとしているのでしょうね。

私もISAF参加論に全面的に賛同では勿論ありませんが、それよりも実質米軍の傘下に自衛隊が組み込まれている事にこそ危機感を感じています。
これでは米軍が、例えば中国軍と交戦状態になった時に間違いなく日本は巻き込まれます。
日本国民の意思でそうなるのならば、それはそれで国民の主権が行使された事にはなりますが、アメリカの意思で自衛隊が軍事行動に入るなどとんでもないことです。
そこにもはやISAF参加論どころではない現実があるのに、それをおいての議論は出来ないと思います。
おそらく小沢さんはこの自衛隊のISAF参加論で自衛隊のおかれている現実を国民に認識させようとしたのではないでしょうか。
だからこそ、この小沢さんの提起は世論を喚起するような大きなものにならないまま終わったのだと思います。
それはこの問題を議論していけば必ず自衛隊の現実が国民にわかってばれてしまうからですね。
日本的な曖昧なインチキさで国民の目から現実を遠ざけてしまっているわけです。
もしこのことを真剣に議論していけば、国民は自衛隊のISAF参加の前に自衛隊の現に置かれている現実に驚愕した事でしょう。
我々の自衛隊はいつのまにかアメリカの軍隊になっていたのですからね。

私は自衛隊のISAF参加論がもっと大きな問題になれば、自衛隊の置かれているその現実に対してどうするのか、国民が自分自身で決める意思表示をする機会を生んだのではないかと思います。
そしてそれが本来の民主主義のはずでしょう。
国民は米軍の傘下に自衛隊が置かれているのはおかしいと思えばそう意思表示すればいいのです。
勿論自衛隊のISAF参加論に対してもいやならばNOと言えばいい。
国民に自己決定をさせたくないからみんな誤魔化しているだけの事です。
小沢さんはそんな日本的あ・うんの八百長のような世界を引っかき回そうとしているわけです。
だからまた左右両陣営から嫌われるのでしょうね。

2011.08.28 10:34 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

政権党の代表を決める選挙なのだから、その代表にならんとする人が自分はこういう政策を実行したいと表明することは普通なことでしょう。

原発、財政、税、社会保障、貧困など今こそどうするかの重大問題は山積みです。
自分が代表-総理になれば、かくのごとく懸案は解決したいと訴えることで共感を呼ぶことが出来る。
政策を訴えることによって代表選は民主党内部のことだけではなくて国民と繋がったものになるのと違いますか?

今のまま政策論争を回避するならば、代表選はコップの中の嵐に過ぎな
いと思われてソッポを向かれます。
そして民主党は一体何をしようとしているのか国民には見えない。
そういった政党が支持されるわけもなく、次の総選挙では今の選挙制度のもとでは自民党しか選択肢がないという悲劇(喜劇)的な状況となるのではないでしょうか。


2011.08.28 10:54 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

政党助成金の問題は、実際にどうなのかわからないのでその点については何ともいえませんが、
ただその金を小沢さんが自分自身の物にしていない限り私はそのことに問題があるとも思えません。
なぜならば政治には金がかかるのに国民は政治に金がかかるのを認めようとせず一銭もだそうとしないからです。
(これまたマスコミなどが盛んに政治に金がかかりすぎるとか何とかいって国民が金を出さないでいるのを正当化していますよね)
まともに政治活動をするとしたら公設秘書だけではなく多くのスタッフを抱えて政策を作っていかないとならないのです。
そしてそういう経費は、想像以上に膨らむはずです。
役人にすべてをお任せならば最低限で済むのでしょうが、自前でやれば例えば細野議員クラスでも年間4千万円以上はかかると本人が言っています。
小沢さんは多くの新人議員を育てているので彼らの面倒も見なくてはならず、金は一銭でも欲しいでしょう。
移動はワゴン車、行きつけの飲み屋は居酒屋で時にはファミレスでビールに舌鼓。
金権政治家のイメージの強い小沢さんが実に質素な日常を送っているのは余分な金が無いからでしょう。
言われている様などこかのゼネコンから巨額な献金でもあればいいのでしょうが、あるわけがない。
だから政党助成金が小沢さんの金庫に移っていたとしても私は許せますね。
それで多くの政治家が育つのであれば生きた金になると考えますから。

さて今回の代表選ですが、小沢さんは迷いに迷った結果海江田さん支持に決めたようです。
正直言って海江田さんは前原さんの次に選びたくない政治家です。
なぜならば海江田さんでは霞が関の変革は無理だからです。
あれだけ経産省に懐柔されるようではどうしょうもないですからね。
でも海江田さんを次善の策として選んだとすれば、小沢さんは海江田さんならば少なくとも党内を分裂させる事はないと考えたからでしょう。
前原さんでは過去の彼の行状からいって民主党は崩壊へ一直線でしょう。
そして同時に日本も。
しかし知名度や見た目だけで支持率が上がる日本では、総選挙向けの顔としては他の候補よりは前原さんの方が見栄えがいい。
それで代表としては前原さんの方が総選挙向けとして優位だとばかりに議員票が行けば日本はドボンです。
だからそれだけは何としても阻止する為にはとりあえず知名度がある海江田さんだったのでしょうね。
そして前原さんには政治資金の問題があり、代表選ではそれが総選挙向けにはマイナスイメージになりますから、差し引き海江田さんで対抗できる。
まあそんなところでしょうが、情けないというか、でもこれが今の日本の民度を反映していると言ったらその通りでしょうね。
あんな何も出来なかった無能な前原さんが世論調査で高い支持率を集めるのですからどうしょうもありません。
国民は何を基準に総理候補をみているのでしょう・・・たぶん見た目とマスコミの評価だけでしょうね。
自分自身の中に価値判断の基準(物差し)を持たないから周囲の評価、特にマスコミの論調を見て自分の意見をそれに合わせようとするのでしょう。
これこそが日本人が国際社会でバカにされるゆえんです。
良い大人が政治的社会的にはなんら素養を持ち合わせていないのですからね。
そんなわけで私は海江田さんには何も期待していませんので前原総理阻止だけの意味しかないと考えています。
あとは海江田さんの推薦人に名を連ねている人たちが責任を持って海江田さんを説得して、例えば原発政策を改めさせて脱原発・自然エネルギー推進にもっていくしかないでしょう。
国民本位の政権を掲げるのならば当然のことです。
でなければ私は海江田政権を認めません。

私が小沢さんに期待するとしたら、この体制を変革する事だけです。
小沢さんが政策はしょせんは道具と言ったのが本当だとしたら、それは(今の日本の現状では)真実だと私は思います。
なぜならばこの国では政策はすでに大枠が決まっていて、せいぜい政治家はその枠内でほんの少し弄れるだけだからです。
だから時代が移り国際情勢がどんなに変わろうとも、大きな政策変更はこの国ではなされてこなかったのです。
今の日本は、殆ど何も変わらずに、ただただアメリカに合わせて漂流しているだけです。
だから政策はしょせんは道具と言うのはそのとおりなのです(よって原発政策も変えられない)。
にもかかわらず政治家は大きなことを平気で言うし、マスコミもあたかもそれが通るような嘘を平気で付く。
まったくもって、よく言うわです。
だからこそまずは政策を通せる体制作りこそ今早急にしなければならないことなのです。
国民が求める政策をしっかりと実行できる体制なくして、建前上の政策だけ格好のよい事をいっているから社会党も共産党も駄目なのです。
しかしこの政策を政治家がきちんと打ち出せる体制づくりが実は一番難しいことであり、日本はまだそれの構築に成功していないのです。
09年マニフェストは、それを実行する為には予算の組み替えをしないとならず、その為には霞が関の抜本的変革が条件になります。
だからこそ、このマニフェストを実現することが、同時に霞が関の変革を実行する事につながったはずなのです。
だからこそマスコミや野党はこのマニフェストを実行させまいと必死に世論誘導をしたわけですし、また霞が関の抵抗もすさまじく、元々その気の薄かった現執行部はすぐに白旗を掲げてマニフェスト放棄に走ったのです。
これを直さなければ本当の民主主義をこの国で実現することは困難であり、だから小沢さんは必死なのでしょう。

古寺さん、小沢さんがまたもや党を分裂させて政党助成金を持って新党結成という指摘ですが、私はそんな時間的余裕は今の小沢さんにはないと思っていますよ。
もう崖っぷちの日本ですから今の民主党を少しでも早く立て直して国政に当たらなければならないはずです。
幼稚な民主党現執行部などに任せていたら日本自体がドボンですからね。
まして自民党に政権交代など日本の自殺行為です。
それだけは阻止しないとという事で、小沢さんはとりあえず海江田さんを支持するという苦渋の選択をしたのだと思います。
小沢さんにはこの民主党をなんとしても育てないとならないという決意があると思います。
口だけ番長の前原さんなどではない真のリーダーを育てようと小沢さんは必死なのだと思います。
その為にも民主党を壊したら意味が無いのです。
仙谷さんらは自民党と連立(霞が関と組む)して小沢さんらを追い出したいのでしょうが、少なくとも小沢さんにはそれはないと思います。
小沢さんから見たらそんな仙谷さんらですら、とりあえず駒として持っていたい存在だと思いますからね。
強大な霞が関の、お上の力に対抗していくには駒は多ければ多い方がいいのです。
だから小沢さんが自らの意思で民主党を分裂などあり得ない話なのです。

でもつくづく情けない日本ですね。
小沢さんの主張する改革などはただのスタートラインに過ぎないのにそれでも大騒ぎをしている。
これだけ世界情勢が流動化していて、アメリカも超大国とやらの座から滑り落ちそうになっているというのに何を内向きのことばかりしているのでしょう。
前原さんらもいかにも新しい考え方の政治家の様に装っていますが、実態は相変わらずアメリカしかみえていない「旧守派」(この表現も懐かしいですね)にすぎません。
もっと未来の世界で生きる日本人をどうやってフォローするのかを考えた国づくりをしないとならないのに呆れるばかりです。
このままでは一歩も前へ進まないどころか自滅ですよ。ホント
早くしっかりとした政治家を育てないと、日本は弱い層から順に消えて行くだけです。

本当は小沢も反小沢もないのです。
すべての政治家を国民はその時々で取捨選択して自分達の都合のよい国家を作り上げていけばいいのです。
主役はあくまで国民自身であり、その時々で体制がおかしければ変えて行けばいいのです。
しかしこの国の国民にはそれがわかっていなくて、今あるこの体制が絶対的なもので受け入れなければならないものと思い込んでしまっている。
またそう思うように色んな場面で仕掛けが施されているのです。
それを弄りまくっているのがたぶん小沢さんなのでしょう。
だから彼は現体制を信奉する人たちに忌み嫌われる。
今朝のTBSでの毎日新聞の岸井成格主筆の話を聞いているとそれがよくわかります。
まるで個人的な恨みでもあるかのような喋り方で、これがこの国の言論人らの現実なのでしょうね。
いつになったら変わるのかなあ、この幼稚な国は。

2011.08.28 10:56 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

連投失礼します。

マニフェストの破綻は明らかだと思います。
その前提となっていた、無駄な歳出見直しによる9兆円の財源捻出が出来なかった以上、マニフェストに掲げられた政策を実行することは不可能ですね。

あくまでもそれに拘ると言うのなら、何らかの増税による歳入増と共に公務員人件費抑制などの歳出削減による財源確保の道を示さなければ、本気とは思えません。

どんな政策でも財源の裏付けかがなければ絵に描いた餅に過ぎません。
貧困対策にも、経済成長に向けての投資のためにもカネは必要です。
それを確保するためにも財政の再建は待ったなしと思われますけど。

今はその時機ではないと言うセリフは、何時から言って来たことでしょうか。
そして、何時まで言い続けるつもりでしょうか?

2011.08.28 11:22 URL | ミリシヤ #- [ 編集 ]

小沢が管総理不信任で上げた理由が原発対応の不味さ。
その時も今も海江田は原発の責任者。
つまり不信任を突きつけた相手を今度は総理に担ぐ。ならばあの不信任は一体なに・・・
もう言ってる事もやってることもメチャクチャ。
原発対応を批判し続けてきた原口やテニアンが海江田の推薦人。
なら原発対応良かったんだろ?と。
期待してたけど原口もダメだな。

2011.08.28 13:49 URL | 二郎 #- [ 編集 ]

>そういう意味では、小沢一郎を信奉する人たちが混乱しているというなら、それは脱・反原発という意味では彼らが同志であるということ。
そのことがよくわかって、私は喜ばしい。

だと良いのですが。
まぁ、にゃあにゃあ「まじぃ~?」とか言ってる江川紹子さんとかはほっときゃいいと思いますが、問題は小鳩派の脱原発を唱える議員さんたち。
昨日、ツイートチェックしてたら、川口博史氏は「明日12時、有楽町駅前広場で、海江田さんの街頭演説会が開催される。超短期選挙の中で、唯一街頭から訴える機会。たくさんの人に聞いて欲しい。」とか言ってますし、森ゆう子氏は「民主党代表選挙スタート。私は海江田万里候補を支援します。海江田候補は原発ゼロを目指し、原発事故影響対策PTの第一次提言を着実に実行すると政見で明言。小沢元代表を含めて民主党の国会議員全てが力を発揮できる挙党体制を築き、民主党をたてなおしてこの国難を乗り越えようとする姿勢に共鳴。」と。
http://bit.ly/pKWlnW
http://bit.ly/owqLsy
どんだけの人がまたまた洗脳されるか知りませんが、いんちきストレステストを経て年内再稼動とかほざいている奴を持ち上げる。
面の皮が厚いというか、約70-80%の人が脱原発方向だと言っても各論で不安を感じ、時間をかけて段階的に、という意識を逆手に取って言い訳にしているのであろうか?

というネガティブな話はおいといて、昨日は渋谷・原宿デモ参加してまいりました!
まぁ初心者も参加しやすい形で参加者は約1000人強ってとこだったでしょうか?
しかしです。主催者なり中心の方々の意識は驚くほど高く真剣です。
沿道の人たちにどうやったら参加してもらえるか?もっと具体的な行動はないものか?何となく脱原発できるんでしょ、と思っている人たちの危機感というか意識を高めていくためにはどうしたら良い?等々・・・中には電車でF1近くに実家があり、弟さんが亡くなったというお婆さんと出会った方も。
単純な話、考えさせられましたね。

で夜はだらだらとNスペ見たんですが、同時に#nhk、#nhk_shinseiにてツイートもチェックしてました。
私も管理人さん同様、「あの人」の出演に期待もしたんですが、他にはかの悪名高き似非科学批判クラスタの総帥、菊池誠氏にも出演していただけたら良かったのに、という話はともかくとして、視聴者の皆さんのツイートを読むと、脱原発派では半ば「常識化」している事柄が思いのほか浸透していない、ということを改めて認識しました。
安全性の問題、電力需給、コスト、各国の再生可能エネルギー事情等々。
例えばスウェーデンのエネルギー事情。原発12基中2基しか廃炉にできてないじゃん、なんでそこには触れずにスウェーデンを楽園みたいに扱うの?と脱原発に懐疑的な方はつぶやくわけですが、確かに脱原発派のプレゼンは(当たり前といえば当たり前ですが)そこをネグってる。
再生可能エネルギーの将来コストも、澤氏が例によって飯田氏の見積りは甘い、と言ってたわけですが、そこに対する反論もどうもかみ合った議論になっていなかった(飯田氏がお願いしていた説明用フリップが用意されていなかったようですね)。
ドイツとフランスの電力融通の話も誤解している人たちがいたし。
これは番組の進行の問題と時間的制約もありますから、別に飯田氏への批判ではありませんが、我々にはみなまで言わずともわかっていることでも、深く追っていない人には何だかなぁ、という印象を持たれてしまうわけですね。
やっぱりねぇ、時間かかるんだよね、という当たり前の話を再認識した次第。
これは日常でも同じですね。
ネット上ではないので相手を叩きのめすことなぞできようはずもない。
ただ、脱原発やら将来のエネルギーの方向性やらの会話になった場合は、なるべくこんな話もあるよね的に情報を出して、その場では自分の結論を押し付ける言い方はしない。
そうやって少しでも多くの方に知識を共有してもらう、意識を高めてもらう、個人的にはそんなことをやってます。

ちなみにですが、昨日のデモを評して「怒りも悲しみも包括するポジティブ」とか「包括、多様性、共存など今後の時代の流れに於いて重要な鍵となるであろう大きな意味を見たように思う」と若い人たちがつぶやいています。
上から目線で「甘い」とか言うのは簡単ですが、“特定の政治家に期待”“市民意識の低さを嘆く”だけでは物事は進まないんじゃないですか?

2011.08.28 18:51 URL | meditation2011 #- [ 編集 ]

 小沢を利用するくらいの気持ちでいいと思います。
 こ難しいこと言ってたって、一般の人にはわかり難いとの趣旨の事をおっしゃったシンキロウさんの気持ちはよくわかります。結局、馬鹿の一つ覚えの「ワンフレーズ」の小泉政権がやりたい放題で、未だに彼を信奉しているおばかな方々がいらっしゃる事について考えてほしいです。
 前原やましてや自民党なんかに政権を獲られたらたまったもんじゃありません。

 今小沢批判を強めることはマスコミへの援護射撃でなって、前原や自民党に利するだけであり、負けたら何の意味もありません。高校野球にたとえるならば、優勝するためにエースを決勝戦まで温存して使わなかったり、お笑いのM-1に例えるならば、一番面白いネタを決勝戦まで温存しておくようなものだと思います。
 負けたら終了です。少しずれた例えかもしれませんが(笑)。

 ひょっとしたら、寸分たがわず正しい事だけを求めていくというやり方では、勝つのはなかなか難しいかもしれません。

 確かに視点の鋭いkojitakennさんの小沢批判は本当に貴重であり、とても悩ましいのですが・・・

2011.08.28 21:59 URL | haze #- [ 編集 ]

>個々の政治家たちは執行部に逆らえなくなる。だから有能な政治家が育たないのである

これには失笑した。
では今まで有能な政治家がいたか?

明治政府以来、イギリスのポチであった日本は、
グラバー邸の上で原爆が炸裂して以来、飼い主が代わった。

所詮、その飼い主から自称政治をすることを委任された詐欺師たちが、配下の暴力団を使ってアフリカ並みの土人勢力争いを民主主義と美化してきただけではないか。
この全体主義地域に民主主義などいまだかつて一度もあったことがない。
国であったこともない。国を模倣した組織でありつづけただけで、オカルト全体主義の狂ったサルたちが自称政治を続けて来たに過ぎない。

そのなによりの証拠が、311以来の詐欺欺瞞の限りを尽くすサルたちの学芸会だろう。
これを、心有るドイツの人々は、ノミのサーカスと称しているらしい。
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/
>〔フクシマ・NEWS〕 永田町 民主(?)「蚤のサーカス」始まる!

いやはや、サルならまだ霊長類として扱っているからまだましで、偉大なるアーリア人から見ると東洋のお猿さんの顔をしたノミの集団ということのようだ。
まあ、いまだに死刑などと言う刑のある日本は、EU加入資格をもつ可能性すらないわけだ。

>福島の中学生が修学旅行先の横浜で福島産「桃」を無料で配布
http://alcyone.seesaa.net/article/222843256.html

ここまでくると、新手の宗教テロ組織やヒトラーユーゲントを思い出す。

>〔フクシマ・この国は恐ろしい国・NEWS〕 「避難所」閉鎖 追い出し 始まる
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2011/08/post-19ac.html#more

エテ公の下劣な心性があらわで、外国の失笑をかう。ソ連ですらこんなことはなかっただろう。

エテ公はエテ公らしく、TPPでもくらって絶滅した方がいい。
それが世界平和につながる。
なぜなら、世界最大の債権国がなくなれば、世界中の債務国は債務から解放されるのだろうから。

ただ、債務から解放されても、アングロサクソン・ユダヤ・詐欺資本家・カルトファンドのくびきからは永遠に逃れられないだろうが。

2011.08.29 01:51 URL | エテ公はエテ公らしく、朝三暮四をありがたがっていればよい #a2H6GHBU [ 編集 ]

野田さんが新総理だそうです。
なんというか、今頃は財務官僚達が祝杯でもあげているのでしょうね。
そして自民党・公明党も大連立=政権復帰に備えてこちらも祝杯なのでしょうか。
元の黙阿弥とはこの様な事を言うのでしょうね。
何の為の政権交代だったのか。
ものの見事に霞が関にしてやられた感じがします。
日本は何があっても何が起こっても変われない国の様です。

追伸
なにやらNHKが代表選の最中に盛んに流した「馬淵さんが決選投票では海江田さん以外の候補に投票を呼びかけた」という情報が間違っていたようです。
実際は逆だったようですね。
どちらへ投票するのか決めかねている議員が多数いたはずの時間帯に何回も流されたとんでもない誤報。
この情報で情勢を見図っていた議員が野田候補に流れたとしたら・・・。
38票差ですからなんとも微妙です。
こういう露骨な事をされるとなんとも腹立たしいかぎりです。
誰がどういう意図で流したのかわかりませんが、これは単なる誤報ではすまないとんでもない話です。

2011.08.29 19:18 URL | 風太 #seTEoywg [ 編集 ]

> 小沢一郎という政治家が、本来社民党や共産党に流れるべき国民の支持を集め、選挙で議席を獲得することによって日本を大きく右傾化させたそのことだろう。これこそが、現在の国内政治の最大の問題点である。

よくわからない論理ですね。「小沢一郎という政治家が[・・・]日本を大きく右傾化させた」というのは。それと「本来社民党や共産党に流れるべき国民の支持」なんてものを想定するのはナンセンスですね。

完全に思想が一致する者が力を合わせるのは簡単ですが、たいていは、他者は自分の思うとおりになってくれない。議会とは通常、そういう場ではないですかね。右寄りだろうが左寄りだろうが、一致できる点を探し、政策形成をしてゆく。それが政治家の仕事ですし、だいたい町内会とかでもそんな仕組みで動いている(はず)。それを拒絶するような政治家がいるとすれば、彼は議会にいても自室に篭っているのと同じですね。

立論の動機が感情的反発にあるために、失礼な言い方ですが、ひとりよがりな論理の展開になるのではないでしょうか。

2011.08.30 02:28 URL | alban #4tTq0fxs [ 編集 ]

>albanさん
>小沢一郎という政治家が、本来社民党や共産党に流れるべき国民の支持を集め、選挙で議席を獲得することによって日本を大きく右傾化させたそのことだろう。これこそが、現在の国内政治の最大の問題点である。

「小沢一郎」というより、小沢氏が中心となって行った政治改革=小選挙区制による保守二大政党制がもたらした結果です。
今回の代表選を見ればわかるように、民主党を牛耳っているのは自民党と大差ない右派の保守政治家ばかりで、「民主党リベラル派」などお飾りにすぎず、自民・民主は両方とも似たり寄ったりの保守政党というのが実態です。にもかかわらず、民主党には旧社会党出身者などがかなりいることなどもあって、あたかも自民=保守的な右派、民主=リベラル左派のような幻影に少なからぬリベラル左派が惑わされてしまいました。
しかも、小選挙区制の元では、社民党や共産党に投票しても死票になってしまう、ならば主張が少しでも近い(ように見える)民主党に入れようという心理に従来は社民党や共産党に票を投じていた有権者が陥るのも無理はありません。
現に、私の姉もそのひとりです。彼女は護憲派であり、社民主義的な福祉社会を理想と考えており、選挙権を持って以来、選挙では常に社民党(社会党)や共産党、あるいはリベラルな無所属候補に投票してきました。その姉が、ここ数年の国政選挙で小選挙区のみならず比例でも民主党に入れているというのです。姉のような投票行動を取る「リベラル左派」はかなりいると思われます。小選挙区制施行直後は、まだ二大政党化に抵抗し社共に投票していた人でも、それらの党が弱小政党に転落し、国政への影響力もあまりに弱くなっている現実を前に、民主党にせめてもの期待をかけるようになってしまいました。そして、その民主党が冒頭に述べたように、実は自民党と大差ない右派政党なのですから、Kojitakenさんが言われるように、日本が大きく右傾化したのも当然でしょう。

2011.08.31 00:03 URL | ぽむ #mQop/nM. [ 編集 ]













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